風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科の自主制作展『はっ!展』を見学」

「はっ!展」
催し情報のこんな文字に目が止まり、会場の名古屋市民ギャラリー矢田で見学してきました。

名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科の学生たちによる、自主制作作品展。
これまで学内で2年生有志が別の名称で開いてきましたが、今年から他の学年も加わり、学外で開く展覧会に生まれ変わりました。展覧会名には「見てくれた人を『はっ!』とさせ、自分たちが発展できるように」との願いが込めてられているそうです。

作品は個人やグループで制作したインスタレーション、写真、それに4本の映画など。展示と上映で発表していますが、ひらめいたアイデアを思い切って作品化したのを感じます。

写真をプリントした布を縫い合わせて作った大きな袋に、空気を出し入れして立体が変化する様を表現した作品。現代の若者の間で手放せなくなっているSNSにスポットを当て、「友達」やコミュニケーションのあり方を考える作品もありました。

30分前後の映画の制作に、ロケだけでなく脚本づくりから完成まで20~30人の仲間たちが話し合い、力を合わせた日々。学生時代の忘れられない思い出になるだろうな、と半世紀以上も前の自己に思いをはせたものです。

映像メディアについての理解が乏しい見学者に、丁寧に説明してくれた学生たちの姿勢にも好感が持てました。これからの発展を期待します。


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