南仏（２）マルセイユ写真色々と、気狂いピエロとルパン三世

私が、マルセイユ（Marseille）に行った理由は、昔、ジャン・リュック・ゴダールの「気狂いピエロ／PIERROT LE FOU」を見て、気狂いピエロの舞台の、あの青い地中海を見てみたいな～ってずっと長年思っていたからです。これと「勝手にしやがれ」は、ゴダール作品の中で、最も好きな映画です。映画に勢いがあるというか、パワーがあるんですよね。

ということで、マルセイユ、行ってみました
イメージ通りのお天気に恵まれて、もう、最高！！でした。映画のラスト、ランボーの「永遠」(L'eternité)という詩の、
見つかった　　　　原文:Elle est retrouvée.
何が? 　　　　　　　Quoi?
永遠が 　　　　　　 L'Eterniteé.
海に融け込む太陽が　C'est la mer alleée Avec le soleil

という、そのセリフのバックに青い海・・・その、まさに、その海が我が目の前に広がっているんですよ～～ブラボ～


それがね、、、つい最近解ったことなんですが、気狂いピエロの舞台って、マルセイユじゃなかったんですよ。
私がマルセイユに行ったのは1990年だったんですが、その辺のフランス人の人と会話した際にも、「ピエロ・ル・フ（←気狂いピエロ）なら、マルセイユが舞台だよね」ってみんな言ってたのにぃ！！違うじゃないかー！
現在は、ネットという便利なものがありまして、で、今調べたら、正確にはマルセイユの隣の町トゥーロン（toulon）とポルクロール島らしい・・・
ま、そんな事も知らず、満足・感動してた自分でございました。

気をとりなおして、マルセイユの町を観光してみましょう
上の写真で、ぽっかり小さな島が浮いてみえるのが、イフ島
アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」（別名「がんくつ王」）の舞台。
16世紀、イフ島につくられた堅牢な砦は、のちに政治犯や異教徒たちを幽閉する牢獄として使われたそうです。


港には沢山のお店が出ていて、活気があります。港の回りには、名物料理のブイヤベースのレストランが並んでおり、私も珍しく、昼食は、ブイヤベースを食べる為に、レストランに入りました（入ったといってもテラス席でしたが、前を車が通るので埃と排気ガスが酷くて、楽しめなかったゾ！）お味の方は、しょっぱかったかな。砂が！！という人には向かないかもｗ

マルセイユの一番高台に建つ、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院　BASILIQUE DE NOTRE-DAME-DE-LA-GARDE

丘の上に建つローマ・ビザンチン様式の聖堂は、マルセイユのシンボル。鐘楼の上の黄金のマリア像が航海に出る船乗りたちを見守ってきた。18世紀中頃に建築家エスペランデューによって建てられたもので、テラスからは360度の大パノラマが楽しめる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、こんな事思うのって私だけだと思うんですが、「ルパン三世」と「気狂いピエロ」のジャンポールベルモンドが、どこか似てる気がして。。。
昔の初代ルパン三世のテーマ曲で「ルパン・？・？～」っていうのがあって、そこの？？の部分は英語で聞き取れなかったんです。⇒後ほど解ったことには「Lupin The Third」って言ってたそうなんですけど、それを何時の間にか私の脳内で「ピエロ・ル・フ」の影響で？、「ルパン・ル・フ～」って事に？なっちゃってて、、、２０年以上、「ルパン・ル・フ～♪」と勝手に歌っていたんです

今、その曲を、you-tubeで探して聞いてみたら、ルパン・ル・フーって聞こえなくもない(^_^;)　けど、フードゥって言ってる様に聞こえるかな？こちらLupin III Intro (1971 theme)
で、アンナ・カリーナとフジコちゃんの悪女っぽいところが、似てる気もして・・・。
気狂いピエロファンの方、くだらない事書いちゃって、申し訳ない・・・。

一番上の写真だけは、ウィキペディアさんより使わせて頂きました。

⇒ 南仏プロヴァンス　旅行記と写真一杯（１）