昨日は臨時議会でした。
政府の2次補正によるコロナ対策予算が主なもので、27日の協議会説明によるものでした。
岩手県にもコロナが来て、やはり議会控室の話でもその緊迫感はあります。
経済活動への影響は、元通りにはほぼこりゃ無理だなと個人的には感じます。
世の中が変わっていく瞬間に立ち会っていると思った方がよさそうです。
国の持続化給付金から漏れる方のための、村独自の対策の説明がありました。
条件もありますので、まずは役場の建築水産課に問い合わせてみてください。
漁業以外の方は、農・商工業持続化給付金として受け付けています。商工会にお問い合わせください。
このチラシはこれから配るものですので、そのうち届くと思います。
給付金や補助金は、申請して初めてもらえるものですので、うっかりしていると逃します。
選挙後の議会ですが、「規律」がほぼありません。
非常に気になっています。覇気がなくなります。
議会には「議会の規律、懲罰」という規定があり、「議会の品位の保持」について議場でのマナーなどがあります。
「議員は、議会の品位を重んじなければならない」と規定されています。
議員が、本会議や委員会で侮辱を受けた場合は、侮辱した議員に対して懲罰を要求することもできます。
こういったことの「秩序保持権」が議長に託されているわけです。
議長の命令に従わない場合は、その議員に発言の禁止を命じたり、退場させる権限もあります。
昨日、本会議の補正予算の質問をしたのですが、意外な展開がありました。
以下はわたくしの質問の概略です。
「公的配布物と一緒に、会社の(青の国)広告物が配布されているが、当局としてどのような考えの元で民間企業の配布物を配っているのか? 一般商店でお願いしても無料で配布してもらえるものか? そこの説明をしっかりできるものにするべきではないか?」(新聞店もありますので、民業圧迫にもなりかねません)
これについて私と村長とのやり取りがあり、結局それは手違いであったという結論でした。
村長も今後は村の組織を使っての配布はやめるという発言でした。
私の質問が終了後、他の議員が挙手しました。
「討論と言いますか・・・」と宣言して、私の質問に異議を唱えはじめました。
「自分はどんどん宣伝していいと思う」・・・のような内容を述べました。
この質問(質問になっていませんが)は、多くの勘違いがあるわけですが、議長がいっさい指摘せず野放し状態で進めてしまいました。
第一に、「討議」というのは、議長がある議題について宣言してやるもので、議員が宣言するものではありません。
第二に、あの場は議員の発言に対して反論する場ではありません。
第三に、当局に対して質問のための質疑の場であり、当局の答えを聞くでもなく意見や感想を一方的に述べて辞める所ではありません。
私は、あの場で個人的意見を述べたわけではなく、村民からの声と、㈱青の国が一般企業である事実を述べたうえで、その他の村内企業との扱いをどう整合性をとるのかという課題を提起しているものです。
「私はいいと思う」という反論でしたが、「どう思うか」と言う問題ではなく、事実に対してどう対処するのかを聞いているもので、思う思わないの問題ではないのです。
私は、村民の意見として質問しているので、村民の意見に対する否定をしたということになります。
議員の意見を求めたわけでなく、当局と村民との調整のために聞いているわけです。
これがまだ、村職員の意見であれば議論にもなるわけですが、部外者の感想は屁にもなりません。
そこの基本がわかっていないのでしょうか。
私は一回質問し終了しているので、もうできないのは分かっていましたが、再度挙手しました。
ルールもないような状況なのでうまくいけばと思いましたが、案の定無視されたのでした(笑)
規律やルールを知らないで今記したような行動をとっている場合もあります。
そのかじ取りを議長がやらなければ、議会のルールはめちゃくちゃになります。
一般質問の登壇で、通告にはない質問を長々と棒読みするコトや、たびたび質問ではないことで挙手をする。
これを議長が指摘しなければ、当事者はそれでいいものと理解して議員を続けます。
ある意味、不幸です。
解っている議員は、心では違うだろうと思っています。親しい議員は指摘してやっているのでしょうか?
あの場は、知らないことを教えてもらう場でも、感想を述べる場でもありません。
ましてや挙手をして世間話的なことを言うところではないのです。
6月定例会後にも、一度議長に改善を申し入れています。
もう一度、この内容で議長に申し入れしようと思います。
なにか・・質問するのもばかばかしくなってきましたが。
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