時々、物申したくなるんです

リアルタイムに呟かんでもいいことを呟く程度のブログです。

ピンボケの人たち

2011年08月13日 11時19分18秒 | 京都
騒ぎを広げたり長引かせると、東北の人たちに余計な
負担や悲しみをもたらすのですが、コイツらは許せん
なぁというヤツを二人やり玉に挙げます。

一人目は、安斎育郎さん。立命館大学名誉教授らしい
です。
放射線の専門家として新聞に京都市批判のコメントが
載ってました。本人の言葉どおりか知らんけど、燃や
して拡散した灰を吸い込んだ場合の影響は、計算する
気にもならない程の低いレベルだそうです。
薪に放射性セシウムが付着していた場合、燃やしても
放射性物質の影響力が変化しないから灰を気にしてる
んやろ。だとしたら、心配すべきは燃やしている最中
だけやないよね。灰を気にしているということは、灰
に付着したまま、また飛散する恐れがあるということ
やろう? 五山の送り火は周りに木がない山の中腹で
燃やすんやで。その灰が風で飛散することは十分考え
られるし、どこかの農作物に付着して2次汚染になる
ことも考えられるんちゃうの?
風にのって運ばれたら、一様に拡散するなんて都合の
いい事態にはまずならへん。どこかにまとめて落ちて
来ることが多いのは、過去の報道でわかるやろう。
全く、影響範囲を深く考えてへんし、安全に扱うため
の方法も示してない無責任な学者が、何を偉そうに正
しいこと言ってる気になってるねん。
時に風評被害を生み出し、時に過剰に風評被害を批判
するマスコミの片棒を担いでるだけや。

京都市政は新たな拡散を絶対に防ぐ義務があるし、国
が安全基準を示していないのに、人によって言うこと
が異なる状況で専門家の意見みたいな低レベルの発言
で重要な決定できるわけないやろう。ボケ。
文句あんなら、国の基準作りに働きかけろや。そんな
働きかけもできひん、世の中の役に立ってない学問を
してるヤツに安全を語る資格はない。

息切れしてきたが、もう一人。山折哲雄さん。京都市
在住の宗教学者らしいです。
お盆に送り火をする意味をもう一度考え直すべきだと
偉そうに言ってますが、このご時世、あんたに言われ
るまでもなく、みんな多かれ少なかれ考え直してるで。

祈りを込めた薪であることは誰もがわかってる。それ
でも、どんなに祈りを込めたものであっても、それは
災害廃棄物だった事実に変わりはないし、放射性物質
が付着していたのも事実や。行事や文化、宗教的意味
合いと引き換えに、事実を無視して燃やしていいこと
にはならん。
風評被害を受けた側の意見だけに感化されて、総合的
に物事を見ていないピンボケの意見なんか、それこそ
誰のためにもならん。

風評被害は東北だけの問題ではなく、行政が間違った
ことをすれば京都でも、お隣の滋賀、大阪でも発生し
うることが今回の騒動で認識できたはずや。
今必要なのは、上辺だけの風評被害沈静化ではなく、
安全と思い込まずに除染などの対策をしっかり行って
騒動が起こらんようにすることや。