樹木たちの本格的な芽吹きの季節を迎えました。
僕は木に出会うのが大好きです。
といっても、僕には専門的な知識もなければ、森林歩きの経験もありません。せいぜい、少年時代、住んでいた田舎で里山を駆け回って木の実を口にしたぐらいです。
そんな僕でも樹木、とりわけ大木や巨木に出会うと、その生命力のすごさや生きてきた時間の長さ、それに比べ自分たちのすべてがいかに小さいかを思うと、畏敬の念さえ覚えます。だから、教室のスケッチ会などでも、僕の目は大きな木を探していることが多いのです。
今回の絵(20号)は、瀬戸内海に浮かぶ大三島(愛媛県今治市)にある大山祇神社の巨大なクスノキです。この島に渡る前に立ち寄った生口島(広島県尾道市)の平山郁夫美術館で大山祇神社のスケッチ画の絵ハガキを手に入れ、境内の同じ位置から描いてやろうという大胆な思いもあって大クスに向かいました。
拝殿に通じる神門の前にどんと立ち、天然記念物にも指定されたそれは樹齢2600年とか。神社の話では、巨木に寄り添うような枯れた部分は落雷によるものだそうです。
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