虎尾山から見た伊勢の風景は、意外にパノラマチックで壮観ですらある。
伊勢市内を一望するような高層ビルはないから、子供の頃からこういう風景は、伊勢志摩スカイラインの展望台から見るときしか
体験できなかった。
こうやって身近に眺望の効く場所があるなど、知らなかった。そういう意味でも<半月>は、新しい魅力のある場所を教えてくれたことになる。
<半月>に興味のない人も一度ここに来て、宇治山田駅を出入りする電車を眺めてみるといい。近鉄電車がプラレールのように走る様は、ここでしか見られないかもしれない。
といいつつ、映画<半月>は、あちこちで終映を迎えて、長かった騒動が収まりつつある。
映画の評価は全く問題のないもので、爽やかなラブストーリーとして日本映画の佳作になる要素は十分に認められたと思う。
熱狂的なファンや私も含めて、伊勢に関係する者にとっては、このままで終わってしまうと寂しいので、なんとか現在進行的に<半月>を残していきたいけど、実際にはそうもいかず、どんどん収束しつつ、最後には何も伝わってこなくなるのだろう。
どう考えてもここまで、伊勢を舞台に、実際にオールロケまでして製作される映画は、まずなかなか出てこないだろうし、僕たちは、もっとこの映画を大事にしていくべきだと思う。
このあとDVD化されて、もうひと盛り上がり、は確実にある。
でも、そのあとどうなっていくのだろう。
10年くらい経った頃、映画の中で出てくる日赤を見て、
<ああ、ここ日赤病院やったなー>
と、懐かしく思うのは確実である。
伊勢市内を一望するような高層ビルはないから、子供の頃からこういう風景は、伊勢志摩スカイラインの展望台から見るときしか
体験できなかった。
こうやって身近に眺望の効く場所があるなど、知らなかった。そういう意味でも<半月>は、新しい魅力のある場所を教えてくれたことになる。
<半月>に興味のない人も一度ここに来て、宇治山田駅を出入りする電車を眺めてみるといい。近鉄電車がプラレールのように走る様は、ここでしか見られないかもしれない。
といいつつ、映画<半月>は、あちこちで終映を迎えて、長かった騒動が収まりつつある。
映画の評価は全く問題のないもので、爽やかなラブストーリーとして日本映画の佳作になる要素は十分に認められたと思う。
熱狂的なファンや私も含めて、伊勢に関係する者にとっては、このままで終わってしまうと寂しいので、なんとか現在進行的に<半月>を残していきたいけど、実際にはそうもいかず、どんどん収束しつつ、最後には何も伝わってこなくなるのだろう。
どう考えてもここまで、伊勢を舞台に、実際にオールロケまでして製作される映画は、まずなかなか出てこないだろうし、僕たちは、もっとこの映画を大事にしていくべきだと思う。
このあとDVD化されて、もうひと盛り上がり、は確実にある。
でも、そのあとどうなっていくのだろう。
10年くらい経った頃、映画の中で出てくる日赤を見て、
<ああ、ここ日赤病院やったなー>
と、懐かしく思うのは確実である。