100万回・・・

「100万回生きたねこ」佐野洋子作

読みました。
多分、ずっと以前に読んだことのある絵本。

何度読んでも
絵本はいいね。

その時、その時で感じ方も違う。

最後のシーンがぐっと胸にしみました。


100万回生きるということは

100万回死ぬ苦しみを味わうということ。

100万回周りを悲しませるということ。


しかも、

この猫の場合
ほとんど、自分というより
周りの者の不注意で
命を落としてしまうという理不尽な死

だから、成仏できないのか…

この前読んだ
「カラフル」も
ある意味、
成仏し損ねた少年の話。

絵本だったり
児童小説だったり
子供向けの作品にも、
実は
奥が深いテーマが
流れていると
改めて思う。

今日、
メダカの卵がたくさん孵化した。
ちっちゃな新しいいのちたち、
今日は。