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旅と食と和裁とわんこ(2005.9~2006.11)

 ~食い意地のはったあじみの日記~

「bistro Kamekichi(ビストロ・カメキチ)」[谷四]

2006年08月14日 10時41分41秒 | 食事[大阪市内]
「bistro Kamekichi(ビストロ・カメキチ)」[谷町四丁目]
大阪市中央区鑓屋町1-3-13 電話06-6947-0063  日曜休み
11:30~14:00(L.O.) 18:00~22:00(L.O.)  http://www.kamekichi-b.com

大阪歴史博物館のアンコールワット展に行き、周辺でランチ、ケーキ、パンと順番に回って帰宅した。美味しいもの巡りをするとホント“充実した休日”ってな気分になるなぁ。

さて、ブログで見つけたランチ処は「bistro Kamekichi」。カメキチという、およそビストロっぽくないネーミングが却って、記憶に残りやすい?
ランチは一種類しかなく、仔羊のトマト煮込み+じゃがいもの冷製スープ+パン+飲み物で千円也。
スープはとても美味しかった。どろっとしてなくて、まるで牛乳そのもののようにさらっとしているけれど、しっかりじゃがいもの味がして、冷たい喉越しは暑い日に最適。
味付け加減もどんぴしゃり、ちょうど良かった。
後に出てくるメインよりもこのスープの方が気に入ってしまったほど。
パンは周りカリカリ、中フワフワの好みのバゲットが出た。昨今の人気のレストランはパンにも気を抜かないもんね。

メインのお肉はナイフが必要無いくらいに軟らかく煮込んであり、パプリカやクスクスも添えられている。パンチはないけど、ほっこりとやさしい味。
おおっ!と言うような驚きは無いけれど、毎日飽きずに通えるお昼ごはん、って感じかなぁ。
飲み物はオレンジジュースもチョイスできたのが珍しかった。(コーヒーにしたけど)

近所に住んでる訳じゃないけれど、歴博に来たら、また来店して他の料理も食べてみたいと思った。ランチの種類は増やしてもらいたいところじゃが・・・。
今回はすぐ近くの「グリルステレオ」と、どちらでランチするか迷ってこちらにしたので、次回は食べ比べてみようかな。

**おまけ**
食べ終わる頃、雑誌(?)の取材の女性が入って来て、シェフとのやりとりが耳に入ってきた。「大阪は特にブログの影響力が大きい」「人気ブログ(記者の方はブロガーとも知り合いだとか)で取り上げられた頃から客が増えた」などなど。思わず「私もブログで見つけたんですよー」と心の中でつぶやいてやした。

「若桜(わかさ)」(すたんど割烹)[大阪駅前第1ビル地下2階]

2006年08月06日 21時34分26秒 | 食事[大阪市内]
「若桜(わかさ)」(すたんど割烹)[大阪駅前第1ビル地下2階]
11:30~13:00頃(売切れ次第終了)、17:00~21:00(L.O.)

すたんど割烹というだけあって、カウンターのみ8席ほどの小さな小さなお店だが、お魚に力を入れているらしい。夜は1万円とのことなので、お得なお昼の定食を食べに行った。

焼き魚はサンマや鮭があったが(1,200~1400円位?よく見てなかった)、カレイの煮付け(1,155円)にした。麦とろ(900円台)もあった。小鉢は温泉卵もしくは冷奴、アサリと大根のお味噌汁に香の物。ご飯はお代わりできるとか。
最初出されたカレイはむっちゃ濃い色にギョッとしたけど、甘辛い味つけはご飯が進む味。甘味は強いが、甘ったるくなり過ぎるぎりぎり手前といった感じ。
甘くて濃い味付けにした方が、一般受けがいいんだろうな。
お味噌汁も美味しく頂いた。アサリは臭みが全く無いとまではいかなかったが極々僅かで、貝好きな人は気にならないレベルだと思う。
出汁で食べる温泉卵も良かったけれど、次回来た時は、もう一方の“こだわり豆腐の冷奴”とやらも食べてみたいなぁ、などと又来る事を考えたりしながら、もぐもぐ食べていた。

梅田のど真ん中という便利な立地と、安心して食べられるレベルの魚料理のお店として、選択肢の中にインプットされたお店。

「カンティプール」(ネパール料理)[天神橋筋六丁目]

2006年05月25日 23時50分29秒 | 食事[大阪市内]
「カンティプール」(ネパール料理)[天神橋筋六丁目]
大阪市北区黒埼町7-13  電話06-6359-3884  月曜日(祝なら翌日)・第3日曜休み
11:30~15:00、17:00~22:00

こちらも職場の歓送迎会で初めて行った。
要予約のネパール鍋のコースを注文しておいた。
鍋に辿り着くまでにも次から次へと料理が出てくる。
例えば、じゃがいものお漬物。そんなにクセは無く、前菜としてパクパクとたいらげた。
サラダもドレッシングがピリ辛エスニックな味わいだし、定番のタンドリーチキンも大っきくってジューシー。
メインの鍋は、鶏ガラだしスープにほのかなスパイス風味がし、あっさりとした味がベースとなってて食べ易い。好みに応じて3種類のカレーペーストで辛みを足して味わうのだ。
野菜やお肉、チーズといったたくさんの食材が、するするとお腹に収まる。
鍋の後にはナンとカレーが二種類づつお出ましだ。このカレーもベースが違うせいか、きちんと異なった味だ。
キーマ・カレー(鶏のミンチ)とチーズカレー(ネパールチーズ)だったが、トマトソースベースのチーズカレーが、酸味もきつくなく気に入った。
ネパールの地酒も甘口だけど辛い料理に良く合って、ついつい飲み過ぎてしまう。
インド料理とネパール料理との違いはよくわからなかったけど、大変満足満腹でした。
お値段は鍋のせいか飲み過ぎたせいか、頭割りすると一人4,500位。インド料理のジャンルとしてはちと高めな気がしないでもないが、美味しいので良しとするか。

東京・渋谷店もあるみたい。http://www.kantipur.co.jp

つる(おこげラーメン)[天保山]

2006年05月05日 09時04分00秒 | 食事[大阪市内]
つる(おこげラーメン)[天保山]
大阪市港区築港3-9-7 電話06-6572-0847  月曜休み
12:00~14:00 18:00~21:30(スープ売切れ次第終了)

***2008年に店の前を通ったら、別のお店に変わってました***

ここのラーメンは美味しかった。
雑誌「Meets」の紹介記事によると、豚と牛、鶏、和風だし、別々に煮込んだ3つのブレンドスープなんだとか。
出来上がったラーメンに揚げたてのおこげをジュッとのせて出してくれる。
カリッカリのおこげをスープと共に口にすると、「!!!」
添えられた野菜炒め(もやしに玉ネギやニラ)もチャーシューもどれもGood!
ラーメン屋さんのスープって塩気が多くて味が濃い店が多いけど、この店はそれほどでもなく、底に沈んだおこげを食べようとして、どんどんスープも一緒に口に運んでしまった。
豚骨スープのように濁ってはいるけど思ったほどこってりでもなく、何だか不思議な味だがマイルドで美味しいのは確か。
“おこげ”という他では味わえない珍しさが楽しくて、人にも薦めたくなる。
海遊館やサントリー・ミュージアムなど、天保山に行く機会があれば是非食べてみそ。
(地下鉄「大阪港」駅2番出口から真っ直ぐ観覧車方面に向かい、一つ目の信号を越えて2~3軒目、右側に見えてくる。)

イル・ポルコスピーノ(イタリア料理)[西天満]

2006年04月07日 21時07分22秒 | 食事[大阪市内]
イル・ポルコスピーノ(イタリア料理)[西天満]
大阪市北区西天満4-5-23豊国ビル103  日祝休み
電話06-6364-8668 11:30~14:30(L.O.) 17:30~21:30(L.O.)
http://www.geocities.jp/porcospino

ランチに行って来た。カジュアルな喫茶店といった雰囲気の小さなお店。
ランチはAパスタランチ1,000円とBメイン付きランチ1,600円の二種類。
手打ちパスタが売りのお店らしい。毎日二種類のパスタ(土曜は四種類)の中から選べ、メインは週変わり。
その日のAランチは全粒粉のパッパルデッレ・黒鶏とサニーレタスかスモークサーモンとカリフラワーのクリームソーススパゲッティのどちらかで、前者を選んだ。
パッパルデッレは4~5cmはあろうかという幅広のパスタだが、物珍しさもあって美味しくいただいた。塩気も私にはちょうど良い味付け。
ただ、もうちょっと量が欲しい気がした。“小さな前菜3種盛り”も小さいと名付けるだけあって、ほんの一口づつしかない。チーズが効いたムースはもっと食べたかったよ~。スープもエスプレッソ用カップに入って、ちょこっとだけだし。
まぁ、前菜は仕方ないにしても、パスタはもうちょっと量が無いと、男性は絶対足りないと思う。13時に入って店内の席は8割方埋まっており繁盛していたが、全員女性だった。
美味しいものを食べたいがダイエットも気になる身としては、腹12分目というのは有りがた迷惑なだけ、10~11分目でなければ満腹感及び満足感が出ず、8~9分目だと物足りなく思ってしまう…、そんなもので、今回は腹9分目といったところだった。
客というのはワガママなもの、全員を満足させるのは難しいのだろうけどネ。

それと気になったのは、オープンキッチン内でシェフ一人が奮闘していて、サービスの男性も一人しかおらず、二人とも忙しくてなんだかお疲れのように感じた点だ。客の回転も良く人気のお店のようだけど、“従業員も生き生きとやる気に満ちて立ち働く繁盛店“という雰囲気とは言い難い。(肥後橋の「ルール・ブルー」のような。記事2006年2月7日
あまりに忙しそうな為、声をかけるタイミングなどもなかなか難しかったのだ。
ただ、店員募集もしているみたいなので、人が増えればまた雰囲気は変わるかも、と今後に期待できそう。

パスタもパンもデザートも自家製でという姿勢が嬉しいし、なにより味が良いので、美味しいパスタが食べたいなぁ~と思ったら、またふらりと足を運びそう。

Fujiya1935 (モード・スパニッシュ&イタリアン)[堺筋本町駅]

2006年03月29日 21時20分25秒 | 食事[大阪市内]
Fujiya1935 (モード・スパニッシュ&イタリアン)[堺筋本町駅]
大阪市中央区鑓屋町2-4-14 電話/FaX06-6941-2483 日祝休み
11:30~14:00L.O. 17:30~21:30L.O.

~今回は長文です~
以前ランチに行った(記事2005年10月9日)「Fujiya1935」のディナーに行ってきた。4,600円と7,500円(サービス料込み)の二種類でどちらかを事前に予約する必要があった。(話の便宜上、AとBのコースとしておく。)
この店の売りは、珍しい食感や食材の料理の数々を懐石料理のようにごく少量づつ出す15品のコース、Bなのだろうけど、私達は気に入ればBを食べに再訪すればいいだろうということで品数の少ない方のAを予約した。

料理は期待通り、不思議な食感やら初めて口にする食材の組み合わせやらに、“何が出てくるかお楽しみ”とワクワクしながら食べ進んだ。
ただ、Bと比べて品数が減っているコースなためか、最後のメインの豚肉の料理だけ量が多く、それまで続いてきた料理の分量とのバランスが取れてない気がした。
「どれもこれももっと食べたい、でも少しづつ沢山の種類が食べられるのもまた嬉しい」、といった風に続いたコースが、最後の最後にこれで一気に満腹にして下さい、とでもいうようにたっぷりなボリュームの一皿が出された。味は勿論美味しいのだけれど。

それと気になったのは、サービスについてだった。
Bコースならばその日のメニューの紙を持ち帰ってもいいように一人一人に配られるけれど、Aは用意していないとのことだった。
ならば書き写したいので通常の大きな台紙のメニューを置いていって下さいと頼んだところ、サービスの女性は「しばらくお待ち下さい」と言ってテーブルにはメニューを残さないまま奥へと下がって行った。
「後でコピーか何か渡してくれるのかしら…」と思いそのままにしておいたところ、帰りのレジの時に思い出して「メニューは…?」と尋ねたら、「Aコースにはご用意しておりません。」と見送りに出てきた別のサービスの男性に再度断られてしまった。
その時レジを打っていた女性は、私達のテーブル担当で「お待ち下さい」と言ったやりとりをした人だったのに、無言のまま…。
Bコースとの差別化なのだろうが、正直良い気持ちはしなかった。
まぁ些細なことなんだけどね。。。と言いつつ長々と書く私もしつこい?

一方で、ワイン選びの相談にのってくれたソムリエ担当(?)の若い男性はとても感じよかった。ワインにこだわりの無い私達の無知で素朴な質問に、一所懸命解り易い言葉で説明しようとするその真摯な態度に好感が持てた。薦めてもらったワインの美味しさも手伝って、今までで一番楽しいワイン選びだったと記憶に残るような気がする。

そういえば昔、イギリスのプチホテルで食前酒を注文する時に、飲んでみたいと思っていたイタリアのお酒の名を告げると、サービスの初老の男性が二人がかりで、「英語名は?どんな酒か? 」と質問攻めにしてきた。
別にこだわりの無かった私が「もういい」と言ってもプライドが許さないのか二人は引き下がらず、最後に判明した時は全員でホッと胸をなでおろした。
(後で知ったがそれは食後酒だったようで、そりゃ解りにくかったろうて…。)
質問も私にプレッシャーを与えないように気遣いながら、粘り強く答えを引き出していた。
この時に「サービスのプロというのはこういうものなんだ…」と、とても感心したのを覚えている。

今回の「Fujiya1935」では料理よりもサービスに思いを巡らした結果となった。
食事中のやりとりにおいても慇懃無礼だった女性と、親身な態度のソムリエの男性と…。
客というのは接客の人の微妙な意識を感じ取るもので、それがお店の印象を左右しかねないものなんだと改めて思った次第。

Le Pilier ル・ピリエ(ビストロ)[玉造]

2006年03月21日 22時39分13秒 | 食事[大阪市内]
Le Pilier ル・ピリエ(ビストロ)[玉造]
大阪市天王寺区清水谷町1-2 電話06-6762-1802
11:30~14:00、18:00~22:00  水曜休み

とある日曜日、谷町四丁目に母と出掛ける用事があったので近くでランチを取ることにした。選んだのは「ル・ピリエ」というお店。

北浜のお気に入りビストロ「ラ・トォルトゥーガ」(記事2006年2月17日)で片腕シェフだった女性が2004年に独立して開店されたとか。
行ってみた感想は、内装や雰囲気は気に入ったんだけど、肝心のお料理は正直ちょっと・・・といった風だった。

母が注文したメインの魚は素材そのものが不味かった。材料費を抑えるためだろうけど、旨みが全然無くて、味の無い魚。添えられたタプナード風のオリーブのソースは美味しいんだけれど、素材の質の悪さをカヴァーしきれていない感じ。私の方の鴨肉も、唸るほどのパンチが無かった。「そういえば最初に出されたかぼちゃのスープもちょっと塩気きつかったね、メインのお皿も熱々じゃないしね・・・」などと、二人の間でどんどんトーンが下がっていった。最後のデザートは満足でしたが・・・。

全体として決して悪いワケではないけれど、また来たいと思わせるものが無かったように思う。一度きりで悪い評価を下すのは酷な気もするけれど、私の普段の生活圏とは離れてしまっているので、もう足を運ぶことは無いだろうなぁ。

ついつい「ラ・トォルトゥーガ」と比べてしまう。どちらを選ぶと言われれば、「ラ~」の方をとるなぁ。

木田(京料理)[心斎橋]

2006年02月27日 12時44分07秒 | 食事[大阪市内]
木田(京料理)[心斎橋]
大阪市中央区東心斎橋2-7-11平和ビル6階 電話06-6213-9358 無休
11:30~14:30  17:00~22:00

長年取材お断りだったお店らしい。去年の秋の「あまから手帖」掲載記事を見つけ、お邪魔したいと思っていた。
今回、松竹座の16時からの観劇に合わせて13時半に予約した。カウンター席のみの小さなお店。
昼は3,500、5千、7千、1万円。夜は6千、8千、1万、1万2千、1万5千円。

お昼の3,500円のコースを頂いた。
食前酒の自家製白酒は、今まで飲んだ中で初めて美味しいと感じた白酒だった。くどくない甘さが心地良かった。
華やかな前菜に始まり、お雑煮、殊に雛寿司はすりおろした山芋を芯にした寿司が気に入り、舌の上でとろける食感に唸った。もう一個食べたかったワ~。
おびただしい数の食材が丁寧に調理され、ちょっとづつ楽しむことができる至福のひととき。
お造りも二種類のしょうゆが用意され、納豆入りのポン酢を家でも真似してみようと思った。
八寸のあたりからだんだんお腹が一杯になりつつ進行し、最後のご飯もの(ちらし寿司か鯛めしどちらか)と蛤の汁物の頃には“もう動けません”状態。
柿のアイスは別腹で、と何とか完食したけれど、苦しいほどたくさん出てくる。
お雛さんや蛤の形をした珍しい色んな器も目のごちそう。
これで3,500円は本当にお値打ちだと思う。

ただ、生粋の京料理というよりは、大阪という土地柄か、“どうだ、これでもか”的なご主人の旺盛なサービス精神が打ち出された料理だと感じた。
味付けも薄味とは言いがたい物もあったし、ダシの味も少し前面に出過ぎなところもあり、器の演出も、正直やり過ぎ感は否めない。

とはいえ、上品さを追求するよりも、盛りだくさんな内容で客を喜ばせようというご主人の思いを感じられるお料理の数々だった。
しっかりお腹を空かせてまた食べに行きたいわぁ。
(店を出る時、ご主人は手を振っておられました。なんかキャラクターが出てるよなぁ。)

ラ・トォルトゥーガ(ビストロ)[北浜]

2006年02月17日 23時34分37秒 | 食事[大阪市内]
ラ・トォルトゥーガ(ビストロ)[北浜]
大阪市中央区高麗橋1-5-22 電話/FAX06-4706-7524 

先日、お気に入りのビストロ「ラ・トォルトゥーガ」にランチに行った。
外食の機会が少ない私は色んなお店に行きたいので、同じ店に繰り返し行くのは少ないのだが、ここはそのまれな例。

本町にあった頃から気に入っていたが、北浜に移転してからも何回か訪れた。夜は大人数で、最近は午後から休みをとった時に一人でランチに行きだした。
ランチで混む時間帯は外れているので、一人でも気兼ねなく入れる。
ランチメニューはプリフィクスでスープ、前菜、メイン、チーズかデザート、パン、コーヒー付きの2,100円。

前回の初めてのランチは空腹でないままに店に行き、仔羊の煮込みクスクス添えを選んだらもの凄い量が出て、苦しくて残してしまった。_| ̄|○
この店は夜に来て大人数でシェアしながら食べるのがいいと思う。
料理の出てくるのが遅いのが難だが。

とはいえ、「今日のお昼はどこで食べて帰ろうかな~」と思案した時、「やっぱ家で食べられない(我家は和食が多い)フランス料理が食べたいなぁ」と足が自然とこの店に向いていた。

選んだメニューは地鶏のジャンボネットだったかな(?)、中にホウレン草などの詰め物をした料理。薄味のぎりぎりのライン。味が濃いよりはマシだけど。中に一緒に入ったベーコンの塩気と旨みが効果的だった。何より気に入ったのは付け合せの野菜がどれも美味しいことだ。ひとつひとつじっくり味わう。栗まで入ってたヨ。
前菜のイワシと野菜のミルフィーユ(?)も何種類か多層となり手間隙かかって「家では面倒くさくて作れないよなぁ~」と、外食の幸せに浸る午後のひととき。

デザートのチョコタルトもウマウマぺろりとたいらげて、“余は満足じゃ~”状態で店を後にいたしました。

ルール・ブルー(レストラン)[肥後橋]

2006年02月07日 21時25分05秒 | 食事[大阪市内]
ルール・ブルー(レストラン)[肥後橋]
大阪市西区江戸堀1-19-2ラインビルド1階 日曜休み(月曜ランチ無し)
電話・FAX06-6445-3233

今日の休日は母と二人で美術館めぐり。
大阪市立東洋陶磁美術館「狛犬展」と、国立国際美術館「プーシキン展」へ。
前々から行きたかった「ルール・ブルー」(レストラン)のランチが11時半から始まるのに合わせて美術鑑賞の計画を練った。

このビストロは近くのブティックの店員さんから聞き出したオススメの食事処だったのだが、ランチは予約不可なのでなかなか食べに行くチャンスが無かった。
東洋陶磁を観た後、11時半開店を目指したが少し遅れて40分に到着。私達2人が入店して満席となり、ぎりぎりセーフで安堵した。

今日のメニューはハンバーグ。
ホウレン草、小松菜、キノコ類、大根などのお野菜と共に供される。
これに瑞々しいサラダ、パン、コーヒーが付いて千円。
ミンチ肉には正直、食指が動かない私としては、最初「なんだ、今日のメニューはハンバーグか・・・」とほんの少しがっかりしたんだけど、「せっかく来たんだし、どれ、プロのハンバーグも食してみるか」と母とも言い合って入店したのだった。

店内はカウンター10席と2テーブルに6席の合計16席。
狭いけれど、人気がある店特有の活気が店内に溢れていて、次第に期待も高まる私達。
サラダもたっぷりな量が出て、きちんとドレッシングが全体にまぶしてあるのも評価大。ダシで煮込んだ野菜の付け合せはボリュームたっぷりで、ハンバーグとの相性も良く、よくあるドミグラスソース味とはまた違ったハンバーグを味わうことができて二人とも大満足。
たくさんの野菜のおかげで体の中が浄化できそう。

この美味しさで、このボリューム、この安さとくりゃ、そりゃ流行るわけだわな。
近くにあれば、通い詰めるのに~。両隣は常連さんのようだった。スタッフもきびきびと立ち働いて愛想もよく、高感度大の店。

一人だと外食したがらない母もこの店は珍しく気に入り、今度から国立国際美術館に来る時はここでお昼にしましょとばかりに、「一人でも来れるように店の場所を覚えておかなくちゃ」と言っていた。