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おおい町議会同意で町役場に苦情 再稼働問題で

2012-05-18 | 気になったニュース



おおい町議会同意で町役場に苦情
      再稼働問題で


福井県のおおい町議会が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の
再稼働に同意した14日から15日にかけ、同町役場に「拙速ではないか」といった苦情の
電話やメールが相次ぎ寄せられた。

 町によると、14日正午以降、15日午後4時現在までに、再稼働問題に関する電話は約160件、
メールは約250件が全国各地から入った。

 同意内容の問い合わせもあったが、ほとんどは「安全対策が軽視されているのではないか」
「(事故があったら)責任を取れるのか」など同意したことに対する苦情で、
中には脅迫めいた電話もあったという。
一方、再稼働に同意した同町会の判断を評価する内容は数件だった。

 町担当者は「貴重な意見として受け止める」としている。

                                      (福井新聞)


原発事故の問題は立地する町、自治体で囲い込めないことにあると思う。
放射性物質の拡散、人的、環境的な被害、避難した場合の諸問題についてなど。
こどもでも空はつながっていることを知っている。
雲が流れ、風が吹き、雨が大地を洗い流し、やがては海に流れ着くことを知っている。

原発のある町は、電力会社とともに、そのすべてに責任を負う事はできない。
そのことを考える必要がないほどに、今、電力会社のいう《安全性》に、
賭けてもいいのかと、今一度考えてほしいと思う。

多くの声が寄せられているらしい。
なかには脅迫めいた電話もあったらしい。
それはなぜなのか。
誰もが責任を負えない、重大な禍根を残すかもしれない決定について、
大きな危惧を抱いているからだ。

原発のある町は、自分たちで決定するというのではなくて、
空がつながっているすべてのひともまた、当事者意識をもっていることを
今回の事故で、再認識して欲しいと思うのだ。

>町担当者は「貴重な意見として受け止める」としている。

当然のコメントだと思う。




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