時々、物申したくなるんです

リアルタイムに呟かんでもいいことを呟く程度のブログです。

関電に物申す

2011年06月29日 22時59分38秒 | 京都
要請といいながら、とこか上から目線で脅している関電の節電要請。

大阪府知事やいろんな人から、どの時点のどんな情報を基準に15%
節電と言っているのか、根拠データを出すなり説明するなりするように
言われ続けているのに、何もしていない。

嘘つき東電(政府もですが)や、原発再稼働で佐賀県と話はするけど、
海を挟んで8km程度の位置にある長崎県の町村には説明する気もない
九電など、電力会社って組織は、本当に質が悪い集団だなと思います。

自分たちが進めたい計画については、安全や低コストなど聞こえが良い
言葉を並べて人を騙し、都合が悪いことには何も言及しない。
それが企業利益だけが損なわれることであれば隠していればいいが、
原発なら数10km圏内の住民の生活の権利を奪い、節電では人間として
健康に暮らす権利が侵害されるのだから、たかが一民間企業が隠して
良い情報ではないのだが、それがわかっていないドアホ集団です。

おまけに、大きな企業には逆に関西の経済が破綻すると脅されて怖じ気
づいたのか、急に譲歩することに言及していたけど、庶民なんか虫けら
同然に思っとるのか、15%削減と言い続けてやがる始末。

あまりにも関電がアホやから、自分で概算してみました。
一番最初のテレビ報道では去年並の猛暑を想定して15%節電と言って
いたと記憶しているので、我が家ではそんなものはとっくにクリアして
いるって数字を概算で示してあげます。


うちでは、昨年(平成22年)の秋以降、矢継ぎ早に主要な白物家電や
テレビなどを買い替えました。消費電力・騒音・地デジ化などが理由の
買い替えです。
買い替え前の家電は、ネットで掲載されている対象メーカーの近い機種
のデータ(あるいは誰かがお調べになったデータ)を元に消費電力量を
概算しました。

そして、うちの1年間の消費電力量は電気料金の記録が全部残っている
訳ではないので、京都市が公表しているデータを元にしてます。
京都市のデータは、平成22年度の電力統計データがまだ完全でなく、
1~3月分がなかったので、平成21年度のデータを参照しています。

概算した結果は以下のとおりです。

<平成22年の秋の買い替え以降の主要家電>
 冷蔵庫:310kWh/年*2台
 炊飯器:89.2kWh/年
 レコーダー:91.5kWh/年
 液晶テレビ:120kWh*3台

 合計:1160.7kWh/年

<平成22年の夏時点の主要家電>
 冷蔵庫:480kWh/年*2台
 炊飯器:0.9kWh/年(保温時のみ)
 ビデオデッキ:19.9kWh/年
 ブラウン管テレビ:450kWh/年*2台+120kWh/年

 合計:2000.8kWh/年

<他の電力消費量>
 平成21年度の1世帯平均の消費電力量は5310kWh/年。
 つまり、上記主要家電以外(エアコンなど)で約3300kWh/年を使用
 していると想定できます。

<削減割合の概算>
 3300kWh/年を上記主要家電の消費電力量に加算して、平成22年の
 夏を境に削減されたうちの消費電力量の割合を算出すると下記の通り。

 (1ー4460.7/5300.8)*100=15.8%

どうです。既に達成しているでしょう。15%削減。
多くの世帯で、旧型の家電からeco家電に買い替えをしているはずです
から、うち以外にも15%削減なんてとっくに達成している一般家庭は
たくさんあるはずなんです。
それがわかっているから、きっと説明ができないんです。原子力依存を
続けるために適当に決めた数字でしかないんです。摩耶かしです。

虫けら扱いされた庶民は、経済的理由での節電だけしていれば問題ない
です。やばくなったら関電の全事業所のエアコン、照明を全部消せば
いいんです。こっちに要請するんだったら、極限まで努力してからに
しろ。ドアホ集団めが。