リートリンの覚書

エマニュエル・スウェーデンボルグ 霊界とこの世の秘密



霊界とこの世の秘密


霊界とこの世は、別々の世界だが、
一枚の金貨の裏表のように
離すことができないように結び付いている。

霊界とこの世は実は別々の世界ではなく、
一つの世界なのだ。

そして霊界とこの世は、
この二つのものを含めた
大きな一つの世界の
二つの違った部分なのだ。


霊界の太陽の秘密


霊界の太陽から流れ込んでくる霊流が
霊界の生命の源なのだ。

この霊流には、
霊界の上・中・下の三世界に直接、
太陽から注がれるもの(直接霊流)

太陽→上世界→中世界→
下世界→世界の経路を経て
各世界に注がれるもの
(間接霊流)の二つがある。

自然界の太陽は、
霊界の太陽の代用品に過ぎない。

この世の太陽自身の源は、
霊界の太陽なのだ。

人間の生命の根源は本来霊なのだ。

そして人間の肉体に住んでいる霊は、
霊流を自分の中に吸収し、
これにより、人間は生命を継続しているのだ。




人間の秘密


人間の生命は、
その根源において生命の源始と
繋がることによって命が
継続しているのだ。

その生命の源始とは、
これがほかならぬ霊界の太陽なのだ。

人間は物質界に属する肉体と
霊界に属する霊からできているのだ。

幽霊を見るとは、
一瞬霊界の世界に入り込み、
霊を見ているのだ。

人間は自然界の知恵に動かされているのだ。
霊は人間の中に住んでいるだけなのだ。


天人の舞


天人と呼ばれる霊たちが
太陽の周りをきれいな輪を
つくり回り始める。

太陽は一層輝きを増し、
霊界全体がいつもより明るい光
と黄金や白銀の輝きであふれる。

太陽の周りで至福の舞を続けている
“天人”たちの幸福感が
霊界中の霊たちに伝わっていく。

このとき、霊界は上も下も区別なく、
霊界全体が幸福の輝きで満たされる。

天人たちの衣服は純白の雪のように光輝き、
表情はこの世の言葉で
言い表せない至福の思いに輝いている。

天人の舞は、“天人”たちは、
霊界の上世界の霊の中でも
高い悟りの境地に達した霊だ。

新たに天人ともいえる
境地にいたった者が現れると、
それを祝って舞をすることを
許されているのだ。

天人の舞とは、全霊界をあげて
“新天人”の誕生を祝うものなのだ。

これは大体千年に一度くらいの事で
霊界でも非常にまれな行事であり、
“新天人”もせいぜい数十人ほどしかいない。


(感想)

・霊界とこの世の秘密

昔から、この世とあの世は
カーテンのようなもので
仕切られているだけで、
一つの世界と言われていますよね。

”一つの世界“って

誰が言い始めたのだろうと
疑問に思っていたのですが、

太古の人々は霊界と
常に繋がっていたと言います、
もしかすると彼らかもしれませんね。

・霊界の太陽の秘密

ごめんなさい、
誰の本だったか忘れましたが、
昔読んだ本に、

人は寝ている間に霊界へ行き
魂のエネルギーの補充をしていると
書いてあったような気がします。
(うろ覚えでごめんなさい)

その本には、太陽からとは
書かれていませんでしたが。

睡眠中、霊界へ行きエネルギー補充を
してると聞いた時は、
睡眠の大切さを知りました。

睡眠障害はウツなどの病気になる
きっかけになることが多い。

エネルギー不足が原因で
病気になるのではないかと
当時考えていました。

その本とスウェーデンボルグの
言っていることとおおよそ一致しますね。

霊は肉体に住んでいるだけ…
ネットでは、この世は仮想世界だと
言っている人がおおいですし。

もう、マトリックスの世界ですね。

・人間の秘密

生命の源が霊界の太陽、
その太陽と霊は繋がっている…

はぁ、つまり人類は源始を介して
皆が繋がっているという事ですね。

この話を読んだ時に思ったのが、
"百匹目の猿現象"の話です。

知らない方は、是非読んでみてください。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/百匹目の猿現象#


太陽を介して、
みんな繋がっていると仮定すると
百匹目の猿現象が
理解できる気がします。

霊界の太陽と霊は繋がっている…

彼の言っている事が真実ならば、
太陽を介して人々は、
繋がっている。

つまりは…
いじめ、戦争などは、
自分自身を
攻撃する事なのかもしれません。

今人類のやっている事は、
あまりにも馬と鹿ですね。

人の事は言えませんが、
反省しなきゃ…

・天人の舞

天使が輪になって踊る。
うわ、言葉にすると軽いなぁ。

天人の舞それは、
さぞかし美しいものなのでしょうね。

天人の舞も千年に一度の物となると、
悟りを開くという事は
中々難しいことなのですね。

釈迦やキリスト等の
教えを守って行けば…

いつの日にか、沢山の人々が
解脱できるかもしれませんね。

日々精進したいものです。

信じるか、信じないかは、
ご自分で判断を…

続く

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