る~くほ~む日記

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カブト第48話 「天道死す」

2007年01月14日 | 仮面ライダー(特撮)
なんでワームを庇うんだ!
ZECTが世界中に対し、ワームとライダーの存在を明かしたのが先週。
ネイティブの存在を公開していないわけだから、一般市民は「ワームは二種類いる」なんてことは知らない。
と言うか、一般人はZECTの話を鵜呑みにしすぎだと思う。

冒頭に登場した夫婦。旦那さんがワームだったということは、あの抱きかかえられている子供は、人間とワームのハーフ。
将来ワームとして覚醒する可能性があるハーフは、相当数いると思うので、その辺どうするのかと少し疑問。某推理漫画の「ブレードチルドレン」的な扱いで「呪われた子供」とでもされるのかな。

そんな平和な世界を作りたい
弟とマコト君のワーム側に騙されたのが前半
風間指名手配編で、影山に騙されたのが中盤
田所さんの正体を知り絶望したのがこの前
そして、根岸さんに騙されたのが今回

コレだけ騙され続けると、もはや橘さんすら凌駕していると思う(笑)
冗談はおいておいて、なんらかしらの"光"を最終回で与えてあげないと、加賀美が本当に不憫で仕方ない。

私となら、いい取引ができる
三島が根岸に見せたものはダークカブトゼクター。
資格者である黒天道は、元々人間だったが、ネイティブ側の実験材料として選ばれた。
選抜の理由や、天道総司に擬態させた理由などは不明。

ネイティブ側からしたら、黒天道の存在は「ネイティブ化の証拠」なのだから、陸を初め、知られてはならない存在が多数いる訳で、隠したいのも当然。三島はその弱みを掴み"取引"と称して、ZECTのトップ入り(すなわち、日本の裏社会の頂点?)と自身で邪魔者を排除する力(ネイティブ化)を得た。
ただ、あの根岸さんが三島に好き勝手させたままってのが腑に落ちないので、最終回で三島にもなんらかしらの地獄は与えられると思う。

僕がサルで出そうとしているメニューなんだ
この妹二人のやり取りをみていて、何となくだけど最終回で、ひよりの出したメニューが盛況。天道はいない。ひよりの笑顔。ってな感じになりそうだな…と少し思った。何より、樹花の「料理は人から人へ受け継がれ、その味は人と人とを結ぶ」って言葉が、伏線になっていると思うんですよね。天道からひよりに受け継がれた"優しい味"は、ワームと人間とを結ぶ的な?

俺達はこれから、光を求めて旅に出るんだ
影山の登場がわざとらしいのは置いておいて、天道の前を歩いていた怪しいスーツ男が気になる。
てっきり、根岸の付き人で、天道はそれを尾行しているのかと。

赤い靴
陸と総一(日下部父)は35年前にネイティブと接触し、マスクドライダーシステムを設計した際、ネイティブが不祥事を起こした場合のことを考え、「総てのワーム(ネイティブも含め)を倒す機能 = 赤い靴 = 暴走スイッチ」を仕込ませた。
思うに、陸と総一はネイティブの暴走は予想していたのでしょう。
だからこそ、ネイティブから資格者を選ぶのではなく、自身の息子を資格者に選び、更に赤い靴がバレないよう、ネイティブの忠実な僕として35年間耐え続けた。

本来ならば、そのままネイティブに悟られることなく話は進むはずだったのだが、製作者の総一がネイティブに擬態され、赤い靴の存在が知られてしまった可能性があり、また三島が陸に対し不信感を持ち始めたため、"第二の赤い靴"として、一度に複数のワームを倒せる「パンチホッパー」「キックホッパー」を秘密裏に制作し、ZECTに反旗を翻した矢車に渡した。

そう考えると、陸が設計図を燃やしたり、三島がダブルホッパーを知らなかったことにも説明がつきますしね。

記念すべき第一号
上でも書きましたが、この黒天道が元々どんな人間だったかは不明。
「ネイティブ」「マスクドライダーシステム」「ハイパーゼクター」
と物語の胆となる機能総てに関わってきた黒天道。
流れから進むと、最終回では天道に代わり、天の道を往く可能性もあり。

黒天道制作の際、天道に擬態させた理由が本当に不明
考えられる理由は、製作者総一の息子であるためってのが一番ですかね。
ただ「息子だから何?」ってことになるんで、最終回でその辺をきっちりとまとめて欲しいです。

カブトvsガタック&ゼクトルーパー
ゼクトルーパーが過去にないくらい、戦闘で活躍してます(笑)
と言うか、ガタックがカブトに勝ったのは、コレが初かもしれません。

なお、このシーンはゲーム版で再現可能。
対人戦で、CPUゼクトルーパーを配置すると面白い。
対戦相手がある程度慣れていると、ゼクトルーパーを一体も倒せず、今回と同様のシーンを再現可能。かなり屈辱的ですがね(笑)
番組開始時のキャッチコピー「俺が正義」も登場して満足です。

ダークカブトvsグリラスワーム
三島の言葉を聞く限り、元々は人間だったが"いい取引"で自身をネイティブ化したのだと思う。
三島ワームはコオロギをモチーフにしたワーム。戦闘場所が暗かったため、超カッコ良いと思ったけど、公式サイトを見たら、そうでもないと思いなおした(笑)
何処となく「仮面ライダーZO」に登場する"ドラス"に似ていると思います。

ワームの内通者であることが判明しました
コレを発表すると、一般人からしたら、ZECTvsワームと言うのは、ZECTの自作自演ってことになるのだけど、いいのかな(笑)

さよならだ…兄貴…
兄貴は全部わかった上で一緒に"白夜"を目指そうと言ったのでしょう。
劇中では描かれてませんが、矢車には"影山に似た弟がいた"設定なので、影山がワームになっても、矢車はそれを受け入れ、一緒に行動するつもりだった。
でも、影山は自分がワームになった現実を受け止められず、苦しみから開放させるため、兄貴はキックを放った。

地獄兄弟最終章。感動しました。
影山が実際に死んだかどうかは、視聴者に委ねるらしい。

生きる勇気を貰ったのは、俺の方だったんだ…
天道⇔ひより、影山⇔矢車、加賀美⇔田所、神代⇔岬、風間⇔間宮
何時の時代も、勇気や希望は人から貰うもの

世の中で覚えておかなければならない名前は唯一つ
劇場版の大和&織田がゲストとして登場するそうです。
仮面ライダーカブト最終回。どんな最終回になるのか、今から楽しみです。

ワームとネイティブ
コレは来週改めて綴りたいと思いますが、ネイティブは35年前に地球に落下した隕石からの存在。
ワームは、番組冒頭の7年前の隕石からの存在。
地球に落ちた年代が違うだけで、争いになるということは、元々縄張り争い的なものが強い種族だったのでしょう。
ただ、ワームにしてもネイティブにしても、擬態した人間如何では、優しくも凶悪にもなれる。
ネイティブだから安全だとか、ワームだから危険なのだという考えを加賀美はしない。
「仮面ライダーカブト」という作品が伝えたかったことは、きっとこのことだと思う。

「俺、参上!」
カブト終了後も仮面ライダーは続きます。
モチーフが電車と童話ってのが中々に面白いと思う。
主人公を見ていると、カブト一話の天道を思いだす。
仮面ライダー電王

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