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わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

大きな声で歌う

2015-05-25 | 音楽
NHKのあさいちの発達障害特集を見ました。

ゲストの青年(子どもの頃、ADSと診断)が、日本の保育園や小学校の音楽の授業が苦痛だったと。アメリカでは音程を正しくとって歌っていたのに、日本の保育園では元気に大きな声で歌うことがよいとされているので、子どもたちが怒鳴るように歌い、その音が苦痛だったと。

思わず、そうそう!と。娘は、海外の幼稚園では正しい音程で歌っていたのに、日本に戻ってきたら音痴になったのです。あの音楽教育とは到底言えないような歌の時間はどうにかならないものなのかと思っていたのですが、発達障害のお子さんも苦しめていたとは…。また、おそらく音感のよいお子さんにも苦痛だと思います。

幼稚園で、歌や子どもたちの叫び声に耳を塞いでいた子が数名いました。その一人について、「叫び声に耳を塞いだりしているから、家の中で親がものすごい喧嘩しているんじゃないの(→喧嘩など大声でトラウマがあるから耳を塞いでいる)」などと噂していたお母様方がいましたが、今思えば、そのお子さんは、音感が優れていただけに違いありません~(幼稚園のお母さんたちの噂話は本当におそろしい~。自分で確かめたこと以外は信じてはいけませんね)。

あちらの幼稚園にはオルガン、ピアノなどなしで、先生方がアカペラで歌を教えます。子どもたちに声の大きさも、みんなそろって歌うことも重視されませんでした。本当に当時は美しい音程で歌っていたのですが、帰国してしばらくしてからは、あれっ?と。実際、大きな声で歌うのは苦手だったようで、幼稚園の頃の娘は「できない女子」でした。

小学校に入って、学習発表会などで生き生きと演じている様子を見て、その変化にびっくりしました。小学校は幼稚園ほど音程を無視した大音量は強要されないみたいです。

久しぶりにバッハを弾く

2015-03-17 | 音楽
娘がバッハのインベンションを軽快に弾いているのを聞き、久しぶりに弾いてみたくなって、ピアノに向かいました。

遠い昔に弾いた記憶がありますが、手も頭もそれを覚えておらず、一からやり直し。バッハの曲は、左手が右手の伴奏として動くのではなく、右手と左手が独立して動くので、頭をたくさん使うような感じがします。

それで、脳が活性化するのかと思ったら、久しぶりに複雑すぎる作業をやらされた脳は混乱を来たし、パニックになったようです。その日一日何だか脳が落ち着かないような状態でした。

更年期には頭もぼーっとして、脳が働かなくなるようなのですが、そんな状態にバッハの刺激が耐えられなかったのでしょう…。どんどん自分が老化しているのだなあと実感します。

ピアノのように指先を使うと認知症によいと聞きますが、最初はモーツァルトとかがよさそうです。胎教じゃないけれど、頭にもよさそう…。

そうそう、娘がモーツァルトを練習していた時は、家族みんなの気持ちが落ち着いていて、音楽で癒されていたような感じでした。部屋をピンクにし、娘がずっとモーツァルトを弾いていてくれたらよいなあ。