2007/10/31(水)
KEHALONIA (ARGOSTOLI ARPT)/ アテネ(エレフテリオス・ヴェニゼス)
OLYMPIC AIRLINES (オリンピック航空)OA631 07:05 – 08:00
ST. GEOGE LYCABETTUS BOUTIQUE HOTEL 泊
ケファロニア島からアテネへ
ケファロニア島の飛行場は、私たちの泊まったケファロニア島第一の都市、アルゴストーリーの郊外にあります。早朝7時5分の出発なので5時45分にタクシーを呼んでもらってありました。朝6時だと言うのに空港は大勢の人でざわついていました。飛行機はプロペラ機です。あいにく風が強く飛行機が木の葉のように風に飛ばされはしないかと心配でした。ギリシャにはエーゲ海にもイオニア海にもたくさんの島があり、天候が悪く、大型船も行き来が制限される冬の季節にも、飛行機は飛び続けているようなので、誰も心配などしていないようです。アテネに着いた飛行機は着陸の衝撃もなく、すべるように滑走路を走った後、ピタリと止まりました。見事な操縦技術だと感心しました。
セントジョージ・リカビトスホテル
セントジョージ・リカビトスホテルは昨年も泊まったホテルです。朝8時にアテネ港に着いた私たちは、まっすぐにタクシーでアテネの中心部にある標高277メートルのリカビトスの丘の斜面、コロナキ地区の坂の上にあるセントジョージ・リカビトスホテルに向かいました。ホテルのチェックインの時間にはまだ早すぎるので、ホテルで荷物を預けて、リカビトスの頂上へケーブルカーで登ろうと考えていました。ところが10時少し前にホテルに着くと、すぐにチェックインをしてもらうことができて、部屋に入ることができました。ホテルは、昨年泊まったときに比べて、改造されていて格段に立派に様変わりしていました。従業員の態度もすごく洗練されて、良くなっていました。朝が早かったので一休みしてからお昼ごろに出かけることにしました。寝心地の良いベットで、短時間ながら、熟睡することができました。夫がまだ眠っている間にホテルの美容院へ行って見ました。美容院の入り口は格子戸のような板張りの仕切りで飾られ、京都の風情がありました。男の中年の美容師さんで、日本で1年ぐらい修行したそうです。日本にいた頃のガールフレンドのヨウコさんと一緒にとった写真を見せてくれました。若い美男美女のカップルの写った写真の男性が目の前の叔父さんとはとても思えませんでした。ずいぶん昔の青春の一こまといったところでしょうか。身も心もリッフレッシュされ、夫と二人で、ケーブルカーでリカビトスの頂上を目指しました。ホテルはケーブルカーの発着上に近く、リカビトスへは昼と夜の2回登りました。昼にはアテネの全貌を見ることができ、夜はアテネ市のきれいな夜景がみられ、殊に照明されたアクロポリスがきれいでした。
リカビトスのケーブルカーの駅の近くで見かけたブーゲンビリア
リカビトス山頂よりの見晴らし
リカビトスから見たアテネの夜景
2007/11/1(木)
ROYAL OLYMPIC HOTEL 泊
ギリシャ最後の夜はアテネの繁華街、プラカ地区でギリシャの歌と踊りを見せてくれるタベルナで過ごす計画でした。日本で旅行会社を通してプラカ近くのホテルを探して予約してもらってあったのがローヤル・オリンピック・ホテルでした。ホテルはゼウス神殿の近くにありました。過去4回のアテネ訪問でゼウス神殿へはまだ一度もいってなかったので、午前中はホテルでのんびりし、午後ゼウス神殿へ向かいました。快晴です。写真撮影には好都合です。アテネの真ん中に広大な敷地を有したゼウス神殿からは神殿の柱と一緒にアクロポリスもハドリアヌスの門もリカビトスの頂上も写真の被写体にすることができました。ゼウス神殿とプラカ地区とは車の往来の激しいアテネの幹線道路、アマリアス通りによって隔てられています。ギリシャは車の方が歩行者よりも優遇されています。歩行者用の青信号の時間が極端に短いのです。一信号で渡りきれる人はほんの少しの人に限られます。たいていの人は道路の中央部で待って2信号でわたることを余儀なくされます。とてもお年寄りには道路の横断は難しいことです。野放しの犬が道路の横断に困って怒って吠え立てていました。野放しの犬が多いので、犬嫌いの私は出会うたびにびくびくしてしまいます。
ゼウスの神殿
ハドリアヌスの門
夜のプラカ
シエスタ(お昼ね)の習慣のあるアテネの夜は遅いので、プラカのタベルナの開店時間も午後9時ごろが普通のようです。私たちも昼の観光を終えた後、ホテルに帰ってシエスタをとることにしました。9時少し前にお馴染みになっていた、カロケリノスという歌と踊りを見せてくれるタベルナを訪ねました。いつも親切にしてくれる店の叔父さんに申し訳なさそうに、今日は予約でいっぱいなのでと断られてしまいました。仕方なく店を出たところに、同じような店の叔父さんが客引きに来ていて、その人についていきました。ホテルの紹介で、一度行ったことのあるリガスというタベルナでしたので、その店に入ることにしました。私たちが一番乗りで、良い席をあてがってもらえました。そうこうする内にお客でだんだん席が埋まってきました。グループで来てにぎやかなのは、中国人の団体、セルビア人の団体、イスラエル人の団体だそうです。個人客も大勢やってきました。日本の歌、セルビアの歌、中国の歌、イスラエルの歌、ロシアの歌と芸達者な演奏者たちです。お客さんを盛り上がらせたあとで、ギリシャの歌や踊りに移り、お客さんを舞台へ上げて一緒に踊ってもらう趣向もありました。歌と踊りとワインで陽気になっていた私たちでしたが、明日は帰国の日なので、後ろ髪を引かれる思いで、誰ひとり帰ろうとしない早い時間にその場をあとにしました。
タベルナ、リガスの歌と踊り
2007/11/2(金)
帰りは夕方の飛行機なので、荷物をホテルに預けておいて、ホテルの近くの地下鉄のアクロポリ駅からアテネの中心地シンタグマ駅まで地下鉄に乗っていきました。シンタグマはアテネの交通の中心地です。多くの人の往来があります。しばらくベンチに座って人の動きを見ていました。それからシンタグマの近くの目抜き通り、エルム通りとその近辺を散策に出かけました。エルム通りは週日にもかかわらず賑わっていました。エルム通りの裏通りのカフェエテリアで一休みしました。
シンタグマの宝くじ売り
エルム通り
エルム通りで、焼き栗と焼きとうもろこしを売っているおばさん
エルム通りの裏道のクルーリ売り
エルム通りの裏通りのカフェテリアで、お昼休み過ごすグループ
帰りの飛行機
アテネ(エレフテリオス・ヴェニゼス)/ドバイ(ドバイ)
EMIRATES AIRLINES (エミレーツ航空)EK106 17:05 – 23:20
2007/11/3(土)
ドバイ(ドバイ)/ 名古屋(中部国際空港)
EMIRATES AIRLINES (エミレーツ航空)EK314 02:45 – 16:50
KEHALONIA (ARGOSTOLI ARPT)/ アテネ(エレフテリオス・ヴェニゼス)
OLYMPIC AIRLINES (オリンピック航空)OA631 07:05 – 08:00
ST. GEOGE LYCABETTUS BOUTIQUE HOTEL 泊
ケファロニア島からアテネへ
ケファロニア島の飛行場は、私たちの泊まったケファロニア島第一の都市、アルゴストーリーの郊外にあります。早朝7時5分の出発なので5時45分にタクシーを呼んでもらってありました。朝6時だと言うのに空港は大勢の人でざわついていました。飛行機はプロペラ機です。あいにく風が強く飛行機が木の葉のように風に飛ばされはしないかと心配でした。ギリシャにはエーゲ海にもイオニア海にもたくさんの島があり、天候が悪く、大型船も行き来が制限される冬の季節にも、飛行機は飛び続けているようなので、誰も心配などしていないようです。アテネに着いた飛行機は着陸の衝撃もなく、すべるように滑走路を走った後、ピタリと止まりました。見事な操縦技術だと感心しました。
セントジョージ・リカビトスホテル
セントジョージ・リカビトスホテルは昨年も泊まったホテルです。朝8時にアテネ港に着いた私たちは、まっすぐにタクシーでアテネの中心部にある標高277メートルのリカビトスの丘の斜面、コロナキ地区の坂の上にあるセントジョージ・リカビトスホテルに向かいました。ホテルのチェックインの時間にはまだ早すぎるので、ホテルで荷物を預けて、リカビトスの頂上へケーブルカーで登ろうと考えていました。ところが10時少し前にホテルに着くと、すぐにチェックインをしてもらうことができて、部屋に入ることができました。ホテルは、昨年泊まったときに比べて、改造されていて格段に立派に様変わりしていました。従業員の態度もすごく洗練されて、良くなっていました。朝が早かったので一休みしてからお昼ごろに出かけることにしました。寝心地の良いベットで、短時間ながら、熟睡することができました。夫がまだ眠っている間にホテルの美容院へ行って見ました。美容院の入り口は格子戸のような板張りの仕切りで飾られ、京都の風情がありました。男の中年の美容師さんで、日本で1年ぐらい修行したそうです。日本にいた頃のガールフレンドのヨウコさんと一緒にとった写真を見せてくれました。若い美男美女のカップルの写った写真の男性が目の前の叔父さんとはとても思えませんでした。ずいぶん昔の青春の一こまといったところでしょうか。身も心もリッフレッシュされ、夫と二人で、ケーブルカーでリカビトスの頂上を目指しました。ホテルはケーブルカーの発着上に近く、リカビトスへは昼と夜の2回登りました。昼にはアテネの全貌を見ることができ、夜はアテネ市のきれいな夜景がみられ、殊に照明されたアクロポリスがきれいでした。
リカビトスのケーブルカーの駅の近くで見かけたブーゲンビリア
リカビトス山頂よりの見晴らし
リカビトスから見たアテネの夜景
2007/11/1(木)
ROYAL OLYMPIC HOTEL 泊
ギリシャ最後の夜はアテネの繁華街、プラカ地区でギリシャの歌と踊りを見せてくれるタベルナで過ごす計画でした。日本で旅行会社を通してプラカ近くのホテルを探して予約してもらってあったのがローヤル・オリンピック・ホテルでした。ホテルはゼウス神殿の近くにありました。過去4回のアテネ訪問でゼウス神殿へはまだ一度もいってなかったので、午前中はホテルでのんびりし、午後ゼウス神殿へ向かいました。快晴です。写真撮影には好都合です。アテネの真ん中に広大な敷地を有したゼウス神殿からは神殿の柱と一緒にアクロポリスもハドリアヌスの門もリカビトスの頂上も写真の被写体にすることができました。ゼウス神殿とプラカ地区とは車の往来の激しいアテネの幹線道路、アマリアス通りによって隔てられています。ギリシャは車の方が歩行者よりも優遇されています。歩行者用の青信号の時間が極端に短いのです。一信号で渡りきれる人はほんの少しの人に限られます。たいていの人は道路の中央部で待って2信号でわたることを余儀なくされます。とてもお年寄りには道路の横断は難しいことです。野放しの犬が道路の横断に困って怒って吠え立てていました。野放しの犬が多いので、犬嫌いの私は出会うたびにびくびくしてしまいます。
ゼウスの神殿
ハドリアヌスの門
夜のプラカ
シエスタ(お昼ね)の習慣のあるアテネの夜は遅いので、プラカのタベルナの開店時間も午後9時ごろが普通のようです。私たちも昼の観光を終えた後、ホテルに帰ってシエスタをとることにしました。9時少し前にお馴染みになっていた、カロケリノスという歌と踊りを見せてくれるタベルナを訪ねました。いつも親切にしてくれる店の叔父さんに申し訳なさそうに、今日は予約でいっぱいなのでと断られてしまいました。仕方なく店を出たところに、同じような店の叔父さんが客引きに来ていて、その人についていきました。ホテルの紹介で、一度行ったことのあるリガスというタベルナでしたので、その店に入ることにしました。私たちが一番乗りで、良い席をあてがってもらえました。そうこうする内にお客でだんだん席が埋まってきました。グループで来てにぎやかなのは、中国人の団体、セルビア人の団体、イスラエル人の団体だそうです。個人客も大勢やってきました。日本の歌、セルビアの歌、中国の歌、イスラエルの歌、ロシアの歌と芸達者な演奏者たちです。お客さんを盛り上がらせたあとで、ギリシャの歌や踊りに移り、お客さんを舞台へ上げて一緒に踊ってもらう趣向もありました。歌と踊りとワインで陽気になっていた私たちでしたが、明日は帰国の日なので、後ろ髪を引かれる思いで、誰ひとり帰ろうとしない早い時間にその場をあとにしました。
タベルナ、リガスの歌と踊り
2007/11/2(金)
帰りは夕方の飛行機なので、荷物をホテルに預けておいて、ホテルの近くの地下鉄のアクロポリ駅からアテネの中心地シンタグマ駅まで地下鉄に乗っていきました。シンタグマはアテネの交通の中心地です。多くの人の往来があります。しばらくベンチに座って人の動きを見ていました。それからシンタグマの近くの目抜き通り、エルム通りとその近辺を散策に出かけました。エルム通りは週日にもかかわらず賑わっていました。エルム通りの裏通りのカフェエテリアで一休みしました。
シンタグマの宝くじ売り
エルム通り
エルム通りで、焼き栗と焼きとうもろこしを売っているおばさん
エルム通りの裏道のクルーリ売り
エルム通りの裏通りのカフェテリアで、お昼休み過ごすグループ
帰りの飛行機
アテネ(エレフテリオス・ヴェニゼス)/ドバイ(ドバイ)
EMIRATES AIRLINES (エミレーツ航空)EK106 17:05 – 23:20
2007/11/3(土)
ドバイ(ドバイ)/ 名古屋(中部国際空港)
EMIRATES AIRLINES (エミレーツ航空)EK314 02:45 – 16:50