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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋市民ギャラリーで開催中の教室展「彩青展」を拝見。勝手な余談」

2017-05-16 16:55:00 | 日記・エッセイ・コラム

「こんな絵がサラサラ描けたらいいなあ・・・」
名古屋市民ギャラリーで開催中の「第17回彩青展」(主宰・塚本紘枝先生)という教室展を拝見しつつ、お絵かきが大嫌いだった僕が10年前に絵を趣味にした動機の一つ、欧州ツアーでひとコマを思い出していました。展覧会は21日(日)まで。

欧州ツアーのひとコマとは、屋外のテーブルで休憩中、居合わせた同行者との会話です。
「あの教会なんかをサーッと絵にできたら、旅の思い出も倍になるでしょうね」と僕。
「そうですね。楽しいでしょうね」と相槌を打つ同行者。

会話はここで終わり、僕が手洗いに立って戻ってきた時でした。
同行者がスケッチブックに鉛筆を走らせているのです。そこには教会の風景・・・。僕は「やられた」の思いでした。

横道にそれましたが、彩青展の会場には生徒22人の絵ハガキ大から6号ほどの水彩や墨彩画がびっしり。額だけで90ほど。1つの額に4枚のはがき絵を入れたのもありますから、絵の枚数は何倍にもなります。

塚本先生の横浜港のレンガ倉庫や夜明けの風景。
実は僕も「絵の趣味の駆け出し」のころ、一人旅でここを訪れてスケッチブックを開こうとしたものの、周りのあちこちでスケッチする同好者の絵を眺めるだけで退散。写真を元に夕焼けを背にした横浜ランドマークタワーを描いて教室へ持参し、先生に一笑に付されたのを思い出します。

花や果物、風景、家族、ペットのネコ・・・。まさにサラサラと描かれていますが、花一本にしても生きいきしています。それに、どの作品からも画題に対する愛情を感じます。

「1回の授業で、小さいサイズなら3枚ぐらい描きます」「いいな、描きたいな、と思ったら描きます」と生徒たち。
塚本先生も「みなさんが楽しく描かれることを大事にしています。趣味ですから楽しまないと」

またまた余談ですが、僕のその後の水彩画は濃く塗り。国内外の旅行にもスケッチブックは持参するものの、作品に完成させたのは数えるほどです。






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