S.

たいせつなことを忘れないために。

syo-mei

2010-12-11 20:21:28 | singer songwriter
きのうのよる
「LOVE LETTERS」
20TH ANNIVERSARY
2010 Christmas Special

中川晃教さんと
神田沙也加さんの回で初体験して

ゆっくりと
凝縮する感動を
どう文字に換えれば良いのか
あまりわからないまま

長女の学校の音楽会を聴きにいきました。


「愛の夢」や
「グロリア」の合唱♪

そして
去年は
「コントとかでみたことある・・・?by彼」
という
全くデリカシーのない感想を引き出した
ヴァイオリンの演奏「メヌエット」♪


一年で
こんなに違うものなのね。。


中学生になって
みるみるうちに自信をつけていく長女が
「勝利の喜び」を
大きな口をあけて歌う姿には

全く声が小さかった幼稚園時代の
彼女の発表会の姿が重なって
不意に
涙が出そうに・・・(T^T)

来年の音楽会が
本当に楽しみになりました(*^_^*)



嬉しい気持ちのまま
帰宅して

やはり
思わずにいられないのは
「LOVE LETTERS」のこと。


この作品に出会ったあと
見えるものが変わるひとってたくさんいるんじゃないかしら。


だって
わたしもそうだもん。


何も遮るものなく
晃教さんをみつめていたら
「誰かを愛したひと」の人生が

伝わってきたの。


あの短い時間で。

椅子から立ち上がることもなく
所々に晃教さんが書き込んだ台本から
視線を外すこともなく

晃教さんの表現も凄いけれど
やっぱり
神田沙也加さんとふたりで反応し合う一生。


照明が落ちていくとき
現れる「死」。

暗闇のなかでこそ
照らされる
「生」。


その輝きが
この物語の余韻を包んで
観るひとに刻まれるのですね・・・☆

必ず
また観たい。


晃教さんが
今回のインタビューで話されてることを信じて

「年をとっても」
ずっと
見続けて生きたい。


そう思わせてくれる
素晴らしい
朗読劇でした(゜-゜)


本当に
ありがとう。





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Sendak book

2010-12-11 09:28:46 | Weblog
茂木けんいちろう先生が

「誤解をおそれずにいうと」

『かいじゅうたちのいるところ』
(モーリス・センダック作
神宮輝夫 訳)

この中に描かれている
「かいじゅう」は
「女性の象徴(のようなもの)」だと書いてらしたの。


映画では
マックスが
「きみたち(かいじゅうたち)にも
ママがいればいいのに・・・」
って
つぶやく。




本当のことを言うと
WASPの文化も
映画なんかでちらっとみるだけ。

留学した友だちを訪ねてキャンパスを歩いていて

「あそこは
生まれた時から
入れる人が決まってるところ」って

限られた
クラスの人だけが所属する『部室』を
外からみて歩いたり。


だから
メリッサが
どれだけの閉塞感の中で
孤独で
退屈に恐怖に怯えながら生きていたのか

共感することはできないし

「芸術」に救いを求めることが
いかにも・

スタイルのひとつになってるのも
「どこかで見た」感じがしてしまう。


勿論
アンディが上院議員として
選挙にpriorityをおく
その設定も。



それでも

その設定においても

ふたりが
交わした気持ちの歴史は

虚飾もなく
痛々しく


お互い
「自己」を形成する細胞にまでお互いが組み込まれるかのように

アンディのなかにメリッサが

メリッサのなかにアンディが在る。


それが
幸運なことだと。


愛するひとの死は
自分の死でもあるということ。

そんな
誰かが居て
想いのやりとりが積み重なる・・・


わたしの
今・も
そんな人生のなかの一瞬でありたいと
思わせてくれる

初「LOVE LETTERS」

神田沙也加さん
中川晃教さん

青井陽治先生

そして
照明スタッフの皆さま☆


ありがとうございました
(*^_^*)



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