「相棒」元旦スペシャル・
南果歩「『右京さんよりも出番が多い』^^
女優の南果歩(46)がテレビ朝日系ドラマ「相棒season9 元日スペシャル『聖戦』」(来年1月1日・後9時)にゲスト出演する。水谷豊(58)と及川光博(41)のコンビでおなじみの人気シリーズの特番で、バイク事故で息子を亡くし復讐(ふくしゅう)に燃える母を演じる。連ドラは米ロサンゼルスでも放送していたそうで、台本を読んで出演を即決。女優業に力を入れるという2011年の第1弾作品への意気込みを聞いた。
あっという間に台本を読み切っていた。南はその時の胸の高鳴りを今でも覚えている。
「ちょっと久々に読みながら興奮してしまった。構成力がすごい。準備稿だったんですけど、すぐにやりたいと思った」
数年前にバイク事故で息子を亡くし、突然、復讐心に火が付く寿子役。住宅街で爆破殺人事件が発生。その時、寿子は―。自身も中学生の息子を持つ母だけに、寿子の気持ちは痛いほど分かった。
「実行に移すかどうかは別にして、かなり心情に寄り添えるところがあった。スタッフは『相棒史上、最も悲惨な殺人事件だ』と言っていたけど、みんなどこか共感せざるを得ない部分があったと思う」
ゲストだが約2時間出ずっぱり。
「スタッフにも『右京さん(水谷)よりも寿子さんの方が出番が多い。いつもとは違うバージョンですね』と言われました」
「相棒」シリーズは米ロサンゼルス在住時に見ていた。
「日本語のチャンネルがあって、NHKの番組が中心なんですけど『相棒』もやってたんですよ。よく見てました。すごい偶然ですよね。その時もよくできた台本だなっていう印象があった。ワンパターンに陥らず、いろいろな角度から描いて飽きさせない。ひと味違う刑事ドラマだと思っていました。夫(渡辺謙)も見ていて、今回の現場にも遊びに来てましたよ」
「相棒」は今年6月に10周年を迎え、現在放送中の「season9」(水曜・後9時)も高視聴率を記録している人気シリーズ。現場に入ってその秘密が分かった。
「水谷さんとは初共演だったんですが、ひとつの役を長く続けていく秘けつを伺ったら、『決めつけないこと。右京さんはこういう人だって決めつけるのではなく、その都度、作っていく』と。だから衣装を着て現場で会うと、毎回新鮮な感じがした。マンネリさせない努力はすごいと思う。スタッフやキャストのチームワークもすごかったですね」
元日は家族そろって見る予定。
「見るのがすごい楽しみ。でもお正月にしては過激な内容ですよね(笑い)」
2011年は同ドラマで幕を開け、その後も公開作が目白押しだ。
「ちょっと映画を頑張ります。報知映画賞に呼んでもらえるようにね」
◆南 果歩(みなみ・かほ)1964年1月20日、兵庫県生まれ。46歳。84年、小栗康平監督「伽?子のために」でデビュー。90年、「螢」「せんせい」でブルーリボン賞助演女優賞。95年、作家の辻仁成氏と結婚し同年1男をもうけるが2000年、離婚。05年、渡辺謙と再婚。現在、映画「海炭市叙景」が公開中。第61回ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待作品「家族X」に主演するほか、「阪急電車」にも出演(いずれも来年公開)。
(スポーツ報知)
実は南果歩さんのデビュー作「伽椰子のために」が大好きでした。
在日朝鮮人である主人公の男の子と、両親が在日朝鮮人であり、そこに養女となった伽椰子の恋愛。
朝鮮人の本国(北)への帰還があった時代を背景に描いていて、
そういう問題を絡めて描いた作品というのは初めて観た作品でした。
「泥の河」を撮られた小栗康平さんが監督でしたから、映画はとても美しかったです。
主人公の俳優さんはうまくなかったのですが(汗)、伽椰子の存在感が素晴らしかったし、
映画の画面画面が一枚の絵のようでした。
あの当時、伽椰子の「○○しているんだから」という、独特の言い方、
たとえば「歌を歌っているんだから」(ただ歌を歌っている説明として)というのが印象的で、
一緒に観に行った数人の間で流行しました。
ちなみに男子たちは伽椰子のはいている昔ながらの白いパンツ(下着)が色っぽいなどと
盛り上がっていましたが(笑)
関係ないけれど、深夜、蟹江敬三さんが水道管の破裂がないかチェックしながら歩くシーンが
めちゃめちゃ好きでした。
誰も覚えていないだろうなあ(笑)
とにかく、その映画での南果歩さんが圧倒的に素晴らしくて、
それからずっと、まるで「夕凪の街 桜の国」の麻生久美子さんみたいに、
幸せになってくださいね、的まなざしでずっと観ていたのです。
渡辺謙さんと幸せな日々を過ごして、
女優としてもご活躍、
ときどきはエンタメ関係の番組にも出てくださる南さんがうれしい(笑)
「相棒」は寺脇さんが卒業なさってから急速に興味がなくなったのですが、
南さんがご出演なさるのなら夫の実家に新年の挨拶に行っても、そこで観たい(笑)
南さんより出番の少ない水谷豊さんの杉下右京も観たいです(笑)
ところで、「伽椰子のために」はお相手の主人公の俳優さんがあんまり・・だったので、
ぜひ、リメイクしてほしいなあと思う映画なのです。(原作は李 恢成さん)
伽椰子は南さんが無理なので(汗)蒼井優さん、
主人公はぜったい松山ケンイチさん。
小栗康平さんがもう一度映画を撮ってくださったら、
素晴らしい恋愛映画になると思うんだけれどなあ。
「伽耶子のために」 映画は見ていないんですが、10年くらい前でしょうか、小説を読みました。
樹さんのキャスティング、ぴったりだと思います~!松山さんも、蒼井優さんも、想像出来ますもん。南果歩さんも、綺麗だったでしょうね。今度見てみたいです♪
そして「相棒」なんですけど、まだ連続ドラマになってなかった初期から好きで見てます。寺脇さんがいなくなってしまって、明らかにドラマの雰囲気は違うものの、及川さんの相棒もこれまたいいので、ぜひ見てくださいね~☆
私は今日が仕事納めでした。年末年始、ゆっくりお過ごしくださいね。
来年が素敵な年となりますように♪
オフケン残念でした。
でもできるだけ、来年は機会を作りたいと思うので、
その節はよろしくお願いします。
「相棒」、舞台挨拶で水谷さんが感激して号泣なさったとか。
愛される作品、を実感したら年齢もキャリアも関係ないんだなあと思いました。
及川さん、芸達者ですよね。
寺脇さんが素敵過ぎて、なんかちょっと凹んでいたんですが、
今度は見ますね、ありがとうございます。
>「伽耶子のために」映画は見ていないんですが、
>10年くらい前でしょうか、小説を読みました。
切ない小説ですよね。
ぜったいあのゴールデンコンビでリメイクしてほしいです。
松山さんの魅力も炸裂しますね。
ワタナベとは違う自分探しの役で・・。
優しいお言葉、ありがとうございます。
私は年末まで仕事なんですが、
無理をしないで頑張ります。
よいお年を。
と言いつつ、更新あったら遊びにきてくださいましよ(笑)