ドライブインシアターの終えん

消えゆくドライブインシアター　上映数や料金…シネコンに押され（iza　産經新聞）

日本のドライブインシアターの草分け、ららぽーと船橋の「ドライブインシアター・プラウド」が今月末で閉館。国内では大磯プリンスホテルの１館のみになってしまうという。
ららぽーと駐車場での営業開始は1981年。息子（俺のことだね）たちが手を離れて、両親が週末の夜を過ごす手段として見つけたのが、うちから30分と手近なところに誕生したアメリカ生まれのレジャーだったのだ。

子供のころ、ハリウッド映画にたまにドライブインシアターが登場した。劇中劇ならぬ映画中映画というわけだが、だだっ広い駐車場にたくさんのクルマが集まっていったい何をしているのか？　映画の中で説明がされるわけでなく、まったく理解ができなかったのを思い出す。
シネコンの郊外進出という、時代の荒波に流されようとしているドライブインシアター。私はその存在を忘れはしないだろう。
子供のころ好きだったハリウッド映画、そして若かった両親の思い出とともに。