20170829都若丸劇団於岡山湯迫健康村
≪はだか千両≫座長&プラスワン
≪お芝居≫ はだか千両
≪舞踊ショー≫(若丸座長)
ひゅるひゅる橋(女形)
ベイビーアイラブユー(たち)
中舞踊
純情(スンジョン)
≪ミックスジュース≫センターは若丸座長
都「僕らが帰るまで待っててね」
客「うーん? 追いかける!」
砂時計(たち)
ラスト舞踊
風に向かう者~義風堂々
息子と行ってきました。都若丸劇団のプレ千秋楽。
お芝居もラスト舞踊に至るまでの舞踊もとても素晴らしかったです。
息子は特に剣舞が大好きで、だからラスト舞踊の「義風堂々」に、めちゃめちゃ感動してました。
いつもは私が撮った写真に興味ないのに^^、
若丸座長が剣を構える写真に「おおお、かっこいい」と。
やっぱりね、女子は凛々しい座長の姿(+アーモンドアイ)にデレデレになるけど、
男子もね、大好きなんですよね、きりっとまぶしい姿!
最寄り駅まで夫が迎えに来てくれたのですけど、
家に着くまでの間、
夫「どんなお芝居やったん? 前に観たやつ?」
息子「ちがうねん。はだか千両って言うんやんな?」と応えて、
あらすじを最初から最後まで話すんですよ!
親子の愛情、兄妹の愛情、仇討ち、人助け、男が男に惚れること、
いろんな要素のつまった物語。
若丸座長がのっけからセミヌードで登場ですけど^^、
息子はそれについては何も言わんかったなあ。
お芝居の必然として見るからか、女子とちがって純粋やね(笑)
私はこれまで筋肉質がストライクゾーンから外れてて、
昔は、「黄金の髪にブルーレットで洗ったような瞳、割りばしを割った片方みたいな人が好きでしょ」
とよく友だちから、からかわれたんですけど、
都若丸劇団を観るようになって、ラスト舞踊での若ちゃんのタンクトップから突き出た腕、
あれがまずすごいな、の対象となりまして、徐々に筋肉にたいする意識が変わりました。
肉やで肉、といえば、焼肉しかなかったのに、
Tシャツの袖が食い込むような筋肉を「素晴らしい」と拍手する日がこようとは、
人生って、不思議なものですね(笑)
いや、しかし、若ちゃんに聞きたい、あれだけ立派なお胸、
ブルゾンちえみちゃんではないけど、走ってるとき邪魔にならないのかな?誰か聞いて(笑)
今回の「はだか千両」、
息子と一番はしゃいだのは、ひかるさんが抱く幼子について、
若ちゃんが「栄養がたりなくて髪の色がぬけてる」と言い、
ひかるさんが「寝るときも目をあけたまま。栄養がたりなくて」などという一コマ。
ひかるさんって、冗談言ったり、リアクションしたりするとき、まじめにするから、
もう、それが大好き、大好物! 可愛いったらありゃしない!
それと今日、舞斗くんがかなり、いじられてました。
座長がなにかにつけ、舞斗くんのマネをするんですけど、デフォルメが3倍強な感じで、
でもそれが冗談とわからないんだそうです、舞斗くん。
まじめな性格なんでしょうね。あれだけいじられたこと、また気にするんだろうけど、
舞斗デーでしたよね。 嬉しい、なんて思っちゃわないで悩むところが、
役者・舞ちゃんのよさなんだろうなあ。
さっすんが助っ人をする「ひのふのみっつ」、と掛け声をあげるくだり。
毎回、さっすんが新鮮で大好きです。あれ、こなれちゃったらだめなんだろうなあ。
でもお芝居自体はうまくなってほしいという、このジレンマ。
先に書きましたけど、ほんとにいろんな要素のつまったお芝居で、
ほかにもいっぱい細かく楽しい場面があったから、
息子は若ちゃんが目の不自由なお侍(星矢さん)から紋付の着物を盗んでしまって、
仇討ちのとき、お侍が父の形見を出したらそれがカラスのかんざぶろう(若ちゃん)の
妹(京香ちゃん)の着物だった、のシーンを忘れるほど!
最初から最後まで気にいったようで、息子はあらすじを話すの、とても楽しそうでした!
口上挨拶の話題は塩コショー少々程度に^^
若ちゃん「暑いよね。今日、暑くない?ジョギングしてきたからかなあ。
走ってるじゃないですか、田んぼが長いんですよ、ずーーっと続くねん。
そこを走ってるとね、≪若ちゃん、若ちゃん≫と声かけられて、
≪乗っていかへん?≫とか言って乗せてもらえたりするねんけど、
誰か声かけてくれへんかなあと期待してるときにかぎって一切誰も通れへんねん。
でもね、走ってるといいよね、普段見えないものが見えてくる」
剛さん「蜃気楼とか」
若ちゃん「それ、あぶないやつやんか」(笑)
若ちゃんが言うには、普段、車のスピードだと通り過ぎてしまうので、新しい発見があると。
地元のどこそこのなにがしのところにフルーツショップを発見したらしく、
知ってる?とみんなに聞いて、
若ちゃん「だからなんや、ってこともないねんけどね」(爆笑)
地元ならではの楽しい話題。いいですねえ。リラーーーックス!
戦の前の日常、みたいな。湯迫だって戦でないわけがないんですけど、やっぱりね、
若ちゃんのブログじゃないけど、疲れをいやし、滋養をとり、そして安心して前を向ける場所は
必要だから、のどかな田園風景が広がる、美しい場所が劇団の故郷でよかったなと思いますよ。
言語的には若ちゃんの故郷は大阪だと思うけどね(とか言っちゃったりして^^)
ここまでで、至らぬ点、まちがいなどございましたら、伏してお詫び申し上げます。
≪プラスワン≫
本日のプラスワンは紗助くんの「空」
原曲のPVを見ると、たしかにラブソングなんだなあと思うのですが、
紗助くんが踊ると、ラブソングよりもっと大きな愛の詩になるような気がします。
原曲はDANCEだけど、この曲はゆるやかで優しい舞踊のほうがあっていると思うのですが。
曲をとても大切にして踊る紗助くんの伸びやかな動き、
悠然と舞う姿はとても崇高な雰囲気がありました。
軽やかな曲もお得意だけれども、こういうしみじみと歌詞が胸にしみる歌を紗助くんが踊ってくれると、
この曲のなくてなならないもののように感じられます。
さっすんはどの曲を踊っても、さっすんならではの仕草のくせ、などというものが出ないひとだなあと思います。
つまり、1曲1曲をとても大切に踊るから、似た動きにならないのでしょう。
それは、若丸座長と同じ。舞踊のスタイルは違えども、師匠の舞踊にたいする姿勢が、
さっすんはよくわかっているのだなあと思います!
記事を一部訂正させていただきました。
思慮分別がたりず、失礼いたしました。
あきさま、ご指摘ありがとうございました。