Ｍ・ジャクソン、自身の３Ｄクローンを作成していた

Ｍ・ジャクソン、
　　　　　　自身の３Ｄクローンを作成していた


　6月に急逝したマイケル・ジャクソンさんは、生前、自身のクローンを作ること
を熱望していた。生物的には、かなわなかったが、実際データーで自分の分身とも
いえるものを残している。

　マイケルさんは1996年に、全身を3Dスキャンにかけ、自身のモデリングを行って
いたと関係者が語った。3Dスキャンは現在では、ゲームや3Dアニメーションの3次
元モデリングに用いられ、クオリティーの高いものだと本人そっくりのモデリング
が再現されることもある。エンターテインメントの世界だけでなく、警察、医療機
関などさまざまな用途で使用されており、現在ではいろいスキャナがあるが、1996
年に当時はまだ少数だった。

　その時にマイケルさんがなぜ、そのようなデーターを取ったのかは明らかにされ
てはいないが、現在そのデーターを所有するアメリカの某ビジネスマンはイギリス
のデイリー・スター紙に、「彼は当時、繰り返し行う整形手術のため、鼻や顔の
一部が危ない状態にあり、身体の絶頂期である37歳（1996年8月で38歳）のときに
そのスタイルを永遠不滅のものにしようとした」と語った。

　そのデーターを用いれば、映画やビデオゲームでマイケルさんをそっくりその
まま再現することが可能なほど精密なデータだという。このビジネスマンはこの
データーを100万ドル（約9,000万円）で売り出そうとしているらしい。マイケル
さんが亡くなってしまってから、本人の意思とは無関係なところでこのような
データーが使用されてしまうのはマイケルさんも不本意なことだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（シネマ・トゥディ）



マイケル・ジャクソンが残したデータ、
９０００万円。
そのデータを譲り受けようとするひとは、
いったい何に使うんでしょうね。
ゲームの主人公に？
あるいは新たにＰＶを作ったり？
あまりにも突拍子もないことなので、
全然想像もつきません。

でも、この３Ｄデータを作ろうと思ったとき、
マイケル・ジャクソンは不幸だったのでしょうか。
本当に整形の後遺症だったのでしょうか。
まるで未来にあてた手紙みたいなものだったんでしょうね、
その時にいちど時間をとめたのだから。

歴史上の人物で、墓を暴かれたりしたひともいるでしょう。
あーでもそっちのほうがいいか、
３Ｄデータって生き物みたいだから怖いですよね。
マイケルのデータ、どうなるのでしょう。