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リートリンの覚書

エマニュエル・スウェーデンボルグ キリスト教概念



スウェーデンボルグ・キリスト教概念


人類が滅んでしまう危機的状況にある時、
神は救済を行う。

救済とは、
悪への傾斜した人類の遺志全体への
神的介入し、霊界と地上界、
全体の善悪のバランスの復元することだ。

もし、人類に自由意志がないのなら、
事は簡単だろう。

神は全能の力を用い、
悪人を地獄界へ閉じ込め、
善人を霊界へ送ればよいのだから…

愛の深い親ならば、
悪い子どもも裁いて罰するより、

忍耐強くその子どもを
悪から善へと誘導する方法を
選ぶことだろう。

至高の存在が悪に染まった人類に
直接触れたならなら
太陽が直接氷に触れるようなものだ。

それゆえ至高の存在は、
どんな悪とも接近することができる、
私たちと同じ心と物理的身体で身を包み、

救い主として、
イエス・キリストとして
世界の中へ生まれて来たのだ。

イエスは、三位格の神の第二位格ではなく、
地上的な人性によって覆われた
ヤハウェそのものなのだ。


旧約聖書解説


聖言とは神の言葉だ。

「ルツ記」、「歴代誌(上下)」、
「エズラ記」、「ネヘミヤ記」、
「エステル記」、「箴言」、
「コヘレトの言葉」、「雅歌」

上記は、旧約聖書中、聖言でない巻と
スウェーデンボルグは述べています。

また、「ヨブ記」に関しては、
天的で霊的な意味が
連続していないとしています。


新約聖書解説



聖言は四つの福音書と
「ヨハネの黙示録」の5巻のみと
スウェーデンボルグ言っています。

パウロ、ペテロ、ヨハネは
駄目だとしています。



出典:Wikipedia

古代の宗教


原始人のなかでも
高度な宗教段階に達した人々は
現代人よりもずっと宗教的だった。

この時代は文書となった
啓示はなかったものの、

人々は心の奥深くで、
神を直観的に知り、
家族や氏族単位の
相互愛の共同社会を営んだ。


ユダヤ教


古代教会が衰退したとき、
イスラエル民族が新たな啓示を
受ける器として選ばれたのは、

優れた宗教的素質を有したのではなく、
性格が外面的で頑なだったからだ。

彼らは儀式的なことにきわめて几帳面で、
啓示の文書の伝達にあたっても
細心な性格をそなえていた。

そのため内に真の宗教的なものを
宿す儀式や内的な意味を含む
宗教文書(聖言)を維持するのに
最適な民族だったのだ。

旧約聖書の中では、

「シャルの書」、「サムエル記下」、
「主の戦いの書」、「宣言」

などの文は旧約聖書よりも
古い「古代聖言」に属する文書だ。

原古代教会が悪の氾濫によって滅亡し、
古代教会が興ったように…

またイスラエル教会もまた、
同じ理由で滅び、

今や聖言の「虚偽化」と
霊的生命の枯渇によって、
イスラエル教会もその終極に達している。

このとき聖言そのものが受肉し、
歴史の世界へ降りてきたのだ。

これが、神の分身、その智恵。
そのロゴスである、イエス・キリストだ。
そしてキリスト教の時代の幕が開いたのだ。



(感想)

いや~、スウェーデンボルグ
凄いこと言っていますね。

これは、確かにキリスト教異端審議に
引っかかりそうになるはずだわ。

キリスト教、ほとんど否定ですからね。

ちょっとネットで
スウェーデンボルグについて、 
調べてみたら、NAVERまとめでは、
全否定でしたからね。

確かに、ロリコンの傾向は
あったかもしれませんし、
結婚はしなかったけど
愛人はいたみたいですし。

これだけの事を言っているとそりゃ、
悪口書かれるは。

だから最初は匿名で本を
出していたんですね。納得。

匿名を辞めたきっかけは、
ストックホルムでの火災を透視した結果、

“最近オカルトな本が出版されている、
スウェーデンボルグが
書いたんじゃないか”

って、周りから騒がれ、
やめたらしいです。

聖書についてですが、
結婚式を教会式にしたら、
牧師さんから聖書を頂いたのですが…

はじめの数ページ読んで、
その後何十年も積読されている。

世界一読まれている本という事で
読んでみたいとは思っているのですが、

ちょっと敷居が高い。

ごめんなさ~い。

・古代宗教

この説を読んでいると、
文書や啓示は無い。

あれ? 
日本の神道と似ていると思いました。

縄文時代の人々が信仰していたものに
様々な宗教が合体・融合して続いてきた宗教。

もう、何の宗教が
混ざっているのかさえもわからないですね。

確認できるだけでも、
道教・儒教・仏教
(もしかしたら日本に入ってきた仏教の中にヒンズー教が混ざっていたかもしれませんね。巷では景教もはいっているとも言いますし。)

日本っていい物は
何でも取り入れちゃって
日本風にしてしまうから…

世界のガラパゴス・日本。

宗教の事はデリケートな事なので
これ以上のコメントはさし控えますね~

信じるか、信じないかは、
ご自分で判断を…

続く

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