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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「トキワマンサクとリキュウバイ=名古屋・鶴舞公園で初めて存在を知った2つの花木」

2017-04-21 07:01:16 | 日記・エッセイ・コラム

トキワマンサク

 

 

広々とした都市公園に出掛けると、何度も訪れているのに初めて存在を知る花木が結構あります。名古屋・鶴舞公園にある名古屋市緑化センターの庭で、新しい2つの花木に出会いました。
「トキワマンサク」と「リキュウバイ(ウメザキウツギ)」。いずれも名前は見聞したことがありますが、花を目にしたのは初めてです。

トキワマンサクは常緑低木樹。マンサク科の中で、1種だけでトキワマンサク属を名乗っているそうです。国内での自生地は少なく、絶滅危惧種に指定されています。
遠くから見た時は「きれいな若葉の木があるな」と思いながら近づき、その正体が淡い黄緑色で短冊型のリボンのような小さな花弁の集まりだと気づきました。

マンサクといえば早春に「まず咲くことから名付けられた」とよく聞きますが、トキワマンサクの開花期は4月下旬から5月初めにかけて。 トキワマンサクの変種として「ベニバナトキワマンサク」というピンク色の花を咲かせる花が園芸ファンの中で人気のようです。

もう一つのリキュウバイも、最初は遅咲き桜だろうと思って近づき、見上げました。
中国原産の落葉低木樹。サクラと同じバラ科で、5弁の白い花は清楚な感じです。日本には明治末期に渡来。茶席の茶花として用いられたことで、千利休に因んだ名前が付けられたようです。

 

 

リキュウバイ


 



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