INAXライブミュージアムの一角を構成する施設の一つ「窯のある広場・資料館」がリニューアルされたのに合わせ開催されている、常設では公開していない収蔵品の中から逸品をセレクトした"大「名品」展"。
年が明けてタイルが描かれた屏風絵の入れ替えが行われたので、社員旅行の帰りがけに寄って見てきました。
1)2幅のうちのもう一つ。こちらも1600年頃に狩野派の絵師が描いた中国の風景を描いたもの。
2)タイルが描かれたところを拡大。
斜め上から見た景色であるのに、一部は正方形に描かれていて不思議な空間になっています。
何か隔てる意味を持っているのでしょうか。
展示が変わっていたのは、この屏風絵だけでした。
3)ペルシャの星型と十字のタイルの組み合わせ
タイルの発展、普及はイスラム教との関わりが強い。
4)タイルを小さな形に割り出し、組み合わせて細かな模様を作り出しています。
途方もない手間と時間がかかる作業です。
5)15世紀末のクエンカという手法による多彩幾何文タイル
幾何文をレリーフで作り、間を色釉で埋めることにより作る手法。
ピースを一つ一つ作るより格段に作業性が高い手法。
6)モザイクアート「牛」、原画作:日根野作三(戦後日本を代表する陶磁器デザイナー)
伊奈製陶(INAXの前身、現LIXIL)がパッケージにして販売。
7)その一部をクローズアップ。
10mm角のモザイクタイルで構成。
全体の構図をイメージしながら細部の濃淡の考える作業は大変だと思います。
8)モザイクアート「しまうま」、原画作:加藤金一郎(中部洋画壇を牽引)
9)土・どろんこ館内のトイレ
モザイクタイルの使い方は無限。
最新の画像もっと見る
最近の「文化施設」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事