体表への鍼がおもしろいのは信じてようが、信じていまいが効くということだ。
施術が終わった後に、変化を感じることができない人も多い。
「こんなんで効くのかね?」
と面と向かって言われることもあるし、
「ただゴニョゴニョやってるだけかと思った」
と言われることもある。
自分もそうだったからよくわかる。
大分前のことになるが、最初に先生の施術を受けた時、同じようなことを思ったことをよく覚えている。
半信半疑で先生の治療院を後にして、約30分後に変化を感じ始めた。
こないだ施術を受けた方は4時間後に変化を感じたとおっしゃっていた。
でも、かつての自分も含めてそういう人は相当鈍ってる状態の初回のみ。
2回目からは施術後にすんなり変化を実感できる。
鍼を刺すわけでなく、お灸で熱を感じるわけもなく、マッサージで揉み解されるわけでもない。
軽い圧でツボを探し、ほとんど感じない体表への鍼。
「何かやってもらった感」はない。
しかし、信じていようと信じていまいと、体表が変化したら変化は生じる。
種を蒔いたら芽が出てくるように。
このギャップが面白いと感じる。
(でも、あまりに不信感を強くぶつけられると施術はできませんが)
治療所の情報
愛知県一宮市の九河堂(きゅうがどう)針灸院
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