日日是球日

1年365日を球戯とともに。

長柄ダム

2007-01-31 23:05:35 | Weblog
仕事で千葉の山中を走っていたら人工湖にぶちあたった。いつもなら素通りするところだが、なぜか今日はクルマを停めてダムに眺め入ってしまった。どういう深層心理の働きなのだろうか? ふと脳裏にはゴルゴ13の姿もちらつくような気がする(笑)。

冗談はさておき、このダムは峡谷に高いコンクリート堤防がそびえるわけでなく(アース式ダム)非常にダムっぽくない。
そればかりか湖に流れ込む川すら見当たらない。
そう、ここにたたえられた水ははるばる利根川水系から地下の導水管によって運ばれてきたものなのだ。
海抜ゼロに等しい利根川から、途中何箇所かの揚水場によって持ち上げられてきた水は、ここ長柄ダムの満水時には75mの高さにまで達するという。
そして房総山地のまっただ中・大多喜まで、総延長100キロの残り3分の1を運ばれて行くのである。

ぱっと見しょぼい長柄ダムにこんなすごい秘密が隠されていたとは。正直今日まで知らんかった(笑)。


鎌ヶ谷オープン戦チケット発売要項

2007-01-30 22:57:18 | プロ野球
 

じゃじゃじゃーん!
ついに3月3日、鎌ヶ谷で8年ぶりのオープン戦が行われるぞぉ! そして入場券の発売要項も決まったようだ。
内野は指定でネット裏のS席と1、3塁側のA席、外野の芝生席は全席自由(当然か)となっている。
Sは3000円(前売り2500円)、Aは2500円(同2000円)、自由は大人1500円、子供800円(1200、600円)と、やはり普段の鎌ヶ谷価格とは違ってますね。
発売開始は2月10日、ただし鎌スタ年間入場証を購入した人には優先予約が予定されてる。
一般発売はローチケでも取り扱うが、優先予約は球団事務所への直接ファクスで受け付けるらしい。
早く要項が届かないかな。待ち遠しい。

というわけできくたけさん、お待ちしてますんで。先行予約でお席取っておきましょうか(笑)。

2007年オープン戦ファイターズ主催試合(東京ドーム・鎌ケ谷)前売入場券販売のお知らせ

トップチャレンシリーズ終わる

2007-01-27 21:14:44 | ラグビー全般
チャレンジ1は1位九州電力、2位三菱重工相模原、3位近鉄ライナーズ。
チャレンジ2は1位ホンダヒート、2位東京ガス、3位マツダ。
この結果、九電と重工相模原が来季トップリーグに自動昇格し、ライナーズとヒートが入替戦に進むことになった。また九電は今季の日本選手権への出場資格も得た。

今日の花園でのライナーズの試合が観たくて飛行機を予約していたのだが、どうしても見なければならない仕事があって泣く泣くキャンセルすることになった。
幸か不幸かライナーズは秩父宮での入替戦に出場することになったので、生で観戦する機会は残されたわけだが。

しかし今日もし羽田に行ってて、やれチケットがどこ行ったかとジャケットをあちこちまさぐっていたら三谷幸喜と間違えられていただろうか(笑)。

JAL先得CMチャイム編

国境の長いトンネルを抜けると

2007-01-25 21:18:55 | Weblog
 
・・・雪国でした。
三国山脈の手前は晴れなのに、北側は曇りでときおりふぶいていた。

スキーに行ったのはいつ以来だろう? もしかして今世紀初のことかな?
ラグビーが弱いと何年ぶりかの個人的行事が次々と復活するのはなぜだろうか(笑)。
去年クルマを買い替えたばかりなので、スタッドレスは持ってない。必然的に電車で行くことになって、近場で探すと選択肢はガーラしかなくなった。クルマじゃないのでスキーは自前でなくレンタルにした。
平日ならふだんの往復料金なみの金額でグリーン車に乗れて、リフト1日券と温泉施設利用券付きというパックがあったのでそれにした。

ゲレンデから離れて浦島太郎状態にあった間に、時代はファンスキー全盛期に入っていたんだね。郷に入れば郷に従えで迷わずそれを借りることにした。
板が短いんだから操るのは楽だろうと思っていたらとんでもない。短い分、板がたわまないのでかかとをクイッとひねるだけで方向転換するような横着はできやしない。一つのターンのためにエッジを十分に効かせて、感覚的には雪上でアイススケートをやってるようだった。
ファンスキーは基本的にストックを使わないので、コブ斜面はけっこう怖い。必要ならストックは使ってもいいということらしいが。
さらに板が長かったときは、コブを一つ失敗しても次のコブに無理矢理乗っかっちゃって、合わせ技で切り抜けるようなインチキテクを駆使したもんだが、さすがに短いと一つの失敗をその場で解消しなければならず、けっこう泡を喰った。

3時を過ぎて空が暗くなって来たので早めに下山して、温泉につかって帰って来た。東京駅から最短で90分。こんなにお手軽なスキーははじめてのことだった。
スタッドレスを買ったら、もっと遠くて広いゲレンデにも足を向けてみたい。だって平日だってのに、そこら中にボーダーがしりもちついたまま座り込んでるんだぜ。どんな難斜面よりもボーダーよける方がむずかしいって(笑)。


「佑ちゃん愛ちゃん宮崎おいで!」

2007-01-23 21:28:27 | Weblog
東国原・新宮崎県知事、当選おめでとうございます。
スポーツによる宮崎の活性化、イメージアップのために早稲田大学各運動部の合宿誘致もいいんじゃないでしょうか。またジャイアンツといえば宮崎キャンプ。永久キャンプ地として認めてもらおうと努力する意欲も買えます。

しかしもう一つの母校である専修大学の後輩もこんなこと言ってますよ。
「そのまんま東先輩!日南に来て…」
黒田のことも忘れないでやってください(笑)。

♪る~る~るワールド…

2007-01-21 13:15:55 | ラグビー全般
 
学生オールスターを観る前に、食糧を仕入れんと紀ノ国屋に寄ったら、246の向こうがしにドデカいビルを建設中だった。
歩道に面した囲い鋼板には、なななんと「WORLD」のロゴが!
すでにファイティングブルのTLからの自動降格が確定し、ラグビー部の行く末を心配する関西系ファンが多いので、よほど本社の業績が悪いのかと思っていたのに豪気な話だな。こりゃまたどういうわけだい? まさかビル建てる資金捻出のために、廃部なんてことはありませんよね?

まぁ願わくはビルが完成し、多くの社員がここで働きだすころには、ファイティングブルがTL復帰を果たし、秩父宮での試合に多くの社員が詰めかける。
そんな感じにうまく転がっていかないもんかねぇ。頼んますよ、ほんと。
なるべくキクチタケオの服買うようにしますからさ。


鎌ヶ谷自主トレ

2007-01-18 12:09:46 | プロ野球
 
今日はルーキーたちの合同自主トレはお休み。しかしグラウンドには20人近い選手たちが体造りに励んでいた。
コユキや金村、立石らのベテランから若手の木下まで。
キャンプインまで10日と少し。連覇目指して気合いが入ってきたようだ。
しかしキャッチャーは今年もツルちゃん1人。今年からバッティングピッチャーに転身した矢野らもいるが、やはりブルペンではツルちゃんにお呼びがかかることが多い。
どうしても自分のトレーニングは後回しになってしまうが、がんばれよ~!




FANS

2007-01-17 18:21:32 | プロ野球
 
 
今年、ファイターズは連覇に向けてFocus(焦点)を合わせ、チームのAdvance(進化)を追求し、Nexus Spirit(結束心を)堅持して戦うそうだ。その目指すところ、すなわち常勝球団の構築である。
そしてこのスローガンの頭文字をつなぐとFANS。つまりわしらも一緒に戦うということだ。

よしっ、今年も「めざせ、てっぺん!」。
がんばろう!!


昼休みに

2007-01-15 23:56:30 | Weblog
仕事が一段落してもう1時はまわっていたが、昼食をとろうとあるショッピングモールに立ち寄った。近ごろ駐車違反の取り締まりが怖いもんでね。
そこの中のスポーツ用品店の前を通りがかったらオレンジ色のモコモコのコートが目に飛び込んで来た。
オレンジの服とかグッズを見ると手に取ってみたくなるという、たいへん困った習性があるもんで(ちなみにクローゼットを開けると、オレンジ色のTシャツフリースウインドブレーカーダウンジャケットなどが山になっている 笑)つい食事のことは忘れて、店の中に入ってしまった。
近づいてみると何と50%OFFというポップがかかっている。さらに接近すると9千ナンボとかに訂正されたタグが見えた。
「しめた! ダウンコートが1万しないぞ!」。そう喜んだのもつかの間・・・。




左胸に光るのはアディダスのマーク!

そのまま回れ右したのはいうまでもない。
発色はバツグンだったし、けっこうデザイン的にもよかったんだけどねえ。たぶんナイキだったら喜んで買ってたろう。
残念だ。


論語読みの論語知らず

2007-01-09 21:08:49 | ラグビー全般
俺が緑川だったら・・・。
「土井先生、セーフティリードを保って試合を終わるから、1分でもいいから北野を出してくれ」って言うだろう。
俺が有田だったら・・・。
「相手は動けない選手を出して来た。他の選手は絶対そっちだけは抜かせまいと必死にカバーする。だったら逆を攻めよう」。
あるいは「相手は動けない選手を出して来た。そっちを攻めてトライが取れたってノートライと一緒だ。正々堂々と攻めよう」。そう考えるだろう。
そして実際の試合はそのとおりに展開した。

もし緑川が「北野の出場より優勝の方が大事」。有田が「北野の方に攻めて行ったらどんどんトライが取れるぞ」。そう考えたとしたら。
そんな奴にはラグビーをする資格はない。というか、そういう考え方をする選手だったら、たとえプレーヤーとしてどんなにすばらしかったとしてもキャプテンに選ばれるわけがない。

なんでかって?
その答はうまく言い表せない。なぜかと聞かれれば「それがラグビーなんだ」と答えるしかないだろう。

しかしラグビーを知らない自称ラグビーファン氏は「危険だ」「もしものことを考えろ」「教育者にあるまじき選手交代」などと、ありえない前提を持ち出して批判するのに躍起だ。

言っておくがお前らの考えるような「危険」はラグビーの試合では起こりえない。
なぜかって? 決まってるだろうが。それが「ラグビー」なんだよ!



コークと呼ぼうコカコーラ

2007-01-08 22:01:08 | Weblog
最初に、トップリーグ残留を賭けて健闘するレッドスパークスとはまったく関係はありません(笑)。


年末の1週間、朝起きて晩寝るまで、ミネラルウォーターと赤ワインとエスプレッソ漬けの日々を送ったわけですが、帰りの乗り継ぎ便を待っていたフランクフルトの空港で、ポケットに残った最後のユーロ貨をスロットに落としこんで買ったコーク。これがうまかった!

子供のころ、母親がコーラぎらいだった影響を受けていまだに炭酸飲料は好きではないのだが、このコークは今までで最高の味に感じたね。
のどにシュワシュワっと来るあの感覚。舌のいちばん奥に残る甘ったるい後味。何もかもがいまだに忘れられずに覚えている。

あんなにうまいコークをまた味わえるだろうか? 試しに家に帰って飲んでみたらぜんぜんうまくも何ともなかったけどね(笑)。



「ローマ人の物語」

2007-01-07 19:48:08 | Weblog
「ローマ人の物語XV ローマ世界の終焉」をようやっと読了した。
昨年12月のはじめには購入していたのだが、この間地方転戦続きで重たい単行本を持ち歩けず、かといって車中の無聊を何で鎮めるかといえばやはり活字しかなく、手軽な文庫本新書を買いあさっていったため、この一冊に集中することができなかった。年が明けてやっと落ち着いて手にとり、改めて一度読んだページも頭から読み直した次第である。
この15年、年に一冊のペースで都市国家ローマの誕生から西ローマ帝国の滅亡まで、えんえんと労作を重ね上げられたことに改めて敬意を表すしかない。
全巻中、とりわけページ数を多く割かれたハンニバルやカエサルへの塩野氏の愛情(と言ってしまっては何だが)の深さは、末端の読者にもひしひしと伝わってくるようだった。

塩野氏の著作に触れたのは、もう20年近く前になるだろうか。「コンスタンティノープルの陥落」とそれに「ロードス島攻防記」「レパントの海戦」と続くオスマン・トルコ3部作だったと思う。
はじめて読んだときから、読み手をとらまえて離さない切り口の見事さは今に同じである。

次回作に期待しつつ、全15巻をまた改めて最初から読み返してみようか。