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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「著名な洋画家たちの若き日の情熱をみる」

2014-06-19 07:59:47 | アート・文化

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名古屋の松坂屋美術館で開催中(7月6日まで)の「洋画家たちの青春――白馬会から光風会へ」と題する展覧会を見てきました。洋画の公募団体「光風会」が今年100回展を迎えたことを記念して開かれたもので、明治から大正・昭和にかけての著名な洋画家たちの若き日の作品を中心に楽しんできました。 
 

光風会は、日本の洋画界の先駆者でもある黒田清輝らが活動していた白馬会が解散したあと、白馬会に所属していた若手・中堅の画家たちによって1912年に結成。ヨーロッパの表現を学び、独自の画法を編み出しながら、年1回の公募展を開くなどしてきました。  


今回の展覧会は、光風会の黎明期から現代にいたる会員のほか、黒田清輝や藤島武二ら旧白馬会の画家、さらには光風会を出て新たな団体の中心になって活躍した画家たちを合わせて67作家、約80点を展示。ほとんどが油彩画ですが、僕が習っている水彩画も数点あります。
 

展覧会のタイトルらしく、展示作品の半数は画家たちが10代から30代の時期の創作とあって、画面からも若さと情熱が感じられます。

また、展覧会の案内チラシにもある岡田三郎助の「五葉蔦」など、何点かの女性像に「僕もいつかは描いてみたい」と思ったものでした。


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