《たけしが鶴瓶に
今年中に話しておきたい
５～６個のこと》
ビートたけし（６３）と笑福亭鶴瓶（５８）が１７日、ＴＢＳの年末特番「たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい５～６個のこと」（３０日後１０・００）の収録を都内で行い、沢尻エリカ（２４）、市川海老蔵（３３）ら今年話題の人物をバッサリ斬った。
番組は今年の社会や政治、芸能、スポーツニュースを２人が語り合う形式。芸能の話題では、たけしが「何なの？あのＵＦＯみたいなケツ」と切り出し、「沢尻のケツはなんだい！？」と続けた。
今年３月にフランス芸術文化勲章の最高章コマンドール章を受章した映画監督でもあるたけしにとって、沢尻が行方不明になっている現状よりも、今年５月のファッションショーで“半ケツ”衣装で登場した映像が強烈に印象に残っているようだ。「“ブラジルでＵＦＯを見つけた”っていうと（その映像のＵＦＯは）あんな感じ（の形）でしょ？」と話した。
海老蔵については、鶴瓶から「兄さん（たけし）が好きな海老蔵やね」と振られた後、「梨園がリオンだねー」と歌舞伎界のプリンスと伊藤リオン容疑者の名前をもじって笑わせた。鶴瓶が「リオン容疑者は近所であいさつをするいい人と言われているようだ」と話すと「近所の人にとっては、あいさつすればいい人なんだね。オレもあいさつしよう」と誓った。
合成麻薬ＭＤＭＡを一緒にのんだ女性が死亡した事件で、保護責任者遺棄などの罪で有罪判決を受けた押尾学（３２）について、「（今年６月に公開された自身の監督映画）“アウトレイジ”のオーディションに（事件前に）来てるんだよ。オレが会う前に断ったらしいけど。使っていたら映画が公開中止になっていた」と裏話も明かした。
≪民主もバッサリ「何もしてない」≫政治についても熱く語り合った。たけしは民主党の政権交代に関し、「天下り（問題）も高速道路もやらなくて何もしてないよ。（政治家が）野党の時に思ったことを言っても与党ではダメだね」と嘆き節。参院選で躍進した「みんなの党」については「“アジェンダ”ってコーヒーのミルクかと思った」と話して笑わせた。
≪さんまと３人落語会？≫たけしが「小さいころ、落語家になりたかった」と明かすと、鶴瓶は「来年、落語会やりましょうよ。（明石家）さんまも誘いましょうよ」と提案した。「正座してんでしょ？もたないんじゃないかと思って。あぐらかいちゃうわけにはいかないしね」と笑わせるたけしに、鶴瓶は「来年はビートたけしの落語が見られます！」と勝手に宣言。たけしは「稽古どうすんの？」と前向きな様子だった。
（スポニチ/livedoorニュース）
スポーツ紙などをにぎわせた渦中の人物について、
ビートたけしさんが語っていらっしゃるのを、
鶴瓶さんが受けていらっしゃるという構図なのでしょうが、
個人的には鶴瓶さんが個々のひとについて、
どういうコメントで受けられるのか、
そっちが気になりました。
たけしさんの鋭い切っ先というのは、あるいは痛烈な皮肉は
生半可な記事より痛烈だと思うのですが、
A-STUDIOなどでみせる鶴瓶さんの優しい包容力というのでしょうか、
そういう在り方がどうその話題をおさめてゆくかがみどころ、と
興味津々なのです。
一刀両断しようとするふたりなら番組は単調ですよね、きっと。
鶴瓶さんがあの柔和な顔で語るのか、表情を険しくする場面もあるのか、とか、
気になりませんか？
