◽️情報 サービス 演習 A(レファレンス サービス 演習)(齋 藤 泰 則 教授)2024/09/02-2024/09/04
[概要]
明治大学図書館資料を利用してレファレンスサービスを想定した実演習を行いました。
課題1)グループワーク
3-4名のチームごとにレファレンス資料(読売年間、国史大辞典、理科年表、等)が指定されました。その資料を図書館内で探して内容を評価(どういった目的に使えるか、どういった目次索引があるか、など)、実際に当該資料を利用するレファレンス質問の例を検討、回答の作成。
課題2)グループワーク
3-4名のチーム2つを図書館利用者と図書館職員に見立ててレファレンス質問(抽象的な質問を具体的な内容に)を実演。
課題)3個人ワーク
レファレンス質問(全100問中で割り当てられた10問)調査。主題分析、資料選定→実際に図書資料を使って回答作成。
[テスト]
問題①記述式1問
開始質問「あるスポーツ選手について調べたい」というレファレンス質問に対してレファレンスインタビューを行う際のプロセスについて説明せよ。
問題②内容に適した図書・雑誌を選択肢より選択(10問)
・猫や犬の寿命を知りたい
・野球の大谷選手に関する雑誌記事を確認したい
・児童文学の文献リストを閲覧したい
・鎌倉時代の文献について活字本の有無を確認したい
・日露戦争に関する当時の新聞記事を確認したい
・西郷隆盛が掲載されている事典を知りたい
・オランダ商館の歴代館長を確認したい
・○○という雑誌を所蔵している大学図書館を知りたい
・経済産業省のある審議会のメンバーをしりたい
など
[備考]
配布資料、手紙ノートの持込可。
問題②については講義中の課題3解説がポイントになります。各資料の特徴(大漢字林は日本固有の漢字も掲載している、理科年表には動物寿命や各国気温なども掲載されている、等々)が解説されますので、自身が担当したレファレンス質問以外についても資料の特徴などの解説はメモ等しておくのが良いと思います。またWebツール (NDLサーチやCiNIiブックスなど)も問題②の選択肢になりますのでその点も気をつけておいた方が良いと思います。