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リートリンの覚書

旧石器時代1


はじめに

歴史を勉強し直すのなら、
もういっそうのこと
旧石器時代から勉強し直そうと思い、
2月初旬、図書館へ行きました。

しかし、
図書館へ行き旧石器時代のコーナーへ行くと、
その史料の少なさに驚きました。

しかも、
旧石器時代~弥生時代までの本が
一つの棚にごちゃ混ぜに並んでいます。
溜息をもらしながら、
棚の端から順番に旧石器時代について
書かれている本を探しました。

探して見ますと、
旧石器時代の事を書かれた本は、
かなり少ない。
しかも、旧石器時代と書かれていても
前期旧石器時代遺跡捏造事件
関連の本ばかりです。
参りました。

何故、
このように旧石器時代の本が無いのか、
疑問に思ったのですが、
見つけた本を読んでみますと、
その原因が分かりました。

日本では旧石器時代の木器・骨角器も
住居址も墓址もまったくと言っていいほど
残されておらず、
旧石器時代人が食べていた
動物の残滓(ざんし)も、
当人の骨も出土していません。
唯一資料とするのは石器だけなのです。

ですから、資料が少ない。

日本の場合、
石器分析を通じて論じるのが
旧石器時代の研究の課題のようです。
その石器分析の判断が中々難しい。
そのため捏造事件が起こったのです。

旧石器時代の勉強は面白そうですが、
史料が少なく中々難しい。

と言う訳で、
また中学の社会の教科書を中心に
勉強していきたいと思います。

現在、5月上旬。
新型コロナウイルス感染防止対策・自粛中
のため図書館が閉鎖中。
旧石器時代…かなり興味があるのですが、
史料が中々見つからない状態での
記事ですので、
中身が薄くなってしまいました。

その点を御理解の上で
読んでいただければと思います。


人類はどのように進化してきたのか?


旧石器時代を築いてきた人類とは
どのような人たちだったのでしょうか。
どこで出現し、
またどのように進化していったのでしょうか?
そして、
どのように世界に
拡散していったのでしょうか?


猿人

最初に現れた人類。
現在、700万~600万年前に現れました。
サヘラントロプス・チャデンシス、
アウストラロピテクス・ガルヒなど

サヘラントロプス・チャデンシス

二足歩行をしていた可能性のある
最古の人類は、
アフリカのチャドで発見された
サヘラントロプス・チャデンシスです。
約700万年前現れました。
脳容量は360~370㏄、身長105~120cmです。
日本ではトゥーマイ猿人と呼んでいます。
出典・Wikipedia

アウストラロピテクス・ガルヒ

石器を使った可能性のある最古の人類は、
アウストラロピテクス・ガルヒで、
約400万年前~約200万年前まで
存在していたとされます。
脳容量は450㏄。
石器はとほんど作っていないと
考えられていますが、
原始的な石器(自然石等を加工せず使用)を
使っていたと考えられています。
出典・Wikipedia

ホモ・エレクトス(原人)

180万年前に、
アフリカにホモ・エレクトスが出現します。
ケニアで発見された
153万年前の9歳のホモ・エレクトスは
身長160cm、
脳容量は880㏄で
足が長くて快速だったと考えられています。
一方、脊柱管が細くて呼吸制御が不足し、
言葉をしゃべれなかったと推定されています。
ジャワ原人、北京原人など
出典・Wikipedia

ジャワ原人

1891年にインドネシアで発見された原人。
その後、アジアの各地で
同種の化石人骨がいくつか発見されました。
直立歩行をしていたことが確認されました。

北京原人

1920年代、中国北京郊外の周口店で
発見された原人です。
火や打製石器を使用していました。

ホモ・ハイデルベルゲンシス

60万年前頃、
ホモ・エレクトスの進化型である、
ホモ・ハイデルベルゲンシスが
アフリカで登場し、
ヨーロッパやアジアへと拡散していきました。
脳容量は1200㏄。

ネアンデルタール人

ホモ・サピエンスが
ヨーロッパにやってきた時、
その地にはホモ・ハイデルベルゲンシスの
子孫であるネアンデルタール人がいました。
身長160~170cm、脳容量は1500㏄、
肢体は短く寒冷気候に適応していました。
寿命は20~30歳。
単純な言葉をもち、
宗教的な品も装身具ももたず、
儀礼的な埋葬を行わず、
洞窟外に家といえる建造物をもたず、
そして、
小規模な社会しか持っていませんでした。
彼らは2万7000年前に絶滅します。
出典・Wikipedia

ホモ・サピエンス

20万年前頃より進化したホモ・サピエンスが
アフリカで出現しました。
短くて丸い頭骨、小さな眼窩状隆起、
目立った頤(おとがい)、
華奢な骨格をもつ典型的な
ホモ・サピエンスが見られるのは
10万年前頃からです。
そのころから、
南アフリカの洞窟遺跡などで、
まるで後期旧石器時代に見られるような
精巧な石器や骨角器が現れます。
そしてホモ・サピエンスは
アフリカを出発しました。

クロマニョン人

ヨーロッパに、
ホモ・サピエンス
(クロマニョン人と呼ばれる)が
広く見られるようになったのは、
3万4000年前のことです。
身長は男性184cm・女性165cm、
脳容量は1300~1400㏄。
ほっそりとした体形で
彼らが暑いアフリカの環境に
適応していたことを示しています。
約3万年前に出現し、
洞窟に壁画を残しています。

周口店上洞人
(しゅうこうてんじょうどうじん)

中国で発見された化石人類。

港川人(みなとがわじん)

約20000~22000年前に
日本の沖縄県に存在していたとされる人類。
身長は男性で153~155cm、女性は144cm。


以上、
旧石器時代を築いてきた人類についてでした。

個人的には、
ネアンデルタール人が
大変気になります。
図書館が再開されたら、
もっと詳しく調べてみたいです。

さて明日は、
もっと詳しく旧石器時代を
調べてみたいと思います。



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