風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画「貨物車と水田の轍(わだち)=稲沢操車場スケッチから②」

2014-03-19 08:36:28 | アート・文化

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先の稲沢操車場(愛知県稲沢市)スケッチ会で描いた4枚のうち、残っていた2枚を掲載しました。



一枚目は屋根のついた有蓋貨車。高架道路下の線路にぽつんと止められていました。雨に煙る背後に立つのは、セメント工場のプラントです。いずれも10号大で描きました。
画用紙は初めて使った用紙。2月20日更新の稲沢スケッチ①で掲載した「機関車」を描いた紙よりもさらに暗い黄土色で、薄いうえに所々に小さなシミのような模様が不規則に散らばっています。絵の具ののりも難しいようです。こうした紙の特徴をどう生かすかを考えつつ彩色しましたが、ちょっと不気味な作品になりました。


もう一枚は線路際にある水田で見かけたトラクターのものらしい轍(わだち)の跡です。かなり前にできたらしくタイヤの溝の模様は残っていませんが、田んぼの黒い土が雨に濡れて、これまた妖しげに光っていました。

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