【第63回 宝塚記念】ＧⅠ 3歳上 2200ｍ 阪神競馬場

【第63回　宝塚記念】ＧⅠ　3歳上　2200ｍ　阪神競馬場
コース適性が問われる宝塚記念である。
④エフフォーリア（横山武史）1番人気3.6倍（12時現在）。一方⑥タイトルホルダー（横山和）は2番人気4.7倍となっている。
実績また騎手選択から仕方ないところだろう。タイトルホルダーのセントライト記念・菊花賞は横山武史が乗っていたが（訂正しました）、有馬記念でエフフォーリアに乗るため兄の横山和生に乗り替わった。そしてエフフォーリアが優勝したのに対してタイトルホルダーは5着に敗れている。

これだけで判断すればエフフォーリアと思わざるを得ないが、タイトルホルダーのその後が凄いのだ。
中山での日経賞（2500ｍ）はクビ差だったが、阪神競馬場で行われた春の天皇賞（3200ｍ）では7馬身差の圧勝を演じているのだ。しかも、負けた有馬記念の和生はテン乗りだった。
この2頭の争いだと思うが、今回は未知の魅力に⑥タイトルホルダー（横山和）の単と行きたい。
今年前半の千秋楽のようなレースだ。3連複・3連単も少し遊んでみようかな？

＜宝塚記念結果＞
1着　⑥タイトルホルダー　横山和生　2.09.7秒　レコード
2着　⑩ヒシイグアス　Ｄ・レーン　2馬身
3着　⑦デアリングタクト　松山弘平　2馬身
4着　⑮ディープボンド　和田竜二　ハナ
5着　⑨マイネルファンロン　М・デムーロ　1 3/4馬身

＜レース後記＞
タイトルホルダーは強かった。
パンサラッサが決死の逃げを打ったが、2番手に折り合って、直線に入って交わし去った。
そのタイトルホルダーを射程に入れて3、4番手につけたディープボンド（4着）やウインマリリン（7着）、アフリカンゴールド（16着）らは逆に脚を失くし、その直後にいたヒシイグアスやデアリングタクトに交わされている。
疑問が残るのはエフフォーリア（6着）だ。横山武史はパンサラッサとタイトルホルダーが喧嘩していると思ったのだろうか？中団にいたままだった。最後に脚は見せていたが掲示板にも載らないのでは騎乗ミスト言われても仕方ない。
横山武史に厳しいのは、じつは3連複・3連単はタイトルホルダーとエフフォーリアの2頭軸（1、3着）で買っていたのだ。だからせめて3着に来て欲しかったのだ。
取ったのは単勝のみ。ちょい負けである。