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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第41景 「市ヶ谷八幡」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景を訪ねて
第41景 「市ヶ谷八幡」


近景右端に描かれている三角部分は市ヶ谷御門に架かる橋です。

その橋を渡った先には門前町があり歓楽街として知られていました。

その門前町の間から市ケ谷八幡へ登る石段があり、石段の途中にあるのは「茶の木稲荷」で、その奥に市ヶ谷八幡が祀られていました。

中景左端に見える建物は、尾張名古屋藩の屋敷が見えます。
 

市ヶ谷御門


市ヶ谷御門は、寛永13年(1636年)に美作国津山藩主の森長継が築きました。
 

茶の木稲荷




市谷亀岡八幡宮の現在の境内地は、1200年以上前に、弘法大師が開山し稲嶺山(いなりやま)としました

市谷亀岡八幡宮が江戸の初期に遷座するまでは、この茶ノ木稲荷神社が約七百年に渡りこの山の本社でした。
 

市谷亀岡八幡宮




市谷亀岡八幡宮は、東京都新宿区市谷八幡町にある神社です。

御祭神は誉田別命
 


描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。




市ヶ谷橋の側、外濠公園の近くで撮影してみました。



最後に

上記の写真ですが、公園のトイレや電信柱が写っていたので、トリミングしました。
いい景色とは言えませんね。

また、市ヶ谷橋のたもとでも撮影してみました。



一応、市谷亀岡八幡宮方向を撮影してみたのですが…これまた、何を撮ろうとしたのかわからない写真となってしまいました。

当時と変わらないのは橋の下の、水の流れだけのようです。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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