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ドラマタイトルから消えた“夏”――。背景としての夏への郷愁。

2016-08-11 | 気になったへんてこりん



ドラマタイトルから消えた“夏”――。
       背景としての夏への郷愁。


>・・・タイトルに夏、もしくは夏の“季語”が含まれていないのだ。
昔は夏らしい単語を冠した夏ドラマがいくつもあった。
ではなぜ今、ドラマタイトルから“夏”が消失してしまったのか?
                     (オリコン/infoseek楽天ニュース)
 
テレビドラマを楽しみに見る、というときは、

特にタイトルを気にかけたりしないのですけど、

どんな番組があるのかな、と何気なくテレビ番組欄に目をやったりして、

ふうん、とそのタイトルに納得したり、???と思ったり。

今期のドラマで「せいせいするほど愛してる」というタイトルには口あんぐり。

テレビをつけた瞬間に出てきた登場人物たちを5分間くらい見てうんざり、ですが、

ああいう不倫ものに夏、ってタイトルはつけづらいわな(笑)

≪学校の怪談≫に出ていた滝沢秀明くんも、気が付けばこういう役設定がリアルなお年頃になったんだなあ、と

時のうつろいを実感したりするのでありました。

そういえば、夏をつけなくても学校の怪談って夏の季語ですよね(笑)

で、ドラマ視聴率自体がずっと低調な昨今、夏をタイトルにもってこない理由というのもありまして、



>今なお愛される作品を生み出してきた“夏ドラマ”。
にも関わらず、なぜタイトルがど真ん中の“夏らしいドラマ”がなくなってしまったのだろうか?
「今は、視聴率低下が嘆かれる時代で、制作費も減り冒険もしづらい。結果、
制作側も安定した数字をとりに行く傾向になっているんです」(某テレビ誌ライター)

 その象徴的現象ともいえるのが、若者に人気のコミックの実写化。
原作の売り上げを見れば、どれぐらい当たるのか予測がしやすい。
データがある分説得力があるので企画が通りやすくなり、この動きが加速化する。
また、年間を通して連載される漫画は、四季を感じるタイトルを使っているものが少ないので、
タイトルに“夏”の入るドラマは減っていく。さらにはネットの普及もあり、
若者を中心に人々の楽しみも多様化。テレビを見る若者の絶対数が減り、
大人向けのドラマが増加したことで、長い夏休みを過ごしている学生が共感する作品が減少しているのだろう。
                           (オリコン/infoseek楽天ニュース)


なるほどね、なるほどね、と納得するしかないわけですが、

「ウォーターボーイズ」とか「ビーチボーイズ」とか、

夏らしいドラマというのは、ほかの季節より、こころの奥深くで優しくほんのりと甘いまま、残っている気がします。

名作も生まれやすい気がするのは、植物とおなじく人間も大きく成長する季節だからかなあ、生物学的に見て?


私がもっとも大好きなドラマは、季語としてのことばはタイトルにないけれど、

出てくるひとたちがとても愛しくて、夏の1ページのなかにいるような気がするからかなあ、

大好きな大好きな≪あいくるしい≫。

豪華すぎる出演陣なのですけど、神木龍之介くんが最高なのですよ。

1話だけでもぜひ、ご覧になってみてください。

家族みんなで見れる、ただしい夏ドラマのあり方がそこにあります(笑)


Aikurushii Episode 8 English Sub - あいくるしい 8 - Sweet Episode 8




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