みじんこのつの

雪の降る町に生まれ、
雷の多い町で育ち、
花の名前の町に住み、
山の上の小さな病院の、
小さな存在の日記です。

アイスタイム

2006-07-15 00:06:18 | Weblog
クレオちゃんは↓の日記の当直で、徹夜&次の日も嵐、というとても悲惨な目に逢っていました
クレオちゃんが当直の時に、
強直性脊椎炎のおじいちゃんは亡くなり、
次の日、わがままなおばあちゃんが亡くなり。
おばあちゃんがarrestした時、
病棟に医者はクレオちゃんはたった一人だったそうな。

それでも、一生懸命頑張るクレオちゃんが好きよ

次の日はユウちゃんの当直で、
CPAを引き寄せる不思議な力のあるユウちゃんは、
案の定外来で戦い続け、
次の日の朝私達が「おはよう」という時には、
最後のCPAが終わったところでした。

それでも変わらず人柄の良いユウちゃんが好きよ

この二人がいなかったら、私救命でどこか壊れちゃった気がします。
大変なことがあっても、「ひどい」「やばい」と笑える仲間がいて本当に良かった


さてさて、

私達3人は、お昼を食べた後3人でおしゃべりしながらジュースを飲んでひと時休憩することにしています。

私達は救命の2ヶ月間で、

   最初の3週間 真ん中の3週間 最後の二週間
私     内科    内科      外科
クレオ   外科    内科      内科
ユウ    内科    外科      内科

というローテーションになっています。

ちなみに、内科と外科では大変さが違います。
内科のほうがはるかに大変だと、クレオちゃんとユウちゃんは言っています。

私は来週月曜日からから外科チーム。

ユウちゃんが和風のアイスを食べながら言いました。
「内科の3週目ってさ、発狂しそうだった…、夜一人でいる時とかさ、おかしくなりそうだった…」

クレオちゃんもピノのミント味を食べながら言いました。
「私も、そんな感じ。朝とかほんと辛い。」

…私はそんな内科チーム6週間目。

私も本当はしんどかったですが、あんまりそう見えないみたい。
二人が、「砂糖味ちゃんは強い。えらい。」と褒めるので、
研修医1人の日に3回くらいこっそり泣いたりしたことは秘密
月曜日に胃をやられて、
人のいないところではくの字になってたのも秘密。

抹茶カキ氷をつついて、
私は秘密をがりがり食べました

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