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OSAMUの写真記録

再びのINAXライブミュージアム 大「名品」展①

撮影日:2020年1月11日

INAXライブミュージアムの一角を構成する施設の一つ「窯のある広場・資料館」がリニューアルされたのに合わせ開催されている、常設では公開していない収蔵品の中から逸品をセレクトした"大「名品」展"。
年が明けてタイルが描かれた屏風絵の入れ替えが行われたので、社員旅行の帰りがけに寄って見てきました。

1)2幅のうちのもう一つ。こちらも1600年頃に狩野派の絵師が描いた中国の風景を描いたもの。


2)タイルが描かれたところを拡大。
斜め上から見た景色であるのに、一部は正方形に描かれていて不思議な空間になっています。
何か隔てる意味を持っているのでしょうか。


展示が変わっていたのは、この屏風絵だけでした。

3)ペルシャの星型と十字のタイルの組み合わせ
タイルの発展、普及はイスラム教との関わりが強い。


4)タイルを小さな形に割り出し、組み合わせて細かな模様を作り出しています。
途方もない手間と時間がかかる作業です。


5)15世紀末のクエンカという手法による多彩幾何文タイル
幾何文をレリーフで作り、間を色釉で埋めることにより作る手法。
ピースを一つ一つ作るより格段に作業性が高い手法。


6)モザイクアート「牛」、原画作:日根野作三(戦後日本を代表する陶磁器デザイナー)
伊奈製陶(INAXの前身、現LIXIL)がパッケージにして販売。


7)その一部をクローズアップ。
10mm角のモザイクタイルで構成。
全体の構図をイメージしながら細部の濃淡の考える作業は大変だと思います。


8)モザイクアート「しまうま」、原画作:加藤金一郎(中部洋画壇を牽引)


9)土・どろんこ館内のトイレ
モザイクタイルの使い方は無限。
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