オチが見えてもまぁいっか♪

そこに足を踏み入れたら最期……二度と外の世界に戻ることはできない。

……わかっている。

わかっているが、人は誰しも誘惑には勝てないものなのだ。

さして広くもないその領域には人を堕落させる魔力がある。
足を踏み入れた瞬間から身体は正直にその快楽を受け入れる。
再びそこを離れ、外の世界に戻ろうなどという思考は消え失せる。

このままここでこの温もりに抱かれ眠りたい……
そう。このまま眠ってしまえばいい。
何もせず、何も考えず、己の欲望のままに惰眠を貪ればいい。
それが許される場所なのだから。

……盟友（とも）の声が聞こえる。
半分意識を手放した私の身体を揺り動かし何か叫んでいるようだ。

すまないがもはや言葉を返すのも億劫だ。
頼む、私のことは放っておいてくれ。
このまま…ここで静かに眠らせてくれ。


「コタツで寝たら風邪を引くと言っているのがわからんのかぁ！！」


……ゴメンナサイf^_^;


（とも）を『朋輩』に変換しても可。
その場合台詞の語尾には必ず「馬鹿め！」を入れてお読み下さい（笑）
話途中でオチが見えてきたのは三次に文才が無いからですよ(T-T)


寒さに負けて今日コタツを出しました。
相方には「え、もう？」と驚かれましたが、もう限界だったんだよ！
ストーブ出さなかっただけでも誉めてくれよ。
コタツ出すのが年々早くなっているような気がするけど…まぁいっか♪