絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

ささやかだけれど、やっぱり感じるよ。絵本の力。

2015年03月01日 | 絵本で子育て
✳︎次回、4月のアピタ吹上2F夢屋書店さんは、
~4月12日(日)午後2時から~
絵本おはなし会です。



夢屋書店さんにて、3月の絵本おはなし会でした。

今日は、男の子二人のきょうだいと、
お姉ちゃんと二人の弟くん、
後から、いつの間にかニコニコ座っていた、ちっちゃい女の子、1才くらいの。
お姉ちゃんが世話を焼いていたから、妹もいるの?と聞いちゃったら、別の親子で、ママは近くにおられました。

ここに来て座るまでは全然別々だったはずなのに、おはなしを一緒に楽しんだだけで見知らぬ子も妹みたいになっちゃう。

このちびっこい妹ちゃんのニコニコ笑顔を、ママが見て下さっていたらいいなあ。
おはなしの文章はまだ理解できなくても、
おはなしのエッセンスはきっと伝わっているのでしょう。愛と幸福感が、絵本を通して子どもたちに伝わっていると信じます。

「いちご」 作・絵 平山 和子 、福音館書店
…いちごが出回っている季節だけれど、絵本のいちごは雪の下にかくれんぼう。お外のいちごなんだね。暖かくなり、花が咲き、身をつけ、大きくなって赤く色づくいちご。まっかないちご、もう あまい? 本当に触って、つまんで、口に入れるような気がします。香りと酸味と甘みが、本当に感じられますよ。

「まりーちゃん と ひつじ」 作・絵 フランソワーズ 訳 与田 準一、岩波書店
…意外にも兄弟たちが集中して聞いておりました。
ひつじの赤ちゃんが増えるにつれて、指でわたしが数を出していたのだけれど、絵本を持っていたので指が足りなくなって、この子たちに手伝ってもらいました。
2編目の「まりーちゃんのはる」は読まずに、こっちにも、ひつじのぱたぼんが出てくるのよ、
あひるのまでろんも出て来て、迷子になってしまうの、
よかったら後で本を見せてもらってね、
来月きてくれたら続きをよむね、と約束しました。

"GUESS HOW MUCH I LOVE YOU" 作 サム ブラットニィ 絵 アニタ ジェラーム 訳 小川 仁央、評論社、ラボ教育センター
…英語と日本語のバイリンガルで読みました。みんな、すごい集中力。目を釘付けにして絵を見ていました。

「もくもく やかん」 作・絵 かがくい ひろし、講談社
…私にとって、はじめての出会い。表紙から想像される想定外の展開!もくもく湯気、が…みんなの頑張りで⚪︎⚪︎になるなんて! 愉快! ぽつん、と雨が降り出す感覚が絵本から感じられます。

「がたごと がたごと」 作 内田 麟太郎 絵 西村 繁男、童心社
…これも、お初です。男の子向き電車絵本、旅情風景絵本かと、思いきや。人間観察、別世界ファンダジー妖怪つき、時代美術もの。盛り沢山、大人も楽しいです。

読み終わり、余韻をたのしみながら、プログラムの紙を配りました。次回の予告、他の絵本イベントの案内もしましたよ。

さようなら、ありがとう、の後に、
片付けしている私のそばに、そっと寄り添って残っていた3才そこそこかな?男の子。

姉弟の弟くんの、片方。
手にはしっかりとさっき配ったお手紙。
何か言いたげに。

ことばは出ないんだけど、気持ちは私とつながったよ。楽しかったね、どの本がよかった?
これ、電車のね?
いろんなお客さんがいたねえ。
ふしぎな所に行ったよね。
お化けいたよねえ。
うんうん。

この子の心にしっかりと、絵本の世界がこだましている。
この確信が、たまらない、絵本の読み聞かせは至福のときです。
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