る~くほ~む日記

「株式会社る~くほ~む」は閉鎖しました。

カブト最終話 「天の道」

2007年01月21日 | 仮面ライダー(特撮)
仮面ライダーカブトFINAL
平成シリーズには珍しく、OPもEDもない最終回でした
その分、本編に時間を使えたので、押さえる所は押さえた感じ
面白いとかつまらないとかは個人の問題なので、その辺踏まえて感想

電波搭
てっきり、一話から出ている東京タワーがキーになるのかと思っていたら、違っていた
最終的には、「世界で一つだけのチューリップ」を演出した東京タワーが天道を示唆する(そばにいなくても、ずっとそばにいる)みたいな感じの扱いになったのは、私的には満足。電波搭になっていたら、爆発で壊されちゃったわけだしね。

ひたすら前に突っ走ると言うのか…
今まで散々「田所さんを信じる」とか「突っ走るのか加賀美新だ」とかやってきていたので、田所&岬が加賀美に協力するという流れは、視聴者からすれば当然の流れですね
東映公式で触れられてましたが、元々は加賀美とチーム田所は中盤で敵対する予定だったらしいのですが、"結束"を描き続けてきたため、最後まで「共闘」の方向で進ませたとか。

ゼクトルーパー
先週の話で、カブトに対してやけに有効的に援護射撃をするな…と思っていたら、現在重要な場面で動いているゼクトルーパーは既にネイティブ化されていたんですね。と言うか「人間鍛えれば強くなれる」をゼクトルーパーで再現してくれたのかと思っていたのに、ネイティブになったから戦えますよってのは、序盤で死んでいったゼクトルに失礼だと思う(笑)

田所&岬
岬さん強すぎ
怪盗シャドウのときも思ったけれど、この二人は、キャラ的にも能力的にも資格者よりも、資格者らしいので、何処かでライダーの資格を手に入れる話を入れてもよかったんじゃないかと改めて思う。

戦いの神、戦いにおいて死すべし
「選ばれし者の称号」のはずが、カッシス編といい今回といい、なんだか見下されている風に聞こえるのは、ガタックがカブトと比べて、即行で倒れるからでしょうか(笑)ガタックは、カブトと違い「全力でぶつかる」タイプだからしょうがないけれど、少しだけ不憫。

愚かな人間など、もう必要ありません
劇場版の大和と織田がこんな役だったとはビックリ
何か台詞が欲しかったかな?とは思います
なんだか仲が良さそうだったことを考えると、劇場版の前(二人がZECTにいたころ)はあんな感じだったのだろうと想像しますね

世の中で覚えておかなければならない名前は唯一つ
「トレジャーガウスト」空気読めよ(笑)
その後の、パンツのCMが先にこなかっただけでもまだマシか…もしかしたら「世の中で覚えておかなければならない名前は唯一つ…パンツを買えばお米券が」って流れになっていたら、一生トラウマになりますよ

天の道を往き、総てを司る男
一輪の花で崩壊する緑の石に笑わせてもらいました(笑)
「総ての命はみな等しい」と言うのは、加賀美が共感した「人間からアメンボまで総て守る」という天道の意志にイコールで繋がると考えると、この天道の台詞全般の流れは、私的に平成ライダーシリーズで一番好きです

  自分のために世界を変えるんじゃない
  自分が変われば、世界が変わる
  それが、天の道

そんな世界は必要ない、ましてや人間など必要ない
根岸の計画上、最も邪魔だったのは、勿論天道総司
天道が死んだと思ったからこそ、根岸は計画を実行に移したわけで、その天道が生きていて、計画を阻止されたんじゃ普段の性格が波状して、あんな喋り方になるのもうなずける

グリラスワーム/三島正人
最強のネイティブ&新ZECTの総帥
「私は昔から嫌いだったんだよ」
配色は残念だけど、暗闇の中だと本当にカッコいい三島ワーム
カブトとガタックを二人相手でも余裕で勝利し、ハイパーカブトの最大技を素で受けて沈まなかったのは、三島ワームが初めてでした
加賀美に止めを刺さなかったことから考えて、三島自身も全人類をネイティブにすることに少なからず迷いがあったのでしょうね。でも、その迷いを認めたくないからこそ、加賀美を生かしておき、全力でぶつかって自分が破れるならそれでもいいや…的な感じだったのだろうと思います

マキシマムハイパータイフーン
折れたぁぁ!

ダブルライダーキック
単独の最強技がダメでも、カブトとガタックなら三島を越せる。
天道と加賀美なら、三島を倒せる。
一つの最強は最強であって、最強ではない
真の最強は、共に立って往ける友の存在
そんな感じ

挿入歌が入らなかったのは少し残念ですが、555以来行われなかった、決め技がキックだったり、一年間掛けてきた天道と加賀美の関係をきっちりとまとめる演出があったのが私的にはかなり嬉しいです

  一度しか言わないぞ
  同じ道を往くのは、ただの仲間に過ぎない
  別々の道を共に立って往けるのが友達だ

ネイティブ/根岸
人類ネイティブ化計画発案者
「そんな世界は必要ない、ましてや人間など必要ない」
てっきり根岸はネイティブの頂点だと思っていたんですが、幼態だったことから考えて、決して頂点ってわけではなかったようですね。自身で戦う力がなかったからこそ、ZECTを操作して、仲間を増やす考えに至ったのでしょうね
実験材料にしてきた相手に道連れにされるという、情けない末路を辿る

ダークカブト/天道総司
人類ネイティブ化計画の第一被験者
「カブト、この世界を頼んだよ…僕達の世界を…」
今週の電波発動時になんの役に立っていたのかは不明(ダークカブトになっていたことから、ゼクターの力を電波の増幅に使ったのではないかと思う)
実験材料にされ、人ではなくなり、ひよりを失い、天道に破れ、散々な人生を送ってきた彼だけど、最後の最後で天道に「人間として生きる」という光を貰い、そしてその光を天道自身に託し、自身の敵である根岸と共に爆死。
カブトと言う作品の中では、「仮面ライダー」というテーマに一番近いと思う
各所で言われていることですが、最後のダークカブトは道連れにしなくともライダーキックで倒せたんですよね

一年後
前作響鬼のときは、冒頭でいきなり一年後に飛んで、色々とイベントが発生していましたが、カブトは後日談的な形でまとまりました。
田所さんが元気な姿でお蕎麦屋さん経営(設定では、実家は長年続くそば屋)していたり、岬さんが神代のことを忘れていなかったり、樹花がひよりを「お姉ちゃん」って呼んで「あぁカブトはコレで終わりなんだな」って実感したり、最終決戦にすら現れなかった風間が我が物顔であの場に現れたりと、ファンにとっては嬉しい形だと思います。

平和でいいなぁ
と言うか、田所さん性格変わりすぎ(素の山口さんはあんな感じだとか)
サルに集まった全員の会話は、何処となく響鬼を彷彿とさせますね
それと「日和見ランチ」は美味しそうではない

かぁがぁみぃ
子供に人気な警官ってのは、加賀美のキャラにぴったりだと思う
元々ZECTの下っ端だった加賀美が、警官になれたのは、父陸の力が強いんでしょうね
と言うか、あのキャラで何かのドラマ作ったら面白いと思う

豆腐を買いに行ってるんだよ
何故に海外にまであのカッコで豆腐を買いに行くんだかわからないけれど、「仮面ライダーカブト」のテーマであった「料理」にまとまりをつけるには、いい形なのかもしれない。
真の料理人は、最高の食材を求めて、自身の足で世界を駆ける。そんな感じ?

おばあちゃんが言っていた…
以前インタビューで天道役の水島ヒロさんが言っていた「番組が終わっても、カブトを忘れない仕掛け」ってのが結局謎のまま。もしかしたら「天道は今も豆腐を求めて世界を歩いています。もしかしたら、貴方も何時か天道に会うかもしれない」ってことなんでしょうか…だとしたら、色々な意味で面白い。

まとめ
あっという間の一年間。本当にクロックアップのように過ぎて行きました
毎週毎週楽しく見て、何処となく影響受けて、本当に楽しい作品でした
何より、DX玩具をココまで購入したのは、後にも先にもカブトだけだと思います

幾つか謎を残しましたが、最終回らしい最終回でした。
終わり方に不満のある方もいると思いますが、私は好きです終わり方
上手くまとまりませんが、「仮面ライダーカブトは最高でした」と一言

カブト第48話 「天道死す」

2007年01月14日 | 仮面ライダー(特撮)
なんでワームを庇うんだ!
ZECTが世界中に対し、ワームとライダーの存在を明かしたのが先週。
ネイティブの存在を公開していないわけだから、一般市民は「ワームは二種類いる」なんてことは知らない。
と言うか、一般人はZECTの話を鵜呑みにしすぎだと思う。

冒頭に登場した夫婦。旦那さんがワームだったということは、あの抱きかかえられている子供は、人間とワームのハーフ。
将来ワームとして覚醒する可能性があるハーフは、相当数いると思うので、その辺どうするのかと少し疑問。某推理漫画の「ブレードチルドレン」的な扱いで「呪われた子供」とでもされるのかな。

そんな平和な世界を作りたい
弟とマコト君のワーム側に騙されたのが前半
風間指名手配編で、影山に騙されたのが中盤
田所さんの正体を知り絶望したのがこの前
そして、根岸さんに騙されたのが今回

コレだけ騙され続けると、もはや橘さんすら凌駕していると思う(笑)
冗談はおいておいて、なんらかしらの"光"を最終回で与えてあげないと、加賀美が本当に不憫で仕方ない。

私となら、いい取引ができる
三島が根岸に見せたものはダークカブトゼクター。
資格者である黒天道は、元々人間だったが、ネイティブ側の実験材料として選ばれた。
選抜の理由や、天道総司に擬態させた理由などは不明。

ネイティブ側からしたら、黒天道の存在は「ネイティブ化の証拠」なのだから、陸を初め、知られてはならない存在が多数いる訳で、隠したいのも当然。三島はその弱みを掴み"取引"と称して、ZECTのトップ入り(すなわち、日本の裏社会の頂点?)と自身で邪魔者を排除する力(ネイティブ化)を得た。
ただ、あの根岸さんが三島に好き勝手させたままってのが腑に落ちないので、最終回で三島にもなんらかしらの地獄は与えられると思う。

僕がサルで出そうとしているメニューなんだ
この妹二人のやり取りをみていて、何となくだけど最終回で、ひよりの出したメニューが盛況。天道はいない。ひよりの笑顔。ってな感じになりそうだな…と少し思った。何より、樹花の「料理は人から人へ受け継がれ、その味は人と人とを結ぶ」って言葉が、伏線になっていると思うんですよね。天道からひよりに受け継がれた"優しい味"は、ワームと人間とを結ぶ的な?

俺達はこれから、光を求めて旅に出るんだ
影山の登場がわざとらしいのは置いておいて、天道の前を歩いていた怪しいスーツ男が気になる。
てっきり、根岸の付き人で、天道はそれを尾行しているのかと。

赤い靴
陸と総一(日下部父)は35年前にネイティブと接触し、マスクドライダーシステムを設計した際、ネイティブが不祥事を起こした場合のことを考え、「総てのワーム(ネイティブも含め)を倒す機能 = 赤い靴 = 暴走スイッチ」を仕込ませた。
思うに、陸と総一はネイティブの暴走は予想していたのでしょう。
だからこそ、ネイティブから資格者を選ぶのではなく、自身の息子を資格者に選び、更に赤い靴がバレないよう、ネイティブの忠実な僕として35年間耐え続けた。

本来ならば、そのままネイティブに悟られることなく話は進むはずだったのだが、製作者の総一がネイティブに擬態され、赤い靴の存在が知られてしまった可能性があり、また三島が陸に対し不信感を持ち始めたため、"第二の赤い靴"として、一度に複数のワームを倒せる「パンチホッパー」「キックホッパー」を秘密裏に制作し、ZECTに反旗を翻した矢車に渡した。

そう考えると、陸が設計図を燃やしたり、三島がダブルホッパーを知らなかったことにも説明がつきますしね。

記念すべき第一号
上でも書きましたが、この黒天道が元々どんな人間だったかは不明。
「ネイティブ」「マスクドライダーシステム」「ハイパーゼクター」
と物語の胆となる機能総てに関わってきた黒天道。
流れから進むと、最終回では天道に代わり、天の道を往く可能性もあり。

黒天道制作の際、天道に擬態させた理由が本当に不明
考えられる理由は、製作者総一の息子であるためってのが一番ですかね。
ただ「息子だから何?」ってことになるんで、最終回でその辺をきっちりとまとめて欲しいです。

カブトvsガタック&ゼクトルーパー
ゼクトルーパーが過去にないくらい、戦闘で活躍してます(笑)
と言うか、ガタックがカブトに勝ったのは、コレが初かもしれません。

なお、このシーンはゲーム版で再現可能。
対人戦で、CPUゼクトルーパーを配置すると面白い。
対戦相手がある程度慣れていると、ゼクトルーパーを一体も倒せず、今回と同様のシーンを再現可能。かなり屈辱的ですがね(笑)
番組開始時のキャッチコピー「俺が正義」も登場して満足です。

ダークカブトvsグリラスワーム
三島の言葉を聞く限り、元々は人間だったが"いい取引"で自身をネイティブ化したのだと思う。
三島ワームはコオロギをモチーフにしたワーム。戦闘場所が暗かったため、超カッコ良いと思ったけど、公式サイトを見たら、そうでもないと思いなおした(笑)
何処となく「仮面ライダーZO」に登場する"ドラス"に似ていると思います。

ワームの内通者であることが判明しました
コレを発表すると、一般人からしたら、ZECTvsワームと言うのは、ZECTの自作自演ってことになるのだけど、いいのかな(笑)

さよならだ…兄貴…
兄貴は全部わかった上で一緒に"白夜"を目指そうと言ったのでしょう。
劇中では描かれてませんが、矢車には"影山に似た弟がいた"設定なので、影山がワームになっても、矢車はそれを受け入れ、一緒に行動するつもりだった。
でも、影山は自分がワームになった現実を受け止められず、苦しみから開放させるため、兄貴はキックを放った。

地獄兄弟最終章。感動しました。
影山が実際に死んだかどうかは、視聴者に委ねるらしい。

生きる勇気を貰ったのは、俺の方だったんだ…
天道⇔ひより、影山⇔矢車、加賀美⇔田所、神代⇔岬、風間⇔間宮
何時の時代も、勇気や希望は人から貰うもの

世の中で覚えておかなければならない名前は唯一つ
劇場版の大和&織田がゲストとして登場するそうです。
仮面ライダーカブト最終回。どんな最終回になるのか、今から楽しみです。

ワームとネイティブ
コレは来週改めて綴りたいと思いますが、ネイティブは35年前に地球に落下した隕石からの存在。
ワームは、番組冒頭の7年前の隕石からの存在。
地球に落ちた年代が違うだけで、争いになるということは、元々縄張り争い的なものが強い種族だったのでしょう。
ただ、ワームにしてもネイティブにしても、擬態した人間如何では、優しくも凶悪にもなれる。
ネイティブだから安全だとか、ワームだから危険なのだという考えを加賀美はしない。
「仮面ライダーカブト」という作品が伝えたかったことは、きっとこのことだと思う。

「俺、参上!」
カブト終了後も仮面ライダーは続きます。
モチーフが電車と童話ってのが中々に面白いと思う。
主人公を見ていると、カブト一話の天道を思いだす。
仮面ライダー電王

特撮番組感想

2006年12月04日 | 仮面ライダー(特撮)
▼ 仮面ライダーカブト 第43話 「俺を狙う俺」

・チラリ寿司
もう一人の天道はともかく、あの味覚においても頂点に立つ神代が美味しいと言うならば、蓮華の料理の腕は格段に上がっているのでしょうね。

・もう一人の僕はどこ?
加賀美&坊ちゃまの前に現れた"もう一人の天道"。
「過去の天道に擬態したワーム」ってことになっているんですが、コッチの天道の方が、素の水嶋ヒロ(天道総司役の俳優)に近い気がします。テンションと言うか、天然っぽさが近い(笑)

・vsダークカブト
PS2版では、ダークカブトが本当に「悪役キャラ」なんですが、劇中版はどちらかと言うと「天然キャラ」みたいなキャラで、ゲームやるとギャップに楽しませて貰えるとか。
http://www.youtube.com/watch?v=g9Nt5xGO3PY

と言うか、一つの番組内で「俺様キャラ(番組主役)」「悪役キャラ(ゲーム版)」「天然キャラ(ダークカブト)」「妹ラブキャラ(劇場版)」と四人の性格を演じている水嶋ヒロって、本当に凄いな…と思いました。
今週だけでも、俺様と天然演じて、本当に天道総司ってキャラが二人いるかのような錯覚に陥ってました。
この演技力は番組終了後に、もっと買われるべきだと思います。

・大量ワーム
平成ライダーお馴染みの、終盤大量増殖の開始です。
そして、コピー能力を身に付けた乃木ワーム。
コピーを打ち破るセオリーは、「この力はコピーし切れない」で倒すので、それが来週のトリプルライダーキックなんでしょうかね。

・田所vs乃木
公式サイトでも大題的に扱われてましたが、このシーンかなり好きです。
乃木役の坂口さんは、本職アクション俳優らしいので、人間体でのアクションは冴えますね。
田所さん、料理対決のときと言い、今回と言い、なんか楽しそうですね(笑)

・では、総てのライダーは、俺が倒そう
うわぁ、坊ちゃまの名言が、戦線離脱中の風間の命を危機に晒してますよ(笑)
と言うか、この先、風間は再登場するんですかね?

・ガタックの敗北は大きいです。
ここ最近、負けっぱなしですが?
まぁ、ZECT切り札が、面前で負けたら、ゼクトルーパーの士気も落ちますよね。

・エリアZ
「開発しているんだ」という発言から、現在進行形で開発が進んでいることが分かる。
が、番組中には登場しそうにないですね≫新ライダー
エリアXが、鉄仮面天道(ダークカブト)の捕獲と研究をしていて、エリアZで開発。
じゃあ、エリアYはなにをするんでしょうかね。

・お前を超えたいと思ったんだぞ
やはり、「友達」ってことばでは語れない二人の仲。
そして「テェーイ」で割り込むダークカブト(笑)

・ザビーゼクター
確かに、田所さんは楽しそうだ(笑)
そして、ザビーゼクターに未練たらたらな影山は、来週ザビーに復帰します(でも、速攻で落ちそうな気が…)。

・過去の俺に擬態しただけ
ダークカブトの出生とかは大体理解できましたが、そこでハイパー化は卑怯では?(笑)
オリジナルと擬態版で随分と性格が違って違和感を覚えたんですが、ダークカブトが擬態した天道って言うのは、(両親が殺されたときの)子供天道ではないでしょうか?昔の天道は、今みたいな俺様でもなかったので、そのまま成長したと考えるなら、幼稚な部分が残っているのも分かりますし。

少し妄想入りますが、ひよりは「僕がそばにいる」と口ずさみながら、絵を描いていました。
オリジナル天道の一人称は「俺」。ココで思ったのは、七年前にひよりを助けた天道と言うのがダークカブトの天道だったのではないでしょうか?

オリジナル天道曰く、ダークカブトは「過去の俺に擬態しただけ」。
自分は「未来も掴んでいる」この「も」と言うところから、番組主人公天道自身もワームなんじゃないかな?って思いました。
・幼少期時代天道に擬態した天道→ダークカブト
・成長した天道(俺様)に擬態した天道→番組主役天道
・それらに擬態された、本当のオリジナル天道→???

更に妄想が進むと、劇場版の天道。
私が思うに、あの劇場版天道こそが、本当のオリジナル天道なのではないでしょうか?
「天道にベルトを渡したのは日下部総一」という事実が出てしまった以上覆せない部分もありますが、例えば多くのカブト考察サイトで言われていた、劇場版の「ちゃぶ台をひっくり返した後の世界 = 現在テレビ放送されている世界」だとしましょう。

「ちゃぶ台をひっくり返せる天道がベルトを渡した相手 = 存在がちと危険かも」→「よし、ワームに擬態させて、本物は消そう!」→「ただ消すだけでは面白くないので、日下部総一の作成したマスクドライダーシステムも奪おう」→日下部夫婦死亡→「ダークカブトが、幼少期天道に擬態」→幼少期天道おばあちゃんに引き取られる→俺様として成長→「最近俺様ぶりが強化されて危険だな」→「やっぱり、オリジナルも消しておくべきだったな」→「番組主役天道が、オリジナル天道に擬態」→オリジナル天道死亡→現在に至る

ごちゃごちゃですが、多分こんな感じ。
いや、色々無理があるんですが、沢山の人格天道が出てくると、繋げたくなっちゃうんですよね(笑)

・次週ザビー復活
復活の噂は聞いてましたが、てっきりネイティブである田所さんが変身するのかと思っていたら、普通に影山が変身するんですね。
ただ、やさぐれ服装ではなく、正規のZECT制服なのが少し違和感を感じました。ついでに、復活早々やられるようで(笑)

それとともに、キックホッパーを混ぜた三ライダーでのライダーキック発動が楽しみ。
普通に天道&加賀美に協力してるっぽいので、影山死亡→矢車切れる→天道・加賀美、ヤツを倒すぞ!→ライダーキックな流れなのかもしれないですね。影山死ぬのは嫌ですが。

・演出
新しい演出が幾つか見られるな…と思っていたら、どうやら今回は新しい監督さんのデビュー作だとか。
演出が細かいのと、流れに無理がないので、私的にかなり好きな仕様かもしれません。
確か来週も引き続き同監督らしいので、楽しみです。

特撮番組感想

2006年09月18日 | 仮面ライダー(特撮)
■魔弾戦記リュウケンドー

今回は、ロッククリムゾン&2バイク&1トレイクのお話。
当初、Dr.ウォーム・レディゴールド・ブラッディ・ロッククリムゾンが幹部だという情報があったんですが、「ロッククリムゾンもう死んだじゃん!」なんて思っていたら、今後から正式に幹部化するんですね。
それにしても、婦警とロッククリムゾンの間に「カケラを拾った」以外の伏線が欲しかったですね(例えば、武道大会のときに出逢っていたとか)。そうすれば、ロッククリムゾンが惚れたところの唐突感が消せたやもしれませんね。
因みに、今週初めて「ゴッドトレイク」の「トレイク」が、三輪車だと分かりましたよ。1トレイク&2バイク揃うとカッコイイですな。と言うより、おっさんファイナルがめっちゃカッコイイです。
そうそう、Dr.ウォームとロッククリムゾンが「戦友」だったらしいのですが、昔なにがあったんですかね(汗)今みたいに、ジャマンガ総出でマイナスエネルギー集めていた頃もあったんですかね。


■仮面ライダーカブト 第33話 「萌える副官」
多分、こんなタイトルがつく作品も、先にも後にもカブトだけでしょうな。
と言うより、確か「萌え」って「好き」とかの類の言葉として使うんでしたっけ?
ならば、私の中では、余裕で影山が勝るんですが(笑)

・ひよりフェードアウト
鉄仮面と出会った後が知りたかったのに、このまま暫くフェードアウトっぽいですね。
天道&加賀美が海に飛ばされた理由。思いっきり公式で「ハイパーゼクターの暴走」って書かれてるんですよね(汗)
劇中でも、一度は触れる事を許した三島さんを、ハイパーゼクターは拒絶してましたしね。本当に「なにが起こっているんだ」ですよ。

・ゼクトメンバー集合
田所さん・東・シャドウ以外にも、あんなにチームがあったんですね。
劇場版の「ネオゼクトルーパー」のとは違う、白アリチームが訓練生なんですね。

・トラップにはまる影山
なんだか、本当に今週不憫な役回りばかりですね影山。
きっと、シャドウの面々も「はぁ、なんでこんなヤツが体調なんだよ」と確実に嘆いているに違いない。

・今週の影山
「君は…誰だったかな」忘れられる影山
「ちょっ!首、首」でピアノ線掛けられる影山
「はい!コレからは天道さんについて」で黙らされる影山
「見捨てないで下さいねっ?ねっ?ねっ…」でスルーされる影山
ガタック乱入で逃げることしか出来ない影山
カニワームに「お願いします」しちゃう影山
カブトへの止めを刺させてもらえない影山
矢車さんに命令したら、やられちゃった影山
結局ザビーゼクター取られちゃう影山

・干し飯
七年前から料理を食べていない蓮華。
七年前と言うと、隕石が落ちてきたときなわけですが、その頃からゼクト(元々あった?)のメンバーとして暗躍していたんですかね。
そういえば、「味が分からない」の共通点で、三島さんが上げられますが、やっぱり何か裏がありそうですよね。

・等価交換
「何かを得るには、それ相応の対価が必要だ」
でも、ライダーの資格ってお金では買えないものなんですよね(汗)
それを、ディスカビル家再興のためにうっぱらうとは、流石です坊ちゃま。

・樹花は義妹
って、結構重要に思われていた樹花の存在を、普通に「義妹」で通すとは。
「生まれることの出来なかったひよりの代わり」の位置を樹花に持ってくると思ったんですけどね(汗)

・剣にはサソードヤイバーが必要
そういえば、天道は神代がワームだって知らないんですよね。
天道からすれば、普通の人間が資格者なんだし、まぁいいじゃん!程度なんでしょうけどね。
加賀美の位置づけって、結構難しいですよね。

・加賀美の歌
あまり印象に残らなかったんですが、加賀美の歌が、予想以上に上手くて驚きました。
カブトは、挿入歌を使う場所が下手なんですよね。ホッパーの辺りで流せば、Goodだったのではないかな?って思います。

・カブト新キック
とりあえず、ハイパーフォームでのキックの伏線でしょうね。
構えが、カブトらしくなくて、カッコイイと思いました。

・ディスカリバー
刀身のない剣を見て、止まるワームが可愛い
そして「見えないほどまぶしい」と解釈する坊ちゃま、マジでバカだ(笑)
しかし…流石名剣ディスカリバー。普通にワーム倒せるとか、現状最強の兵器じゃないですか?
だって、矢車さんホッパーが倒したのはワーム(幼態)だけなんで、ある意味「ディスカリバー≫ホッパーゼクター」な感じもしなくもない。

・ドレイクゼクター
そういえば、ゴンは天道をそれなりに尊敬しているんですね。
それにしても、このまま風間が出ないで番組終了な気がしてならないんですが(汗)
ドレイク好きなんで、再登場してほしいですが。

・ライダースティング
コレが決まった瞬間「あぁ、コレで影山ザビーの出番は終わりなんだな」って悟りました。
最後に、憎き天道に一撃入れさせてあげただけでも、番組スタッフは優しいですな(笑)

そういえば、今週登場の青色のワーム。
あれ、カニワーム同様、甲殻類でエビだそうです。
「キュルルル」とか鳴くものだから、ザコワームにしか思えないんですが、結構強いみたいですね。

・矢車想
復活キター!しかもヤサグレver&ネガティブシンキング!
先週の次回予告で、生身で戦っているように見えたんですが、ただ押さえ込んだだったんですね(汗)

それにしても「パーフェクトもハーモニーもない」と言ったり、一体なにがあったんですかね。
「誰か…俺を笑ったか?」とか「どうせ俺なんか」とか…。もう「麻婆豆腐」は作ってくれなそうです。

・ホッパーゼクター
1:ZECTベルトを開く
2:ホッパーが飛んでくる
3:HENSHIN…CHANGE KICK HOPPER
4:足を180°回転 RIDER JUMP
5:足を元の位置に戻し RIDER KICK
6:ジャッギー発動
7:RIDER KICK 連発

・仮面ライダーキックホッパー
何この、カッコ悪いネーミング。せめて「仮面ライダーホッパー(キックフォーム)」とかにした方が、まだ良かったのに(汗)
でも、ネーミングのダサさとは裏腹に、ホッパーマジでカッコよかったです。
と、言うのも、キック技がココまで華麗な特撮ヒーローって他にいないと思うんですよね。
必殺技の「ライダージャンプ(飛ぶとき)」の構えも「バッタ」らしさが溢れてましたし、何に使うのか分からなかった「ジャッギー(足についているヤツ)」も戦い方見て納得。

で、気づいたのが、今回、矢車さん、一度も手を使っていないんですよね。
ライダーの特徴が「キック」なので、別に疑問視するほどのことでもないんですけど、出来れば「手は使わない。手は料理をするためにある」とかで、料理への信念だけは残っていたりしてくれると…。

・俺と一緒に地獄に落ちよう
この言葉が「一緒にホッパーになろう(ホッパーゼクターはもう一つあるのです)」って暗示だったら、嬉しいですね。
私的には、矢車さん&影山でダブルホッパー決めてくれると、本当嬉しいんですけどね。

それにしても、矢車さんの行動や口調が、龍騎の頃の浅倉(王蛇)を彷彿とさせますな。

・来週坊ちゃま
マネイのためなのか知りませんが、なにやってるんだ、坊ちゃま(汗)
次回予告で声を上げて「天道!お前の未来を壊してやったぞ」は矢車さんですかね…。
それと、影山らしきヤツが、本当に地面を這いつくばっていて、笑ってしまいました。

・お前ノリが悪いな
いや、天道のノリは、明石のノリをかなり違う次元で上回っているのでしょうな(笑)
正直、この二人は面白いんで、暫く続けてくれると嬉しいですね。
それにしても、ハイパーフォームの正体を「分からん」言うとは。

・なんちゃらクエスト
なんかのアニメらしいですが、来年の一月からスタートだそうで。
場合によっては、日曜朝八時って可能性も。そうしたら、平成ライダーは、カブトで一度〆るのかもしれませんね。

特撮番組感想

2006年09月13日 | 仮面ライダー(特撮)
七月上旬から久々の「特撮番組感想」。
今まで「仮面ライダーカブト」に関しては「ストーリーを追って感想」のパターんでしたが、今回よりちょっとフォーマット変更します。
と、言うのも、この番組。後半で前編のネタバレをするどころか、今までの謎もどんどん回収しているので、今までの書き方だと、微妙に矛盾が生じちゃったりするので。

◎魔弾戦記リュウケンドー 第36話 「戦う幽霊」
なんでこのタイミングで、小町さんが復活したのか謎で仕方なかったのですが、見て納得(ジャークムーンの初戦に、小町さん関わっていたんですね)。
それにしても、普通ヒーロー物のパワーアップって、本体の強化に伴い、付属品もパワーアップするのが普通だと思っていたんですが、どうもリュウケンドーは違うようで。
バーニングコングは、小走(警官)さんの熱い思いに答えてパワーアップ。ブリザードシャークは、お互いの助けたいの心に答えてパワーアップ。
ライトニングイーグルのパワーアップ条件が気になりますね。
爆雹切りが、本当にカッコよかったです。

◎仮面ライダーカブト 「32」

■シシーラワーム覚醒
衝撃の事実。ひよりはワーム(ウスバカゲロウモチーフ)だった。
コレは、劇場版では一切触れられなかったことなので、ちょっとビックリ。
シシーラワームには「テレパシー」能力があるようなので、一話で機械と会話した伏線も見事回収。

しかし、正体が怪物で、弾丸効かないで、機械と喋れるヒロイン。多分そうはいないと思います(笑)

ちなみに、神代の「自分がワームであることに気づいていない」は、ひよりの伏線だったと納得。
それにしても、「気づいていない」って、何か理由がありそうな感じですね。

■ひよりから導きだされたワーム理論
・ワームはお互いを認識できない
・「緑の石」は、ワームの力を開放する(?)
・妊娠した女性に擬態した場合、お腹の赤子もコピーする
・上記に限り、ワームはワームを生むことが出来る

まず、一つ目の「お互いを認識できない」。ワーム状態ならば、可能でしょう。
しかし、第一話の時点で、ひよりは既にワームでしたが、ワームに狙われていました。
もしも、ひよりがワームだと判って狙っていたなら話は別ですが(ワームを狙う理由ありませんし)。

二つ目は、シシーラワーム覚醒時、ひよりが「緑の石」に祈ったことで、覚醒(したように見えた)したことです。
エリアXの回で、天道は「緑の石」に怒りをぶつけるが如く、砕いていたことから、やはりワーム関連の謎があるのは間違いないでしょうね。

で、一番驚いたのは、三つ目、四つ目。ワームは子供もコピーできること。
ワーム殲滅戦で、ワームは「卵」で増えることが確定したのですが、擬態時に妊娠していれば、子供を生めるんですね。
こうして生まれてきた子供は、ワームの姿で生まれるのか、人間の姿で生まれるのか、興味がありますね。
前者なら、格別不思議はない訳ですが、七年前生まれえなかった「ひより」の姿をシシーラワームがしているところから、後者っぽいんですよね。
で、後者なら後者で、「擬態したワームから生まれたワーム」は、成長するようですね。中々に興味深いです。

また、ひよりが描く絵。あれは、劇場版では「ハイパーカブト」だった訳ですが、ひよりワームのデザイン見てると、それをモチーフに描いている感じがするんですよね(羽根の辺りとか)。
つまり、もしかすると七年前のあの日、なんらかの方法で、シシーラワームを見ていたのかもしれません(例えば、天道もシシーラワームとか)。

■日下部総司
天道とひよりが兄妹の設定は、一応劇場版であったことなので、「あぁ、テレビも同じにするんだ」程度の驚きでした。
普通にスルーするところでしたが、天道(3歳時)両親が殺されたとき。あの時点では、隕石は落下していません。なのにワームがいました。しかも、劇場版の角長ワームです。
やっぱり、隕石落下によって、ワームが溢れた。と言うのは、ZECTが自分達の研究をバレないようにするための、大嘘だったのでしょうね。

で、ZECTが大嘘をついていた可能性が浮上してきて思いだしたこと。
それは、加賀美の父、陸の言っていた、「(天道の両親が死んだことは)実に残念なこと」の件。
間違いなく、天道両親を襲わせたのは、陸じゃないかな。と思います。

しかしだ、「オレガソバニイル(何故か片言)」の天道(7歳時)がひよりを救ったのは分かりますが、何故その後二人はバラバラになったんですかね?

■おばあちゃん
一番の驚き。生きていたんですね、おばあちゃん。
しかし、ワームだと判っているひよりを、預かろうとは…おばあちゃん何者ですかね。

■鉄仮面
矢車さんだとか、本物の神代だとか、入りろ言われていましたが、正体は天道でした。
この時点で、同じ時間軸に二人の天道が存在していることになります。
ハイパーカブトも、ひよりを助けたことや、天道に当てがあることから、コレも天道だと思われます。

つまり、未来天道、怪物天道、本物天道が遭遇する可能性があるということです。
主人公として動いている天道が、ワームなのか本物なのか分かりませんが、こんな感じでしょうね。
因みに、仮面天道の場所に赴こうとした、主人公天道と加賀美が、海に飛ばされたのは、多分何か別の力が働いたのでしょうかね。

と言うか、ワームって一応「宇宙から来た」設定なので、「宇宙人、未来人、超能力者、異世界人」のうち二つが登場確定なので、きっと本物天道は、超能力使えますね(笑)

■お芝居
公式の予告で、「ひよりに向けライダーキックを放つ」→「ワームは木っ端微塵」という書き方をしていたので、大体予想はしていました。
天道は、一応ハイパーの正体に当たりをつけたからこそ、ひよりにライダーキックを放ったのでしょう(恐らく、打ち合わせはしていない)。
「ひよりが狙われて助ける」としたら、それは間違いなく天道本人以外にいない訳で、考えられるのは、ハイパーの正体は、未来から来た天道本人だということ。

■ハイパーゼクターと三島さん
前半では、手錠を外し、ボックスを開き、ハイパーゼクターを取り出していたわけです。
が、天道と加賀美がたどり着いた「海」で、打ち上げられていた三島さんは、手錠もボックスもそのまま。
考えられるのは、「ハイパークロックアップ」の効力が働き、どこかの時間に戻ったのでしょう。「海」の理由は謎。

■七年間の計画
ひより以外の総てのワームを倒し、ワームの特徴(擬態や怪物であること)をひよりの個性とする。
ワームを倒すためには、それ相応の力が必要。よって、七年間、鍛えに鍛え、準備してきた。
ひよりが死んだことにすれば、誰からも狙われることなく、ただ、永遠に自分の「妹」として生かす。

同じ「兄妹愛」でも、龍騎のときの神崎四郎とは随分違いますね。

■OPの謎
公式サイトの方で触れられていましたが、「ひより=シシーラ」は初期段階で決定していたことのようで、OPもそれに見合ったつくりをされていたようです。

・ダン!ダダダ!の部分(弾丸により、羽根に穴が開く)
ずっと何の生物の羽根か分からず、まぁカブトムシだろう。とか思っていたら、あの羽根こそ、シシーラ(ウスバカゲロウ)の羽根だった模様。
しかし…弾丸で穴が開く映し方は、やっぱり、カブト(クナイガン)がひよりワームを弾丸で滅多打ちして、マスクドチョップで殺すことを暗示させているんですかね?

・カブトマスクドに映る妖精
マスクドフォームの肩→背中→頬の順で、ひよりの描いた絵が映ります。
コレが何を暗示するのか…まったく分かりません(妖精の伏線回収もいまいちですし)。

・天道・加賀美・ひより
番組が始まった当初は、この三人がライダーになるものとばかり。
一応は、天道&ひより=「兄弟」で、天道&加賀美=「ライダー」なんですよ。
こうなると、ひより&加賀美=「何か」というのがありそうですが…バイト以外に見つからないんですよね。
案外、加賀美とひよりの関係は、「ワーム」だったりしたら、嫌ですね。

・ひよりの周囲に群れる「緑の何か」
これに関してもまったくの謎。
葉っぱに見えなくもないんですが、もしかして「緑の石」?

・加賀美が叫ぶ
1シーン目で、加賀美の手のひらに「妖精」。
2シーン目で、それが消え、加賀美が叫ぶ。
ココから察するに、間違いなく、上のひより&加賀美にはなんらかしらの関連性が生まれるのでしょう(劇場版のように、恋人設定にはならなそうですが)。
と言うか、「妖精」の正体がつかめないと、この辺解けないです。

・天道・カブト・子供
「明日のその先へ♪」の部分で、前に進む子供は、間違いなく七年前の天道でしょうね。

・何かを掴む子供
ずっと、これはひよりだと思っていたんですが、よく見たら、子供時代の天道っぽいです。
掴んだものは、多分「ベルト(モザイク掛けられてますが)」とみて間違いないでしょう。
ただ、劇場版と繋げると、天道にベルトを渡したのは、七年後の自分なので、コレもまた場所が違うんですよね(状況も受け取り方も違いますし)。

劇場版と繋げないで、ベルトを掴んだとすると、そうですね。
天からベルトが降ってきた→掴んだ→パワーアップ→オレガソバニイル→ベルトは天から貰った。でしょうかね。

■まとめ
なんだか、色々と謎が解明されても、更に謎を重ねてくる「仮面ライダーカブト」という作品。
「サバ味噌」で始まり、「アルティメットメイクアップ」「オヤジ!幽霊」「お前は俺に敬意を払え」「ハッピーハッピーバースデイ♪ワックワック」等など、「今年はギャグ路線だな」などと思っていましたが、もう坊ちゃまの正体が判明し始めてから、本当暗い展開だらけですね。
当初は、愛する人を失う悲しみを乗り越え、ハッピーエンドで終わると思っていましたが、現状バッドエンドでしか終われなそうな感じがします(汗)

■次週、完全調和な人が復活
待っていましたよ。矢車さん。足に何かつけてますが、生身でワームを蹴り飛ばせるほど強くなって復活です。
ザビーの頃は、パンチ一筋で頑張ってましたが、足技も会得し、ついにライダーに返り咲ける模様。
新キャラも登場するようですし、本当に楽しみです。完全調和を奏でよう。

因みに来週、天道は「ハイパーソード(仮)」のために、ゼクターを集めます。
予告から察するに、ザビーゼクターは「強奪(影山やられてましたし)」、ドレイクゼクターは「譲与(ゴンが渡してましたし)」、サソードゼクターは「売買(神代がお金と等価交換してましたし)」で入手。
本人の意志に関係なく、奪われた影山可愛そう(涙)
神代は、得たお金で、伝説の剣でも買うんですかね?
大介は、このままフェードアウトっぽい感じしますが。

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE

2006年08月24日 | 仮面ライダー(特撮)
ruxiの方では「観て来ますよ」と宣言だけして、そのまま音沙汰なしですみませんでした。
日記だけは綴ってあったのですが、掲載するチャンスを面白いほどに逃していました。

内容が内容だけに、映画を観ていない方には理解が難しいと思うので、以下映画を観た方若しくはネタバレを気にしない方のみご覧下さい。

■大まか感想
まず「仮面ライダーカブト」としての映画としては、ちょっと雰囲気が違った感じ。
TV版の方は「料理」と「クロックアップ」で魅せている感じですが、劇場版の方は、TV版では登場しなさそうな「愛」がクローズアップされています。
また、戦闘シーンに関しても、正直TV版よりしょぼい感じがするので、戦闘シーン目当てで見るのはちょっと辛いかもしれません。

唯、TV版の各キャラの設定が大きくことなっているため、TV版とは違ったキャラを見れるのが、かなりプラスかな?と思います。
また、ストーリーも微妙にTV版とリンクしている以外は、完全なるパラレルワールド設定なので、カブトは好きだけど、毎週朝起きるのが辛いよ。って方でも楽しめると思います。

私的には、平成ライダーの映画としては、剣の次くらいに好きな作品になりました。
見所としては、ケタロスに変身する大和の行動とか、コーカサスに変身する黒崎の紳士な感じ、後最大の見所としては、TV版でゼクターに見捨てられた「矢車想」の復活が最高でした。
スケールも「宇宙」とトンでもない次元で物語が動きますが、そこがカブトクオリティと言った感じで、スピード感溢れる映画に仕上がっていました。

■ゼクトvsネオゼクト
冒頭の戦闘シーン。この後は、暫くライダーバトルはないので、ひきつける意味ではかなり正解だったと思います。
ゼクトのやり方に不満を持つ、ヘラクス(織田)とドレイク(風間)はネオゼクトに所属。
ゼクトを抜けたヘラクス(織田)を連れ戻そうとするケタロス(大和)&ザビー(矢車)。
「ワーム」という共通の敵がいる中で、同じライダー同士戦うのは間違っていると謳うガタック(加賀美)。
設定的にはこんな感じなんですが、ガタック(加賀美)はゼクト所属なので、戦闘シーンではザビー(矢車)&ガタック(加賀美)vsドレイク(風間)とか、ドレイク(風間)にとって、かなり不利な戦いになっています(が、二人相手に検討するドレイクカッコイイ!二人分のキャストオフアーマーを弾き返す演出もグッド!)。
また、劇場版オリジナルライダーであるヘラクス(織田)vsケタロス(大和)の戦いは地味ではありますが、クナイガン演出が中々のものでした。

■天道乱入
TV版同様「我が道を往く男」の設定は変化なし。
唯、インタビューで本人が言っているように、TV版とは全く性格が違ったので、初め結構違和感を感じました。
でもって、戦っているザビー(矢車)&ガタック(加賀美)&ドレイク(風間)を一発で黙らせる辺り、カブトの強さ健在って感じでした(反対にガタックが弱すぎるように感じたのはちょっと残念でした)。

■ひより登場
TV版と劇場版の一番の違いは間違いなく、ひより⇔加賀美で恋愛感情が成り立っているところでしょうね(笑)
加賀美はTV版と性格の違いはあまりありませんでしたが、ひよりがやけに女性らしかったのも意外でしたね。
そうそう、このシーンで、劇場版ゲストのお笑芸人「次長課長」が登場するんですが、ハッキリ言って、蛇足でした(毎年のことですが)。

この後、天道は「おばあちゃんは言っていた…強いやつだけが生き残ればいい。」という発言を残しますが、本当におばあちゃんがそんなことを言ったのか、正直疑問です。

■天道ネオゼクトへ
天道乱入時に「高い値段をつけた方に太陽は光り輝く(高い金を払ったほうにオレは助っ人するぜ)」の発言から、ネオゼクト側は相当な額をつけたのでしょう(若しくは、ゼクト側がスルーした?)。
後になって気づいたんですが、天道は初めからゼクトのやり方に不信感を持っていたようなので、どちらが高い金をつけようが、本人にとってはどうでもいい話だったわけですね。
因みに、天道を利用して、ネオゼクトを潰そうと考える加賀美君。かなり愉快でした(TV版ゼクトメンバーと歩くシーンとか)。

■天道リンチ
ネオゼクトに所属していながら、ゼクトの加賀美とやり取りしている姿を見たら、そりゃ「裏切り」って考えるのも仕方ない。
で、面白いのが、この「裏切り」を目撃した「修羅北斗(劇場版オリジナルキャラ)」が、実はゼクトの回し者だったという設定。
本気で天道リンチするもんだから、全然気づきませんでしたよ(汗)
また、当初サソードの登場場所が冒頭ワンシーンだけだと知らなかったので、てっきりこの北斗修羅がサソードになるのかと思っていました。
ある意味、このキャラには、二重で騙された感じですね(いい意味で)

■ひより倒れる
七年前に落下した隕石の影響とされていますが、恐らく隕石落下による建物粉砕。
その際に、建物の一部がひよりに落下。脳に後遺症をもたらした。と考えるのが妥当ですが、最終的に死ぬほどの後遺症って一体…。

そして、衝撃の事実天道とひよりは、父違いの兄弟だったという設定。
TV版で考えると、隕石のカケラを持っていたりするのは母親なので、母違いの設定には出来なかったのでしょうが、なんだか子供向けには沿わない設定だな。って思いました。

■加賀美&大和宇宙へ
後に記述する「天空の梯子計画」の実行者に選ばれた加賀美。
元々計画の実行はもっと後だったらしいのですが、天道が「何か」をやらかしたため早送りになったようです。

「何か」と言うのは言うまでもなく、ネオゼクト側のゼクトへのテロ行為。
加賀美と大和が宇宙へ行くころ、ヘラクス(織田)&カブト(天道)&ドレイク(風間)がゼクトに乗り込んできたんですね。

■ドレイク散華
因みに、この場面でドレイク(風間)が死亡するわけですが、物凄く不憫でした。
信じていた仲間(北斗修羅)に裏切られ、ゼクトルーパー数体の射撃でやられちゃうわけですからね…。
せめて、もう少し見せ場が欲しかったですが、きっと冒頭でザビー(矢車)&ガタック(加賀美)でカッコイイシーンを作っちゃったのが不味かったのでしょう(笑)

■ヘラクスvsザビー
この映画の中で、最も私が気に入った戦闘場面でした。
戦闘に入る前、ヘラクス(織田)が天道に向けて放った言葉は、最高でしたね。
「お前は天を往け!俺が地を、お前が天を制するんだ!(地上のゼクトは俺に任せて、お前は大和&加賀美を追え)」

また、この場面でザビー(矢車)は死亡するわけですが、ザビーカッケー!でしたよ。
ヘラクス(織田)は、クナイガンのアックスモードを多用し、必殺技の「ライダービート」は、アックスモードの威力を増すために使用。
ザビー(矢車)の懐にもぐりこみ、ライダービートで切り裂くシーンは、ファンなら再現すべきですね(笑)

影山ザビーもコミカルな動きで好きなんですが、やっぱり矢車さん最高でしたね。あのヤラレっぷりは、影山でも再現できませんよ。

■ケタロスvsカブト
大和&加賀美が「天空の梯子計画」のために作られた、宇宙ステーションへのエレベーターで移動するものだから、どうやってカブトが宇宙に行くのか気になっていたら、普通にカブトエクステンダーで行くんですね…正直、エレベーター要らなくないですか(二度目の突入はクロックアップで宇宙まで走って行きましたし)?
で、後から登ったはずの天道&カブトエクステンダーは、大和&加賀美がエレベーターで到着する前に到着し、待っている訳ですから、本気でエレベーターの存在意義を問いたいですね。

計画を阻みに来た天道を相手する大和(ケタロス)。実行者である加賀美(ガタック)を先に行かせ、作戦の実行時間を守るのは流石は大和と言ったところ。
TV版の加賀美ならば、天道の強さは百も承知なので、大和の命令を無視してでも、二対一で戦ったでしょう(劇場版はカブトの戦闘シーンココまでで、一回しかなかったですしね)。
結果的に、天道(カブト)の力が大和(ケタロス)を圧倒。見所であるはずの宇宙バトルも、なんだかな…って感じの内に終了してしまいました(笑)
因みに、宇宙空間の無重力を、クロックアップすることで、無効に出来るのか、専門家に伺いたいですねどうやら無理のようです。

ケタロス(大和)は、クナイガンのクナイモードを使用し、必殺技の「ライダービート」は、使ったのか、使っていないのか分からないうちに終了しました。

■ヘラクスvsコーカサス
天道が天を往っているころ、ザビー(矢車)を倒したヘラクス(織田)は、金色のカブト虫に出逢いました。
ココまで触れていませんでしたが、劇場版の世界ではある一つの噂がありました。
「ゼクトには隠し玉がある。それは黄金のライダーで、それと戦おうとした者は、戦う前に負けている」
コレは、勿論コーカサス(黒崎)のことを指すわけで、天道もその「力」に興味を持っていたようで、最終的な目的はコーカサスの持つ「ハイパーゼクター」でした。

で、公式でもコーカサスは歴代ライダー最強とされ、ヘラクス(織田)も頑張ろうとしましたが、本当に一瞬で死亡させられました。

■クロックアップ装置発動
概要は後ほど触れますが、ライダーのクロックアップ能力を宇宙空間に放ち、ワープして来た「水星」&「ワームの潜む惑星」。
いきなり宇宙ステーションの近くにワープして現れ、普通に粉砕した「水星」…(汗)

惑星が粉砕するほどの衝撃であったにも関わらず、被害は大した物ではないのもちょっと謎。
唯、戦っていた宇宙ステーションが被害を浴び、戦闘中のカブト(天道)&ケタロス(大和)が地球に落下する演出は中々面白かったです。

なお、天道はカブトエクステンダー(なんと、空まで飛べました)が救出。
大和はそのまま地球に落下…。恐らく、地球→宇宙へ→地球に落下→死亡という流れを踏んだキャラは、後にも先にも彼だけでしょうな(笑)
しかも、地球に落下時に「我が魂はゼクトと共に!」って、どこの宗教団体ですか!みたいなツッコミをしてしまいました(笑)

ファンの間で言われていたのですが、どうやら大和が落下する前に、カブトエクステンダーに乗った天道に救出される場面があったとか。
でも、敵の手は借りまい。と大和は天道の助けを断り、地球に落下するシーンがあるだとか…本当ならば、ディレクターズカット版でお願いしたいです。

■天空の梯子計画
宇宙にあるステーションにて、マスクドライダーの能力である「クロックアップ」を使用し、時間の壁を超え、遥か彼方にある「水星」を地球の付近へワープさせる。
ワープさせた「水星」と地球をパイプラインで繋ぎ、地球に大量の水を持ってくる。
初期設定で、地球の海は枯れ、水不足に陥っている(巨大隕石落下で干上がった)というのがあるので、ゼクトの表の計画は判断できる訳です(大量の水を所持し、世界を総べる)。

しかし、世界を総べるだけでは止まらないところがゼクトの怖いところ。
水不足に陥り、ほとんど壊滅状態の地球では、人間は生き残れないと悟った加賀美陸(ゼクト総帥)は、「水星」を持ってくると同時に、ワームの乗った隕石(七年前に地球に落ちた物よりも巨大なバージョン)をワープさせ、地球に落下させる。
地球に落ちた隕石から、無数のワームが地球に放たれ、やがて全ての人間はワームに擬態され、人間はワームの中で生きる。と言うのがゼクトの裏の計画だったわけですね。

まぁ、TV版でも十分怪しい(一部ギャグも含んでますが)動きをしている加賀美陸(ゼクト総帥)ですが、劇場版の計画を考える辺り、間違いなくワームなのでしょうね。
そして、共に登場する三島(ゼクトリーダー)と共々、この二人の演技力は髄を抜いていますね。
「パチン(指を鳴らし)!ネズミが一匹(by加賀美陸)」→「グイッ(ネクタイ結びなおし)」
たったコレだけのアクションで、TV版のキャラを再現できるのは本当凄いと思いました。

そうそう、因みに上のアクションは、ゼクトの裏の計画を知った北斗修羅に対するもので、カットされてはいますが、恐らくこの後、北斗修羅vs三島正人(多分ワーム)の戦闘があったのでしょう。ディレクターズカット版で収録されていることを期待します。

■ひより死亡
「天空の梯子計画」を最高させるも、ゼクトの裏の計画(全ての人間をワームに擬態させる)を知り、更には愛するひよりまでも死亡。
劇場版の加賀美君は、TV版以上に辛い運命を背負わされているようで、中々不憫でした。

そして、ひよりが倒れ、ゼクトの陰謀を潰すため、天道&加賀美でゼクトに乗り込むわけですが、TV版のワームが全て一つの画面に集まったのは、本気で感動しましたね(本の一瞬でしたが)。
しかも、アレだけの数を、ダブルキャストオフで乗り切るは、「クロックアップ」で宇宙まで行っちゃうは。設定に疑問を感じずにはいられませんでした。

■コーカサスvsカブト&ガタック
コーカサス(織田)を演じるのは、K-1選手である武蔵さん。
インタビューで「ライダーに出ませんか?」と言われた時は、怪人役かと思ったらしいのですが、彼の強さに違わない最強ライダーを演じれて嬉しかったそうです。
そんな話はさておき、織田のキャラクター像は本気で「紳士」でした。織田の服装は、演じた武蔵さん本人の衣装らしく、変身ポーズも選手らしいカッコイイポーズでした(あまりに流れがよすぎて、覚えられませんでしたが)。

そんなコーカサスは、なにが「最強」かと言うと、「ハイパーゼクター」を持っているから。
ハイパーゼクターは、通常の「クロックアップ」よりも早く動けるほか、時間を操作する能力を持っているわけですが、「最強」と言われるだけあるので、他にも能力があるのかと思い気や、それだけだったのが残念でした(正直、ハイパーゼクター持ってれば、歴代最強ってことかよ!)。

TV版で最強を誇るカブト&ガタックが、ボロボロにやられるのは、ちょっと見ていて辛かったですが、最後の最後で加賀美(ガタック)が意地を見せたのが、感動的でした。

■カブトハイパーフォーム
コーカサスの「ライダービート」は、強力な蹴り。
加賀美がそれを受け止めたことで、カブトはコーカサスより「ハイパーゼクター」を奪い、ハイパーフォームへ。

「ハイパークロックアップ」で何をするかと思えば、加賀美を脱出用ポットに入れ、脱出させる。
その後、コーカサスを排出口に閉じ込め、「ライダービート(パンチバージョン)」で扉を壊そうとした瞬間に、宇宙に頬リ投げる。カブト本気で外道でした(笑)

■ハイパークロックアップ
なんと言うか、自分の「ハイパーゼクター」を奪った加賀美だけは許さない!というコーカサス(織田)の執念は凄いですね。
唯、ハイパークロックアップが、時間を好きに動かせるならば、この場面で、加賀美を助ける意味はなかったんですが、まぁあれが天道なりの「ありがとう」なのでしょうね。

■七年前の仲間に合わせてやる
最終的に言うと、天道の目的は初めから「ハイパーゼクター」。
七年前の隕石落下にる、ひよりの後遺症(後の死亡)を取りのぞくため、「水星」と共に現れた「ワームの隕石」を、七年前(地球を干上がらせたワーム隕石が衝突する直前)にワープさせ、二つ(七年前と現代の隕石)をぶつけ、地球への落下の量を減らすのが目的だったようです。
そして、七年前の自分(ひよりを助けられなかった自分)の元へ飛び、ベルトを授け消える(コレが、TV版の「ベルトとは長い付き合いだからな」に繋がると、ファンの間で考察されています)。
ベルトの力でひよりを助けた七年前の天道。そして、落下する隕石の量が減った七年前の世界は、やがて「平和」な世界へと進み始める。

以上がこの映画の結末でした。

なんだか長ったらしく書いてしまいましたが、中々面白かったです。
何より、TV版にリンクする辺りが、やられた!って感じでしたね。

実際、今までの劇場版は「最終回先行映画化」「四年後の世界を描く」等と言っておきながら、全然違う結末を終えているので、カブトもそうなりそうな感じがするんですよね。
でも、これが実際にTV版にリンクするならば、TVで今登場している「ハイパーカブト」の正体は、間違いなく未来の天道でしょね。

まぁ、そんな考察はさておき、コレにて「劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」の感想を終えます。
余談ではありますが「GOD SPEED LOVE」の日本語訳は「神よ、愛に祝福を」だそうです。
その名に相応しく、宇宙規模の戦いを、ひよりへの愛だけで動いた天道は、正しく「GOD SPEED LOVE」でしたね(苦笑)

■劇場版主題歌 吉川晃司「ONE WORLD」
劇場にて、サビの部分で豪い感動したので、見終わった後に買おう!と決意したんです。
でも、発売日が一週間後って、どういうことですか!(結局発売日に買いましたが)。

吉川晃司さんは、あまり知らないのですが、中々にいい曲でした。
劇場版を見た方ならば、買っておいて損はないかと思います。

初回版にはステッカーが付属するらしいですが、私のには付いていませんでした(発売日に買ったのに何故だ!)。

仮面ライダー THE FIRST

2006年08月24日 | 仮面ライダー(特撮)
昨年の11月に、一部劇場のみで公開された、「仮面ライダー」のリメイク作品「THE FIRST」。
本来ならば、劇場で見たかったところでしたが、あいにく行き付けの映画館では上映されず、九ヶ月経った今、ようやくDVDレンタルにより見ることが出来ました。
本当今更なので、簡単に感想。

■初めに。
私を知る方ならば、私が「仮面ライダー」を好きなのはご存知のことと思います。
実を言うところの、私は俗に言う「昭和ライダー」を一作品も見たことがなかったりします。
元々は日曜八時の「燃えろ!ロボコン」を見ており、その後番組として始まった「仮面ライダークウガ」が、私の初仮面ライダー作品で、そこからハマリ出しました。

そんなこともあり、昭和の仮面ライダーというのにあまり関心がなかった私でしたが、リメイクされると知り、「コレは見ねば!」と思ったわけですね。
「仮面ライダー(一号)」に対して、深い知識を持っていないので、以下の感想は、昭和に詳しい方から見ると、余りにも下位なものかもしれませんが、御了承の程、よろしくお願いします。

■感想
高級車に乗った国会議員とその秘書が「ショッカーの改造人間」に殺されるというシーンから物語が始まります。
急停止する車・車を覆う敵の攻撃・殺される人。その辺の造りから、終盤にかけては、本当に現在の仮面ライダーに似た雰囲気を醸し出していました。
なお、このとき殺された秘書は、実は「仮面ライダーカブト」で、怪しげ且つ面白い独特な雰囲気を出す「加賀美陸」役の「本田博太郎」氏だったりします。

劇中に登場する「ショッカーの改造人間」役に、津田寛治氏(バット)や板尾創路氏(スパイダー)がいる訳ですが、彼等二人の演技力が本当に魅力的でした。
津田さんの方は、序盤で「本郷猛を拉致する存在」として登場するのですが、真夜中のトンネルの中で、突如本郷猛の前に姿を表し、部下である「ショッカー戦闘員」と共に、盛大に拍手をする様は、現実で起こったら、恐怖するほどの熱演でした(笑)

また、板尾さんの演じた「スパイダー」は、タクシーの運転手として描かれ、マナーの悪いお客を殺害する訳ですが、その描き方が「現実にいそうなくらいリアルな描き方」でした。
このお二人は、収録されていた「ボーナストラック」にて、「改造人間は変身前の演技で不気味さを描かなければならなかった」と言われており、津田さん&板尾さんを起用した方は素晴らしいと思いましたね。

劇中で度々登場していた、病気の青年の話に関して綴ると、私は始め「何でこんな関係ない話が入っているんだ?」と本気で悩みました。
それどころか「こんな話いらないから、本郷とショッカーの戦いを描いてくれ!」とまで思っていました。
が、終盤でそれらの「関係のないような話」が、一つに繋がった時は、本当「まいった」って感じでした(笑)
ボーナストラックの方で、そのことに関して「ヒントは隠してあるが、あえて大きくは映さない方法を選んだ」と聞き、驚かされましたね。

「仮面ライダー」側に関しては、本家を見たことがないため、比較はしません。
あえて言わせて貰うと「黄川田さん&高野さんペアは最高だった」と思いました。
「改造人間であるがための苦悩」という点も見事に描けていましたし、生身でのアクションシーンも決まっていました。

アクションシーン繋がりで綴りますと、序盤の「ホッパー(仮面ライダーFIRST)出撃→ビルへ侵入→スイッチを破壊し、ビルから脱出→着地」の一連のシーン。
ホッパーの着地時に、反動で飛びはね、二度目の着地時に破損したビルのガラス破片が落ちてくると言うのは、最高の演出だったと感じました。
他にも、木から木へ実際の蜘蛛のように糸を使い飛び回るスパイダー(改造人間)や、ダブルライダーキックは、CGでは表せない独特の風味があり、かなり好きになりました(劇中のアクションシーンのほとんどは、ワイヤーアクション)。

また、ホッパー起動時の目が光る演出や、今作の目玉とも言える「死神博士再来(詳しくは知りませんが…)」は中々によかったと思います。


■まとめ
以上に綴ったように、私の中では、アクション・演出・役者の起用において、本当にいい映画だったと思います。
「仮面ライダー(一号)」を知らない方でも、普通に楽しめる映画ではないでしょうか?

因みに、「感想」をご覧頂ければ理解いただけるかと思いますが、「脚本」に関しては、私の中ではいまいちでした。
残念だった点を二点挙げさせて頂きます。実際は三点。

一つは、本郷が「美しいもの」に執着した理由もあったらよかったかな?と思います。
劇中では「美しいもの=水=命」と繋げ、本郷自身が「水」というものを研究すると言うのはよかったと思います。
が、やはり「美しいもの」への想いが描いて欲しかったですね。

二つ目は、一文字隼人が「ショッカーと戦う理由」をもう少し掘り下げてもよかったかな?と思います。
明確には明かされていないので、ハッキリしたことはわかりませんが、序盤で殺害された「克彦」と、仮面ライダー二号である「一文字」は全くの別人のはず。
にも関わらず、克彦の婚約者である「あすか」に、あそこまで執着した理由も曖昧だったように感じました。
また、仮に「克彦を改造したのが一文字」だったとするならば、終盤で本郷に譲る考えに至った点を掘り下げて欲しかったです。

どうでもいいことかもしれませんが、三つ目として「緑川あすか」の「心変わり」が許せなかったです。
「克彦」→「隼人」→「猛」と二時間映画の中で、コレだけ乗り換えた点は、どうしても解せませんでした。
きっと、大人の世界ならアリなのでしょうが、ココは一番改善すべきだったかな?と思いますよ(汗)



■ボーナストラック
「ボーナストラック」と言っていいのかわかりませんが、この「THE FIRST」を「CAPTURE SCENE」から再生すると、プロデューサーである「白倉伸一郎」氏が、監督である「長石多可男」氏と共に、映像の所々で解説を加えてくれます。
内容は「至ってマニアック」。専門用語が飛び出したりし、一部わからない部分もありましたが、流石は監督とプロデューサー。と言った感じの解説が次々と繰り出されます。

私の感想の中でも幾つか言葉を借りていますが、「役者の起用に関して」や「演出で苦労した点」「現場での雰囲気」等など、ファンにとってはたまらない内容でした。
また、プロデューサーである白倉さんは、私の好きな龍騎以降のライダーにも毎回携わっていらっしゃる方だけあって、興味をそそられる解説をしてくれました。
(何より、私の中では冒頭に登場した、「本田博太郎」氏に関して、「FIRSTの出演から、カブトに繋がった」と知れただけでも、大満足でしたよ)

何はともあれ、本作を一度見たあとに見ると、中々面白い発見があったりするので、素直に嬉しい特典でした。

特撮番組感想

2006年07月10日 | 仮面ライダー(特撮)

魔弾戦記リュウケンドー 第27話 「パワーアップ!マグナリュウガンオー!」
【 おっさん復活キター! 】

と、なんだか唐突な復帰がちょっとだけ残念でしたが、凄い嬉しい。
しかも、変身→スーツ着用だったのが、スーツ着用→変身の流れになりましたね。武器も二頭流になりましたし、今後の活躍に期待したいです。

それにしても、「おっさん」呼びが復活したり、あけぼの町が、普段と違う場所だったり、ゴウリュウガンが敬語喋りに戻っていたり、なんだか昔の雰囲気に戻った感じがしますね。まぁ、それもそれで楽しかったんですけど、やっぱり白波とか「不動さん!(呼び方)」とかは欲しいですね。
あっ、そうそう。ご存知の方がいらっしゃるか分かりませんが、リュウケンドーって、もう一年以上前に撮影が終了しているわけです。
で、今週の魔物は「ハマグリ(どうみてもレジスチル)」で、コンピューターウィルス紛いの方法で子供たちをパラレルワールドに閉じ込める訳ですが、現代社会のデジタル現状と上手くマッチしているんですよね…ハマグリ魔物スゲ-!

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.19 「眩き冒険者」
【 ボウケンシルバーカッコイイ! 】

高丘の人が、アシュの血を引いていたことは、今思えば作中から予想出来ましたね(人間離れした身体能力持っていましたし)。
それにしても、「ボウケンシルバー」キラキラし過ぎ&変身が「スタートアップ(仮面ライダー555アクセルフォーム)」だったりします。
でも、棒・刀・銃の三つの使い方が出来る武器は普通にカッコイイと思いました。ついでに、敵側の二匹もカッコイイ!
劇中に登場した「お母さんの涙」は来週以降に活かされるアイテムなんでしょうな。

仮面ライダーカブト 第23話 「謎+謎=X」
【 俺の時代 】

・AREA Χ
あの田所さんが乱すとは、あの奥になにがあったんですかね。
トランプのスーとのようなマークが刻まれている扉みたいなものが映っていましたが…。
三島さん曰く、「ガタック」の登場で、ワーム側にも変化が現れるようです。「上級ワーム」の登場ですね!

・今週のワームさん
平成ライダーシリーズお馴染みの「同じ敵」の通常です(今年はちょっと早いですね)。って、コレが「上級ワーム」ではないでしょうな。
今回のワームは「ジオフィリドワーム」で、ムカデのワームらしいです。
冒頭で、ひよりを襲いに現れたワームの、「後ろを振り向くといない。でも前にいました」な雰囲気は、番組開始時の「不気味な敵」の雰囲気を出していて、いい感じでした。

・剣君にも教えあげるんだな
公式サイトで早い時期からネタバレしていたので、驚きはなかったです。
って、結構勿体ないことしましたね≫公式でネタばらし

・ガタックエクステンダー
先週、バイクを運んでいた人の設定は丸ごと「意味のないこと」だったようですね。
というか、あの時点でバイクが渡されていなかったんですね。

・ひよりの胸中
「天道や加賀美と仲良くしたい。でも、記憶がはっきりしないから疑ってしまう。そんな自分が嫌だ。」
見守っていた天道の表情を見ると、やっぱり「ひよりの過去」に関しては、情報を持っているようですね。

ひよりの過去の回想を見ていると、ベルトを持っていた少年。あれ、殺していないですよね?
見ようによっては、「助けようとしたけど、助けられなかった」って方が正しいような…。
で、第一話の「ベルトとは長い付き合いでね」に繋がるとは。

・行列の出来るラーメン屋台
うんと、天道が稼いだ分は、じいやに渡されるんですかね。
それはともかく、「ラ・メーン」っていいですね。

「ノブレス・オブリージュ(高貴なる者は、高貴な振る舞いをせよ)」
次回予告見ると、今後の神代の軸になるようですね。

・虫切り麺
なんだか、今週は動きにやけに力が入っていますね。
カブトゼクターといい、ガタックゼクターといい、愛らしいですね。

・渋谷隕石の一部
三島さんの言っていた「変化」って、「渋谷隕石に関係する」人物や物質を狙うってことですかね?
また、天道にとって「石」は、「憎むべき対象」っぽい感じもしますね。

それにしても、石、普及し過ぎ(笑)誰だよ売りさばいているの!

・ベルトの出所
「貰ったんだよ」に続けて、「太陽」を指す天道。
確か、風間とのやり取りの時も「太陽」がどうのと言っていましたよね。
確か天道は、自分のことを「太陽」と言っていましたよね。
えっ?なに、自分で自分に貰ったんですか?(汗)

・仮面ライダーガタック
普通にひよりの前で変身してしまったことは置いておいて、数いるワームを「マスクドフォーム」で倒してくれたのは嬉しいですね。
他のライダー陣が、幼態相手でも「ライダーフォーム」になってしまう中で、この流れは嬉しいです。

そして、ワームのクロックアップに普通に追いついている「ガタックエクステンダー(バイク)」凄すぎ。
「ライダーカッティング」が派手さに欠けるのはちょっと残念ですが、「ライダーキック」との使用頻度がどんな感じになるのか楽しみです。

・仮面ライダーサソード
何、あの麺拘束(笑)頭の角も「サソリの尾」みたいな感じで動き、毒液出してましたし。
というか、ガタックの大砲、サソードのチューブ拘束、ドレイクの水中仕様。
ちょっとずつ、それらしい「マスクドフォームの存在意義」が現れ始めましたね。

・次回予告
何だか「未知への挑み」って感じの予告がいいですね。
来週の加賀美君は、天道とひよりを巻き込んで、色々やらかしてくるようです。
そして、ダブル変身も楽しみですね。

・お前も決めろ ライダーキック
劇場登場の「仮面ライダーケタロス」の変身者キター!
「キックこそ最強」と謳う辺り、劇場版でも凄いキックを見せてくれるのでしょう。
ラスト天道の「誰?」って発言が、天道らしからぬ発言だったのが、ちょっとよかったです。

それにしても、劇場版のネオゼクト側は、衣装が微妙ですね(マントとか)。

特撮番組感想

2006年07月03日 | 仮面ライダー(特撮)
魔弾戦記リュウケンドー 第26話 「SHOTスペシャル講習!優勝者は誰だ」
【 魔弾キーの数は…九本だ! 】

二十六話がキリがよかったのか、総集編として、何故かクイズ番組になっていました。
リュウケンドーとクイズが何の関係もないのに、普通に「一話」として枠取っちゃうところが普通に凄いな。って思いましたよ。

で、総集編なのに、「小ウィンドウ(小窓)」とか、通常タイトルより凝ったタイトルとか、普通の回より作りこまれてました。
出題される問題の枠が、先週(第25話)までの内容が入っており、景品に「パワーアップのキー」などというサービス精神満載でした。
しかも、途中から観始めた人にもわかるようなクイズ形式&従来のファンも「へぇ」と言える問題がほどよく出題されているのも、高評価です。

来週は「マグナリュウガンオー」の登場と、恐らくOP&EDが新曲になるのでしょう。
パワーアップのキーは、リュウケンドーが手に入れたので、不動さんは別の方法でパワーアップするのですかね。
「レジスチル(ポケモン)」に似た魔物も登場するようですし、楽しみですね。

仮面ライダーカブト 第22話 「誕生特別編」
【 俺は絶対に許さない 】

・カブトクナイガン
ココまで活躍したクナイガンは本当久々ですよ(一話ぶり?)。
ご存知の方がいらっしゃるか分かりませんが、カブトの「カブトクナイガン」って「アバランチブレイク」「アバランチスラッシュ」「アバランチシュート」という三つの必殺技が存在するんですよね。
クナイガン自体、登場頻度が極端に低いので目立ちませんが、普通に強い必殺技なんです。因みに今週のは「アバランチスラッシュ」です。
「クナイ」と「レーザー」と「アックス」が融合している「クナイガン」って私的にかなり好きな武器なので、もっと活躍して欲しいです。

・思い切りぶつかれば、何でも克服できると思っていて
「かっこ悪いですよ」って、違うよ加賀美君!
そこが天道のいう「面白いヤツだ」に掛かってくるんです。

・オープニング
ガタックの砲撃シーン追加キター!
今週の映像を挿入しているだけなんですが、普通にカッコイイですね。
というか、ガタッククロックアップ→カブトの背景で爆発シーンは凄い。

・スポンサー提供
カブト恒例の「スポンサー提供画面一枚目は食べ物」が復活しましたね。
第21話では、食べ物でなくなっていたので、残念でしたが、このままラストまで食べ物で進んで欲しいですね。

・じいやの正体
恐らく、天道が敬語を使った、初めての相手でしょうな。
天道が味見を求めるというところから、普通に料理の王様とかなんですかね。
でも、≪公式サイト≫の解説読んでいると、普通に「おばあちゃん」と関わりがありそうに思えて成りません。

・敬語を使う相手
この三人のやりとり、本気で笑いました。
普通に天道&神代はいい友達になれると思いますよ?

・スーパー
神代が無知過ぎて、素晴らしい(笑)
というか、存在するなら「細切れのステーキ」は、食べてみたい。

第19話で神代が「捨てろ」といった「純銀製のフォーク」が再び。
このシーンって、次回以降の伏線に繋がっているんですよね

・天道寺総司郎
あぁ、影山君はまだ「天道=カブト=天道寺」って気づいてないんですね(笑)
しかし、あの回のみの演出だと思っていましたが、普通に「天道寺総司郎」の名前が登場して嬉しかった私。

・影山君
ヤバイ、影山君の歌が聴けただけで満足ですよ。
というか「気持ち悪い」とか色々言われて不憫で成らない(笑)
「中間管理職は辛い」その通りです。

・ザビー&サソード
もはや、「変身」→「キャストオフ」は、定番化しましたね。
マスクドフォームファンの私としては辛いですが、大量のワームと戦うシーンがカッコよすぎました。
久々にザビーも活躍しましたし(と言うか、ザビー強かったです)、戦闘に関しては、かなり満足です。
他にも、サソードが「ライダースティング(鬼神覚声ver)」を繰り出したのもよかったです。

・ワームの生態
ワームは「卵」から生まれるんですね。
今まで深く考えませんでしたが、昆虫なので卵。まぁ納得。
と言うか、普通に全国各地にこういった「卵保管所」がありそうですね。
他にも、「体内に卵を飼っている人間」とか登場しそうで。

・スコルピオワーム
一応、スコルピオワームって、現段階最強のワームらしいです。
で、「何処にいる」という神代の発言から、本人に「ワーム状態」の記憶は一切残らない模様。
今週は気づきませんでしたが、天道が真っ先に気づき、どんな対応するのか楽しみです。

・加賀美vs偽加賀美&マコト君
というか、本当にワームだったんですね、マコト君。
弟に擬態されて騙されて、助けるべき相手に騙されて、でもそれが加賀美君のいいところ。
弟ワームを回想で出していたら完璧でしたが、最高の台詞が生まれたので、私は嬉しい。
俺は俺にしかなれない。でも、これが俺なんだ。

・謎の男
ワームの巣窟である工場に入り込み、加賀美君にベルトを装着させた存在(スーツ姿)。
ベルト装着前に、加賀美君に対して「不可思議な行動」させたり、装着させた後に姿を消したり、色々謎ですね。

ワームだらけのところに無傷で来ているところから、その存在ももしかしたらワームなのかもしれませんね。
若しくは、ザビー&シャドウのメンバーとの戦闘に、全部狩り出されていたってことですかね。

また、もう一人「ガタックエクステンダー」を走らせてきた存在が現れましたね(ゼクトルーパー姿)。
ベルトを持ってきたのは三島さんと言うのが私の中で有力です。
バイクの方は、退場していた矢車さんが、再登場してくれたら本気で嬉しいです。

・仮面ライダーガタック
資格の条件は「命を捨てること(自己犠牲)」なのかもしれませんね。
そう考えると、ガタックが相手をボコボコにしていた理由は「お前を殺して、資格者にするぞ!」って気持ちの表れだったのかもしれませんね。

ベルトの不思議エネルギーで復活→資格入手→変身。
ヤバイ、加賀美君カッコよすぎですよ。

ガタックのデザイン自体は、私の中ではそれほどでもないんですが、戦い方が好きです。
マスクドフォームでの肩バズーカとか、ライダーフォームでのダブル鎌、ノリのいいゼクター音声と、ジャンプ回し蹴りのライダーキック。本気で最高です。

人と人との信頼をも利用するワーム、俺は絶対に許さない
加賀美語録作ってくれませんかね?≫公式サイト様

・ムーンボウ
どういう方法で虹を再現したのかはこの際どうでもいいことなんです。
シャドウの起こした「大爆発」から、加賀美君を守ったマコト君ワーム。
ワームに眠るマコト君の心が、「闘争本能」に勝ったってことでしょうね。
医者に化けたワームと言い、中々興味深いワームがいますね。

・ガタックゼクターCM
う~ん、なんだか加賀美君の服のセンスがな…。
折角、ライダーの見せ方はいいので、スーツ姿で再現してくれた、最高だったと思います。

・次回予告
加賀美君が、ガタックの力を手に入れて、ワームを沢山殲滅するようですね。
その影響で、ひよりや天道、神代に影響を及ぼすとか…。

そして注目すべきキーワード「AreaΧ」。
渋谷隕石の場所らしいですが、来週は色々と伏線が敷かれ&回収されそうな気がして楽しみです。

特撮番組感想

2006年06月26日 | 仮面ライダー(特撮)

魔弾戦記リュウケンドー 第25話 「大魔王の卵」
【 グレンゴースト 】

敵の総帥がついに明かされた今回。
二十話くらいから「マイナスエネルギーで大魔王復活」がスルーされていた気がしたので、久々に本筋路線に戻った感じです。

「ファイア」「アクア」「通常モード」でそれぞれ倒した魔物が復活しましたね。
「メガメガメガノーガー」の魔物は、結構好きなので、復活だけで嬉しかったですし、「アクアリュウケンドー」も好きなので、絵的には十分満足できました。

魔弾キーになってしまった元幹部「ロッククリムゾン」の「復活のキー」
それで復活した三体は、命令よりも「仲間意識」が強いとか、リュウケンドーらしくてよかったです。
あのキーは多分「ゴウリュウガン」復活に使用されると思うんですが、どうやってSHOT側に渡るのか、楽しみですね。

で、大魔王「グレンゴースト」ですが、普通に「ゴースト」っぽくていいですね。
このままの流れで行けば、早くて二十八話くらいには復活しそうですね。話数的に考えるならば、三十話でリュウケンドーたちの前に現れると、キリがよかったり。

本編登場前にCMで「マグナリュウガンオー」出す辺り、流石TAKARAだと思いました。
きっと、「ゲキリュウケン」同様、玩具としては、結構売れるんでしょうね。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.18 「生きていた男」
【 六人目設計図登場 】

レッドの友人(柾木)が幻影だということは直ぐに理解できました。
でも、アシュの一人が、「柾木」に「見えていただけ」の二重構造だったのは気づきませんでした。

そして、六人目のボウケンジャー設計図が登場していましたね。
一応、「アシュ」としては解決しましたが、一話に出ていた白い人(確か、ハジャ)が、なんだか肉体を操るようですね。
因みに、タイトルの「生きていた男」って「柾木」って人ではなく、「ハジャ」の方らしいです。

来週はまたお休みのようですが、「野菜の人」が六人目に選ばれるようで。
結構いいキャラしているので、あのままフェードアウトされるよりは、数倍マシですね。

仮面ライダーカブト 第21話 「vsクワガタ」
【 来い!ガタックゼクター 】

・田所ガタック
先週の次回予告で、実験していたのが田所さんだったとは。気づきませんでしたよ(汗)

「部下を守るために自ら進んで実験に参加」な田所さん。
カッコいいんですが、前回の「怪盗SHADOW」の作戦から、懲罰受けてるんじゃないかな?とも取れますね。
どちらにせよ、何処かの某烏丸所長とは、一味も二味も違いますね(笑)

・被験者
実験室に入ってきた人間をボコボコにして追い出す。
コレはつまり、自分のテリトリー(部屋)に入り込んだ敵(親)にブチ切れる、引きこもりの行動と一緒ですね(笑)

被験者はギリギリ死んではいないようですが、実験室が内側から凹むのは、ガタックゼクターが実験室の壁に突撃しまくっている。
そして、実験者はその「ガタックの飛び交う突撃」の餌食になって、被験者になりました。そういうことでよさそうです。
しかし、実験室の扉が閉まるときのガタックゼクターが、いい感じにカッコイイですね。

・加賀美陸
どんどん変なキャラクターに成っていますね(笑)
更に、次回予告で、変なポーズ取っていますし、セットで、三島さんも変なキャラに成ってます(スーパーヒーロータイム参照)。

・ミネストローネ
相も変わらず、天道家と神代家の朝食比較はいいかんじですね。
「じいやとおばあちゃんの関係」っぽい伏線も張られていましたしね。
ミネストローネ美味しいよね。

・ワームの巣窟
先週「神代=スコルピオワーム」でひきだったのに、今週全スルーなのが凄いですね。
調べてみたら、先週まで「井上敏樹」氏(ピンチヒッター)が脚本を手がけており、今週から米村正二氏(本筋担当)が脚本に戻ったんですね。
「あれ?スコルピオはどうなりましたか?」とは思いましたが、物語的に何の違和感もなく続けたのは凄いな。と感心しました。
というか、二話前に登場したばかりの「サソード」を一切登場させないのは、本当凄い(笑)

・見張り加賀美君
岬さんも、加賀美君とは長い付き合いなんですから、一人にしたら「ワームの巣窟に乗り込む」くらいは考えて欲しかったですね(笑)
そして、案の定一人で乗り込んで、ワームに囲まれてますからね。
と言うか、加賀美君は大量のワームを誘き出す資質でもあるんですかね?毎回加賀美君絡みだと、ワームが大量に発生している気が。

・お兄ちゃん、こっち!
携帯&携帯銃を落としたのは、以前同様、何の意味もない描写でしょうな。

前回の予告で「約束だよ!」って発言から、もう少し大人しい少年を想像していたんですが、微妙な性格の少年でした
で、マコト君が住んでいる部屋までの通路。なんであんな場所に、こんな部屋があるんでしょうかね。
加賀美君が入れたってことは、大人でも入れる通路ってことですよね。何で、この部屋はワームに察知されないんですかね。
ワームは、人を探知する能力があったはずなんですがね。

・ムーンボール
「月の光で見える虹」のことらしいですが、「月の石」で進化するポケモンが、捕まえ易いモンスターボールですねっ!(笑)
「ムーンボウ(月虹)」でした(汗)

・加賀美vs擬態加賀美
前回の次回予告で映されていた「vsワーム軍団」がカットされてましたね。
フォークリフトにマジでフッ飛ばされていた感じがするので、スーツアクターさんたちにとっては、命がけな訳で(笑)
しかも、フォークリフトって、後輪で運転するので、結構難しいんですよね。
加賀美君は、運転経験でもあったんだろうか(私は免許取得時に体験)。

そして、久々にシャドウが再登場!
あまり強そうでないワームを逃がす影山さん(笑)
五人のライダーが活躍する前に、せめてゼクトルーパーたちに栄光を!

・あんた誰ですか?
加賀美君がザビーに変身したさいに、一度会話を交わしているんですよね。
この番組は「声で判断できるキャラ」と言うのが、どうやら一人もいないらしいです。
影山さんとか、影山さんとか、影山さんとか(笑)

三島さんって、表にはあまりでないはずなので、加賀美君に直々にコンタクトを取ったのは、他にも理由がありそうですね。
で、「加賀美君をそそのかした」と瞬時に見破った岬さん凄い!
上司の上司である三島さんに対して、凄い睨み付けてましたし(笑)

・じいや
神代がお店に来たと知ったときの天道の顔が「仲のいい有人にあった顔」になっているのが、微妙に嬉しいですね。
あと、食器の置く位置で争うじいやと、それを止める神代の比較もまたGood。
「変なやつが来た」とか「食い逃げなんだけど」とか、地味に面白いですね。

天道のリアクションから察するに「超有名な料理人」若しくは「おばあちゃんに繋がりのある料理人」のどちらかでしょうね。
結局、公式サイトで掲載されていた「じいやの一面」って「料理が上手いこと」なんですかね。
「実は神代家は貧しい」設定は、暫く放置されそうな感じしますが、どうなることやら。

・ニ本目のベルト
普通に実験室に入り込めるのもアレですが、大事なベルトの補完庫が開いているのもどうかと思いますよ。
実験室に人がいなかったのを考えると、元々加賀美君を実験させるために、わざと三島さんがそうさせたのでしょう。

因みに気に成るのは、コレは第一話に出てたベルトですかね?

前回の次回予告での「来い!ガタックゼクター」は、どうやら加賀美君の発言だったようです。
微妙に声が違った気がしましたが、まぁ気にしないことにしましょう。

・天道寺医師再び
四人の医者のお話同様、天道は普通に病院に入り込んでいるのは、もう仕様ですね。
と言うか、病人の前で普通に戦闘する辺りが、天道らしくていいですね。

・一斉摘発
ワームの巣窟に総攻撃を仕掛けるシャドウ。
部屋で加賀美君を待つマコト君。流れるFullForce(挿入歌)。
なんか、映画のようなノリなのが、凄いいい感じ出してますね。

・ガタックゼクター
今まで登場して来たゼクターは「弱いやつは相手にしないカブト」「戦闘中でも容赦なく変身解除するザビー」「何故か風間を選んでいたドレイク」「何故か神代を選んでいたサソード」って感じで進んできて、ようやく「ゼクターが資格者を選ぶ」という点での弊害がしっかり描かれた感じがしますね。
というか、アレだけいろんな被験者だしたガタックだからこそ「コイツだ!」って決めたやつには、最後までついて行きそうな感じがしますね。
「俺だけのゼクターが登場だ!by加賀美新」的な、幼児誌のキャッチコピーは、強ち外れていなそうな感じがします。

・次回予告
「俺は俺にしかなれない。でも、これが俺なんだ」の加賀美君。
光の当たり方からか、妙に怪しいんですよね。
しかも、ザビーの時と違って、戦い方がカッコよすぎるんですが。

で、何を狙ったか、来週はひよりのメイドバージョンが登場。
言っちゃ悪いが、正直似合っていないと思いますよ(笑)

公式サイトの予告では、影山君が今度は神代とコンタクト取るとか。
来週も楽しめそうなので、楽しみです。