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村上春樹原作『パン屋再襲撃』、日本でワールドプレミア上映決定!

2010-10-01 | 松山ケンイチ


村上春樹原作『パン屋再襲撃』、
  日本でワールドプレミア上映決定!


 村上春樹の同名小説を、映画『スパイダーマン』シリーズのキルスティン・ダンストらを
キャストに迎えて映像化された映画『パン屋再襲撃』が、都内で開催される特別上映会
「フォーカス・オン・アジア」でワールドプレミア上映されることがわかった。

 『パン屋再襲撃』は、映画『天国の口、終わりの楽園。』で脚本を担当し、ヴェネチア
国際映画祭で見事脚本賞を受賞したカルロス・キュアロンがメガホンを取った作品。
村上春樹の同名短編小説をキルスティンと、第82回アカデミー賞で6冠を受賞した映画
『ハート・ロッカー』のブライアン・ジェラティ主演でショートフィルム化した。

 アカデミー賞公認で日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィル
ムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」は、10月23日より開催される東京国際映画祭の
連動企画として、特別上映会を開催。10月28日より4日間、目黒区の東京都写真美術館で
「フォーカス・オン・アジア」と題して行なわれるが、この上映会の中で『パン屋再襲撃』
をワールドプレミア上映することが発表された。

 そのほかにも、本上映会では6月に開催されたSSFF&ASIA 2010で受賞、またはノミネート
された作品を中心に、アジア独特の雰囲気を持つショートフィルム作品を全14本上映。
13歳の少年監督作品として注目を集めた『やぎの散歩』も上映される予定だ。
期間中は、キュアロン監督が特別講師を務めるワークショップも予定されており、『パン屋
再襲撃』のお披露目上映も含めて、映画好きにはたまらないイベントとなりそうだ。

特別上映会「フォーカス・オン・アジア」は10月28日から31日まで東京都写真美術館で
開催。
                       (シネマトゥデイ/gooニュース)


『パン屋再襲撃』、
夜中に空腹でたまらなくなった夫婦が、
昔、夫がパン屋襲撃を果たせなかったことを思い出し、
再襲撃を計画する・・なんて、
シュールというか、寓話というか、そういうたぐいの
短編なんですけれども、
昔果たせなかった夢をもう一度辿る、と
読み替えてもいいのかな、いや、いけないか、みたいな(笑)
結末も、すでに忘れてしまったんですが、
これ、キャスト・脚本をアメリカ人が手がけると、
レイモンド・カーヴァーの作品みたいになりそうな予感^^
似ていますもんね、
カーヴァーは村上さんが日本に紹介した作家ですが。
おかしみと悲しみと愛しさが少しずつ入った短編群。

>10月28日より4日間、目黒区の東京都写真美術館で
>「フォーカス・オン・アジア」と題して行なわれるが、
>この上映会の中で『パン屋再襲撃』を
>ワールドプレミア上映することが発表された

お近くのかたにはぜひ、お奨めしたいです。
トラン監督の「ノルウェイの森」ではない、
村上春樹原作映画化、ですもんね。
きっと興味深い出会いになると思うのですよ^^




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