この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

【第90回 東京優駿】GⅠ 3歳上 2400m 東京競馬場

2023-05-28 13:02:02 | 2023ちょっと競馬に
【第90回 東京優駿】GⅠ 3歳上 2400m 東京競馬場
1人気1.9倍(12時現在)の⑤ソールオリエンス(横山武)ではあるが、この馬で仕方ないと思う。
皐月賞の勝ち方が半端なかった。
重馬場で前半1000mが58.5秒はハイペースであるが、直線後方2番手からごぼう抜きでまとめて負かしたレースは凄かった。しかも突き抜けて1馬身余である。

2人気4.7倍の②スキルヴィング(ルメール)もこのコース・この距離のゆりかもめS、青葉賞を連勝して侮れないが、この時期の若駒に2400のレースを続けるのは厳しいと、この間見た藤沢和雄調教師の引退を追った特集で、青葉賞2着のキングストンボーイをダービーに出走させるか否かで悩んでいた。ここで無理使いしてダメにしてしまうことが多いのだ。元ジョッキーの岡部幸雄もよく言っていた。
青葉賞の辛勝にはちょっと嫌な感じ残る。
いずれにしてもソールオリエンスのレースを見るダービーじゃないか?

<パドックから>
⑪ハーツコンチェルト(松山)と⑫タスティエーラ(レーン)の2頭が良く見えた。
中心の⑤ソールオリエンス(横山武)との馬単・3連複・3連単を買ってみようかな?

<レース結果>
1着 ⑫タスティエーラ D・レーン 2.25.2秒
2着 ⑤ソールオリエンス 横山武史 クビ
3着 ⑪ハーツコンチェルト 松山弘平 ハナ
4着 ①ぺラジオオペラ 横山和生 ハナ
5着 ⑮ノッキングポイント 北村宏司 1馬身

<レース後記>
ソールオリエンスは皐月賞で完全に破っているタスティエーラにクビ差届かなかった。
レースはタスティエーラが5番手、ソールオリエンスがその直後の6番手だった。タスティエーラはいつもこんな位置だろう。ソールオリエンスの方も皐月賞だけ後方から行ったもので、新馬(3番手)・京成杯(5番手)と前の方にいた。
横山武史が初タイトルにあたって舞い上がったとは思えない。おそらく距離の壁だったのかもしれない。
スキルヴィング(17着)はハーツコンチェルトが3着に来ているから、決して力負けではない。やはり疲労があったのだと思う。

写真判定が長かった。3着にハーツコンチェルトになるかぺラジオオペラになるかで天と地の差があったから、息を飲んで待っていた。
単勝と馬単、3連単の望みはなくなっていたが、3連複が当たるかどうかだったのだ。
結果はハナ差ハーツコンチェルトがぺラジオオペラを制し4,700円の的中となった。プラスです。
ソールオリエンスが勝って⑤-⑫-⑪ときていたら569.2倍あったのにね~。まぁ、言っても詮無いことだけど。

<スキルヴィングに哀悼の意を捧げる>
昨日は目黒記念までやったがスキルヴィングが死んだことは知らなかった。
今朝Yahoo!ニュースで17着入線後1コーナーあたりで急性心不全を発症し絶命したらしい。
予想でも書いたが、この時期の若駒にとって2400mは大きな負担になると藤沢和雄元調教師が言っていた。
彼はかつてロンドンボーイで苦い経験をして、引退の年にも関わらず青葉賞2着のキングストンボーイのダービー出走を断念している。
スキルヴィングの死因がそうだと断言できないが、2400mをダービーを含めると3回も激走させたことになる。まったく無関係とは思えない。ダービー至上主義の弊害ではないだろうか。関係者への警鐘とならんことを願う。
スキルヴィングはなかなかの逸材だったと思う。残念でならない。冥福を祈る。


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