英暴動、首相の対策に批判
英国で広がった暴動をキャメロン政権が力で押さえ込む方針を表明した。
鎮圧や拡大防止のため軍の支援を仰いだり、ネットを規制したりする考えにも言及。
だが、こうした「こわもて」策には人権上の懸念や「緊縮財政の見直しこそ先決」との声が上がる。
キャメロン首相は11日に臨時招集した議会で、
顔を隠すフードを脱がせる権限を警察官に与えるほか、
暴動参加者を公共住宅から退去させる措置を公表。
軍を直接動員することは否定したが、警察が暴動対策に専念できるよう
支援任務に当たらせる考えを示した。
またソーシャル(交流)メディアやスマートフォンのメッセージ機能が
暴動を拡大させたとして、これらのサービスを一時中止することを業界などと
協議していることも明らかにした。
だが、野党の労働党や与党・保守党のジョンソン・ロンドン市長は
「警察官が市民の目に見えるところにいることが治安維持に欠かせない」とし、
まず政権が進める警察を含む一律2割の財政削減を見直すよう要求。
ネット規制にも「表現の自由を侵害する」との懸念のほか、
「海外にサーバーがあれば無意味」との指摘も出ている。
(朝日新聞)
■英暴動 ロンドン北部で8月4日、警察が黒人男性(29)を追跡中に射殺した事件を受け、
抗議のため警察署前に集まっていた群衆が6日夜から暴徒化。
人種差別や貧富の格差への不満を背景に、移民や低所得者が多く住む地域に急速に飛び火した。
10~20代の若者が中心となり、商店からの略奪や放火が横行。
ロンドン市内の数十カ所のほか、英第2の都市バーミンガムやマンチェスターなど国内各地で発生し、
1300人以上が逮捕された。
(共同)
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暴動、と聞くだけで、
頭の中にその対立項が浮かび、
暴徒と呼ばれる側にたいして、
マイナスのイメージを固定化してしまうような
傾向がないかと思います。
実はそれはとりもなおさず、
報道する側のバイアスがかかっているからであり、
言葉にたいする洗脳がすでに終わっているからではないかと。
《暴動》=《悪》というような。
下記のツイートまとめは非常にわかりやすく、
納得がいくものです。
読んでとても多くのものを学んだ気がします。
ぜひ、ご一読くださいませ。
宋文洲さんの語る「暴動」
(注)
宋文洲(そう ぶんしゅう、Song Wen-Zhou、1963年6月25日 - )は、
ソフトブレーン株式会社創業者であり、現在は同社マネージメント・アドバイザー。
経営コンサルタント、経済評論家。
(wikipedia)
イギリスの暴動は紳士の国というイメージからかけ離れていて、少し気になっていました。
宋さんのを読んで「なるほど…」と思えました。私には先入観があったんですね。
被害者の方はつらいと思いますが、最後に良い結果になってほしいです!!
コメントは初めてなので文章おかしいです…
すみません!!
はじめまして。
いつもご来館くださっているそうで、ありがとうございます。
コメントもとってもうれしいです。
>宋さんのを読んで「なるほど…」と思えました。
>私には先入観があったんですね。
私もそうだったんです。
マスコミの報道を読んで、
暴動は怖いなあ、イギリスでだなんていやだなあ、
などと思っていました。
だから、宋さんのツイッターまとめを読んで、
なるほどなるほどと、
まるで授業を受けているような気持ちになりました。
有名無名の先生たちが世の中にはたっくさんいらっしゃいます。
教えを乞い、きちんと物事を考えたいなあと思います。
わかさん、
文章おかしくないですよ。
これをきっかけに仲良くしてくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。