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彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

狂気のペリリュー

2014年09月20日 | Weblog
NHKスペシャル「狂気の戦場ペリリュー」を見た。太平洋戦争の中、南の島ペリリュー島での日米の戦線。アメリカから島に送り込まれた18人のカメラマンがその様子を収めたフィルム。狂気と錯乱と死体。こんな映像を見れば戦争とか武器とか、理由は何であれ、そこにつながっていくようなことには容認する気になれない。

<9月定例議会 17~19日>

 定例会に先立ち、10日に議会運営委員会が開催されました。
補正予算が2件、議会(議長の)の反対で否決、取り下げとなりました。


【1件目】 産直施設のトイレ(6坪)の建設予算900万円ぐらい。

沿岸道路の関係で移動立ち退きとなったものだが、国からはその費用が400万ぐらいしか出ない。
トイレにそんな予算をかけるべきかどうか?
しかもそんなに頻繁に使われてもいないようだ。
設計費が100万、建物が320万、解体費用が100数十万、水道、電気・・・・・
などで計900万。

予算と設計の見直しを行政に提言。

 最近の建設予算は狂っている。


【2件目】 普代水門海側の南側土盛り部分の緑化事業費3000万円。
    
 景観からも、観光資源という意味からも早期にはじめたほうがいいと思うのだが一声で没。
早期着工すべきとの発言をしたある議員は一喝された。
没の理由は、ほかにもっとかけるべきところがあるというものだが、ここがそのかけるべきところのはずなのだが?
長が先頭きって反対発言すれば議員は発言しづらい。

 以上の2件は今度の議会の補正予算から削除されることとなった。



    <9月18日>

 【集団的自衛権行使容認閣議決定に対する意見書】の取り扱い

6月定例会では、採択か不採択か決定できずに、継続審議となっていた案件。
             ※( )内は自分の心の声です。発言はしていません)

議員A「議会で採択するというのは議会の立場として責任をとるということだ」・・(そりゃそうです。それがなにか?)

議員B「日本を守るために集団的自衛権を容認するのに反対というのはおかしい」・・(守るにいたる過程を議論中です)

議員C「戦うことができるということで抑止力になる」・・(どっかの国のように武器をちらつかせて脅す?)(戦うには誰かを犠牲にする。自分は安全圏にいて?)  


意見書可決という雰囲気にはならない空気が漂う。

自分は賛成であるから、提出者の紹介議員となっている。

継続でなく多数決で採択か不採択を決定しようと提案したが受け入れられず、継続となった。
決めれない議会・・・・。

もっと周り(自治体の動き)の様子を見てからとか、もっと勉強してからという意見もあり。
あれから3ヶ月経っているのにまだ様子をみる?
あれから3ヶ月経っているのにまだ勉強してない?

翌日の新聞に姉妹提携している矢巾町議会では同じ案件が「可決」されていた。

 の~んびりとした、平和な議会です。 戦争反対、平和が一番!       
             

<再び長井隆博士のことば>
長崎原爆に被曝しながら、死の寸前まで被曝者の救済に尽力した医師。


・・・略
   「日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から憲法を改めて、戦争放棄の条項を削れ、と叫ぶ声が出ないとも限らない。

そしてその叫びがいかにも、もっともらしい理屈をつけて世論を日本再武装に引きつけるかもしれない。
敵が攻め寄せたとき、武器がなかったら、みすみす皆殺しにされてしまうではないか?――という人が多いだろう。
・・・・略・・・・・
しかし、武器を持っている方が果たして生き残るであろうか?

武器を持たぬ無抵抗の者の方が生き残るであろうか?・・・

狼は鋭い牙を持っている。それだから人間に滅ぼされてしまった。

ところがハトは、何ひとつ武器を持っていない。

そして今に至るまで人間に愛されて、たくさん残って空を飛んでいる。・・・

愛で身を固め、愛で国を固め、愛で人類が手を握ってこそ、平和で美しい世界が生まれてくるのだよ。」  
      ・・・・略・・・・・

 この言葉の前に、「抑止力」という言葉は説得力が失せていくような気がする。

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