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旅と食と和裁とわんこ(2005.9~2006.11)

 ~食い意地のはったあじみの日記~

「ブーランジェリー・タカギ」(パン)[肥後橋]

2006年11月24日 22時18分56秒 | パン・ケーキ
「ブーランジェリー・タカギ」(パン)[肥後橋]

二度目の来店。(一度目はこちら) イタリアン「ピァチェーレ」(記事こちら)から直ぐの距離なので、立ち寄った。
今回はスパイシーフランス250円、ピチピエ200円、タルトショコラ250円を買ってみた。行ってからずいぶん日にちが経ってしまったので、ピチピエの印象はまるで無し。見た目も地味なパンだったような…、アララまるっきり覚えてないや。タルトショコラも「Paul」の王座を揺るがすような出来ではなかったナ~。

でもスパイシーフランスは、かなり黒胡椒のパンチが効いていて、気に入った。
割とヒリヒリとした辛さが後味に残る。
子供や辛いの苦手な人は食べないほうがいいかも~。
でも辛い物好きならオススメ。

「天極堂一福茶屋」(くずの子ロール)[奈良町]

2006年11月10日 23時57分51秒 | パン・ケーキ
「天極堂一福茶屋」(くずの子ロール)[奈良町]
奈良市公納堂町10 電話0742-24-5056 10:30~18:30 月曜休み(祝日なら翌日)
http://www.kudzu.co.jp

吉野本葛の老舗「井上天極堂」が出した甘味処で売られている。小麦粉やベーキングパウダーを一切使わずに、本葛粉で作られたロールケーキ。
モンシュシュやボックサンで目覚てしまったロールケーキファンとしましては、買ってみずにはいられない。
ここのロールケーキも中は生クリームオンリー。一本1,155円だった。(前記二店より値段が高いのに小さいぞよ!家で思わず計ってみたところ、たったの12cm!)

食べてみた感想としては、二店には及ばず…。
あえて葛粉を使う必要性を感じない。たしかに小麦アレルギーの人にはいいのだろうが、小麦粉よりも美味しいかというと、残念ながらそうは感じなかった。

そこそこ美味しいけれど、それ以上に美味で、しかも大きくお安い“堂島ロール”の味を知ってしまってるもんでね~。

「ブランジェリ・キイチ」(パン)[大阪狭山市]

2006年11月04日 21時52分48秒 | パン・ケーキ
「ブランジェリ・キイチ」(パン)[大阪狭山市]
大阪狭山市狭山5-2258-1  電話072-205-1215  日曜休み  7:00~19:30

母が買ってきていたこの店のラスクを食べたら、お砂糖でなくてキャラメルで味をつけていて美味だった。なんだか目新しく感じたし、きちんと大きさも揃ってきれいにパック詰めされているので、職場の人へのちょっとしたお礼に使おうと思い、先日、自分で買いに行ってみた。

南海大阪狭山市駅前の踏切そばにある小さな小さなお店。売場面積は異様に狭いが、周囲をぎっしりとパンに取り囲まれて、どれにしようか目移りしちゃってもう大変。大阪市内で今流行ってる店々と比べても遜色ないようなパン達が並んで、どれもこれも美味しそう!
ハード系もデニッシュ系も種類たくさん。しかも嬉しいことに、田舎なせいか値段は安め。

迷った末に今回選んだのは、チョコとココナッツ入りマフィン(100円ぐらい)と、栗のデニッシュ(180円)、ラスク(小200円)の三種類。
デニッシュは思ったほどパリパリしていないので期待したほどじゃなかった一方で、マフィンはすごく甘いけど、どっしりとしてかなり食べ応えがあった。ココナッツが生地に練りこんであり、ココナッツ独特の歯ごたえと共に味も濃厚で、一個を一人で完食するのは難しそうなくらい。
甘い物好きな私は気に入ったが、半分っこした母は「甘過ぎる…。」と一口食べただけでギブアップ。(夕食後だったしね。) とまぁ、それぐらいヘビィだけど美味しいの。

きっと直ぐにお店も大きくなって繁盛するんじゃないかな~、と勝手な想像をしている。
楽しみなパン屋さんだ。

「パリーネ」(パン)[長居公園]

2006年10月20日 00時29分05秒 | パン・ケーキ
「パリーネ」(パン)[長居公園]
大阪市住吉区長居東3-1-29パークマンション店舗3号  電話06-6608-6737
6:30~20:30  火曜休み   地下鉄長居駅から徒歩5分
http://www.geocities.jp/fresh_bakery_parine

このお店はものすごーく活気がある。日曜の昼前に行ったらレジ2台あっても行列ズラリ。
種類も豊富で食パンの焼き上がり時間表記も一時間ごとかと思えるほど羅列されている。
食パンのバラ売りも1枚からしているらしい。地元民に愛される庶民派のパン屋さんだ。

知人宅への手土産を兼ねて大量に買ったが、レジでの支払いの段になってまた安さにビックリ。「繁盛する筈だわ、こりゃ。」

知人宅でお昼とおやつに食べたところ、「美味しい、美味しい」と非常に喜んでくれて、私もついつい「値段もむっちゃ安くってぇ~」と自分で持ってきた土産の値段をバラしてしまうところがやっぱ大阪人(?)
知人宅はこの店から車で10分ほどの距離なので、「絶対、絶対、買いに行く!」と大いに気に入ってくれたみたいで、とっても嬉しかった。

中でも気に入ったのは、こげパン(自分で好きなだけ袋に詰めるグラム売り)とアーモンドリース(140円)。こげパンは黒砂糖味の一口大の食パンラスクといったカンジ。カリカリと香ばしく、次々口へと放り込んでしまう、♪止められない止まらない♪美味しさ。
アーモンドも薄い生地の上に半割り位の肉厚アーモンドがびっしりと敷き詰められ、キャラメリゼしてあるみたいでカリッカリの歯応え。ケーキ屋さんレベルのお菓子のクセしてお値段はお安いのダ。

定番の食パン(178円)もハードトーストも両方買ったけど、このお店では私としては珍しく定番の食パンの方が気に入った。翌朝食べてもとてもしっとりとしていて、かすかに甘味も感じられるやさしいお味。食パンの耳もパサパサ、モソモソした感じが無くて食べ易い。この旨さとこのお値段なら、お客さんが押しかけるのも、分る、分る。

もちもちきなこ(63円)もきんぴらベーコン(157円)も美味しかったし~。グラム売りのスィートポテトスティックも好評だったし~。ほかにも色々食べまくったなぁ。

店の奥には何人ものパン職人さんが忙しそうに働いていて、次から次へと焼きあがったパンが並べられていく。まだまだ他にも食べてみたい、気になるパンが目白押し。

このパン屋は是非近所に欲しいよ~。自分の方から近くに引っ越さないと無理ってか!?
住之江店と北花田の堺店と、二つ支店があるみたい。

「Parigot」(パン)[上本町]

2006年10月10日 09時53分28秒 | パン・ケーキ
「Parigot」(パン)[上本町]
大阪市天王寺区上本町9-3-4  電話06-6774-5087  月曜、第1火曜日休み
7:30~20:00

上本町から四天王寺へと歩いて向かう途中に偶然見つけた。
上品でシックな雰囲気のお店。今流行りのブーランジェリーは店舗デザインにも凝ってるよねぇ、と感心させられる。オープンして1年ちょっとらしい。
さっきミルテンクランツで今日のおやつ買っちゃったよ~」と思いながらも、吸い寄せられるように店内へ。
デニッシュ系がキラキラと輝くようにずらりと並んでいたが、マロンパイを既に買っているので泣く泣く諦め、明日の朝食用にと食事パンを見繕う。

ハードトースト好きとしては「マゲイロス」と食べ比べようと、まずトレイに載せ(220円)、ブルーチーズのパンも小さいくせに高いなぁ(180円)、と思いながらも選んでしまう。
そしてスィート系は目移りして困っちゃったけど、「土日限定」の文字に魅かれてイタリアの伝統菓子みたいな「~・ドーロ(金の~)」黄金という名が入ったパン菓子を買った。クグロフ型ホール丸ごとだと千円超えたケーキ並のお値段。ハーフもあったが四分の一(400円)を味見のつもりで購入。レジ横にはホールの予約取り置きが並んでいた。「みなさんお金持ちなのねぇ~。」
わたしゃ四分の一でも「小ちゃいくせして高っかいなぁ。」と思いながら買ってましたもの…。

帰宅してから食べた感想は、「んー、トーストは「マゲイロス」の勝ち~。ブルーチーズも黄金のパン菓子も、美味しいけど又買おうとまでは思わない。」だった。
黄金菓子は、丁寧な発酵でふわふわとしてほのかに甘く、勿論美味しいのだけれど、同じ値段出すなら私ならケーキを買ってしまうなぁ~。でもどんなものか味見ができて満足でしたワ。

私もいいかげん、新しいブーランジェリー系のパン屋さんはこの値段レベルだと認めればいいのに、ついつい昔ながらの町のパン屋さんレベルと比べてしまって、「(値段が)高い、高い」と思ってしまう。
たとえ高くとも「また買いたい」と思えるのを見つけるのが楽しみ(趣味?)ではあるケド。
どちらかと言えば昔ながらのパン屋さんで「安くて美味しい」パンを見つける方が嬉しいとは云え。

「たとえ高くても…」レベルの中で、今のところガツンと来るものがあり一番美味しいと思うのは、吹田の「ル・シュクレクール」ぐらいかな。
ただ今回の「parigot」も、もっと他の種類を食べてみてお気に入りを見つけたい気はするのだけど。
美味しそうなデニッシュ系が「おいで、おいで」と呼んでたし…。

「ミルテンクランツ」(ケーキ)[上本町]

2006年10月08日 21時59分35秒 | パン・ケーキ
「ミルテンクランツ」(ケーキ)[上本町]
大阪市天王寺区上本町7丁目3-7  電話06-6775-5132  月曜休み
10::00~19:30

このお店の前の通りは何回も通ったことがあったのに店構えに余り食指が動かされず、今までずっと素通りしていたので、ブログ(関西美味礼賛)で人気店と知り、ちょっと驚いた。
して今回のお出掛け、上本町から四天王寺の彼岸市へと向かう途中に立ち寄ってみたのだ。
「でも今から四天王寺の市に向かうので、生ケーキはやめて日持ちのしそうなケーキにしようっと」と、店名を冠した「ミルテンクランツ」(常温で約3日持つ)を選んだ。ホール売りもあったが、切り売りを選び、マロンパイも一切れ購入。(各210円)

マロンパイの方はその夜のうちに食べた。母も私も栗好きなので、秋になると(ならなくても)、栗に反応して買ってしまう。だけどここのマロンパイは美味とは言え、栗の味がしないなぁ。洋酒に漬け込んであるために、栗そのものの味が隠れてしまっているのだ。
勿論これはこれで美味しいケーキなのだけど、「もっと栗本来の味を楽しみたいよねぇ」、という意見で母も私も評価が一致した。

でも翌日に食べたミルテンクランツは店名を冠するだけあって、さすがに一味違う。
レーズン入りのスポンジケーキ(お店のパンフによると、バターカステラケーキだそう)で、クリームなどの飾りつけは一切無く、見た目はとてもシンプル。洋酒(コニャック)がしっかり効いているけど、キツ過ぎなくて、とても風味豊か。
店によっては洋酒が効きすぎて苦味を感じたり、かと言って効いて無いのは物足りないし、というケーキ類(アリババとか)もあるけれど、ここのはとてもバランスが良い。
生地はどっしりパウンドケーキかと思って食べたら、ふんわり軽くてこの軽やかさがまた食べ易さにつながっているように感じた。
地味なケーキなので、自分で買うよりも、贈答品などでホールで家に贈られてきたら、「わぁ~い♪」と歓声を上げて喜んじゃいそう。
常温で多少日持ちもするし、きっとおつかいものとして重宝されているんだろうナ。

地元で愛されているケーキ店の顔とも言える定番ケーキ“ミルテンクランツ”、
美味しゅう頂きましてござりまする。

「バックハウスイリエ」(クリームパン)[梅田大丸百貨店]

2006年09月20日 23時34分00秒 | パン・ケーキ
「バックハウスイリエ」(クリームパン)[梅田大丸百貨店]
売り出し時間 11:30  15:30  18:00   水曜は無し

何年ぶりかで梅田大丸地下1階のクリームパン行列に並んだ。
大丸で開催していた写真展「ギィ・ブルタン展」のチケットが手に入ったので、仕事帰りにふらりと立ち寄ってみたのだ。
ついでにクリームパンが売り切れてなければ買おうとダメ元で覗いてみたところ、18:40頃なのに珍しくまだ行列に加われた。行列は以前より長くなっていたが、一人5個までという制限がついたせいか、5分位待つと買えた。(1個105円)
つぶれないように持ち帰り専用の箱まで出来ていた。

それから上の階に上がって写真展を見たのだが、「うぅ~ん、好みじゃ無いヤ。」と、サラ~ッとたったの5分で通り抜け。
なんだかまるでクリームパンの為に大丸に立ち寄ったみたいな結果に終わってしまった。

帰って食べてみたところ、昔の方が美味しかったようにも思ったけれど、記憶が美化されていたのかもしんない。
ただ、ブーランジュリー・ブームで流行りのパン屋さんは近頃たくさんできているけれど、値段が高くて美味しいのは当たり前。このバックハウスイリエのクリームパンは、値段のわりにはクオリティが高いからみんな行列してでも買うんだろうな。
中のクリームは驚くほどたっぷりと入っていて、頬張るとお口の中で溢れんばかり。でもあっさりしているので、ペロリとたいらげてしまう。

きっとまた行列を見かけたら最後尾に並んでしまうに違いない。

「アンドリューのエッグタルト」[道頓堀]

2006年09月02日 08時49分10秒 | パン・ケーキ
「アンドリューのエッグタルト」[道頓堀]
支店はいくつかあるようだが、道頓堀の松竹座の正面にある小さなお店で買った。

だいぶ昔からそこにお店があるのは知っていたけど、チェーン店っぽい店構えのせいか、なんだか行きそびれていたお店。
並ぶほどではなかったけれど、お客さんはひっきりなしにやって来てた。前後のお客さんはみんな2箱、3箱とばんばん大量に買っていく。
帰宅して食べてみたら、箱買いするのも分る、分るよ、はまる味~~♪
土台は中華菓子のパイ生地っぽくはあるけど、ラードなどのクセは無いサクサクッとしたタルト。(1個150円) 
そして中身は卵臭ぁ~いプリンそっくり。この懐かしさを覚えるような卵臭さがたまらない美味しさなのだ。
口に入れるとサクッ、トロッが重なり合って、「これ、好き、好き! 今度から近くに行った者は買ってくること!」と我家でさっそく必買宣言!

パティシエが作る高級なケーキとはまた違った、下町の気軽なおやつってカンジ。
一度に2個でも3個でも食べられそう。
↓日本各地にいくつか支店があるみたい。↓
http://www.eggtart.jp

「Paul(ポール)」(パン)[阪神百貨店梅田店]

2006年08月28日 08時35分20秒 | パン・ケーキ
「Paul(ポール)」(パン)[阪神百貨店梅田店]
http://www.pasconet.co.jp/community/shop.html

<Paulのケーキ売り場は阪神百貨店から撤退されたそうです。ショコラタルトが梅田で買えないなんて、大ショック!! パン売り場はまだありますが…2006.11>

数年前に大丸心斎橋店でこのパン屋を見つけた時は2~3回買って、値段の高い店だなぁとは思ったけど、チョコが入ったデニッシュだけはお気に入りだった。
その後、フランスではまるでチェーン店のように支店がたくさんあるというのを知って、正直「なーんだ」とありがた感が低下しちゃってたんだけど、雑誌『SAVVY』でショコラタルトが紹介されてて、「久しぶりにPaulのパン食べてみるか・・・」という気になった。

ちょうど折りよく梅田に出かけるという母に、阪神で買ってきてと頼んでおいた。
店名と、ショコラタルト、ショコラデニッシュ、ついでに人気のクロワッサンを、とメモ用紙に書き出して、「チョコが重なるのでタルトが無ければデニッシュでね」と言いながら母に託した。
ガラスケースを挟んだ対面式なので、店員さんがさっさとメモを見ながら3種全部包んでしまったらしく、帰宅したら3つとも用意されていた。

まずはクロワッサンから。美味しいけどやっぱりパリの安ホテルで朝食に出た分には敵わない気がする・・・。(美味しかった思い出が更に増幅しているだけかもしれないけど。)もう少しバターの香りが高ければなぁ。
お次はデニッシュ。思ったほどチョコが入っておらず、期待はずれ。大丸で買って食べたのとは違うものかも?

最後はショコラタルト(420円)。雑誌で見た時も、ケーキ屋さん並の強気の値段設定だなぁと驚いたけど、このタルトは大きいし、その価値あり!
チョコ好きで、しっかりと甘い物が好きな人はハマル美味しさだと思う。
逆に甘いものが苦手な人は完食できないのでは?

冷蔵庫に入れずに室温だったせいもあってか、中身のチョコがもう、ど・ろ・ろぉ~んと軟らかくクリーム状になっていて、よりチョコの風味を味わえた気がする。(食べるなら冷蔵庫から出したてよりも室温の方がオススメ)
これをかじっている最中に口を開けて笑うと、チョコが歯にまとわり付いてお歯黒状態になるかも・・・?と心配になる程の大量なるチョコ攻撃が!
たっぷりねっとりチョコに、鼻血ブーも覚悟せねば、と思えるほど濃厚な味わい。
さすが本場フランス並の質と量。

パティスリー・ラ・プーラージュのショコラタルトは小さくて、物足りなさを感じたけれど(記事はこちら)、Paulのは食べ応えがあった。去年パリで食べた「ジャン・ポール・エヴァン」のショコラタルトに迫る美味しさかも・・・とは、ちとホメ過ぎか?
梅田ならいつでも気軽に買いに行けるのがありがたい。
はまりそうで正直怖いッス。

ロシアビスケット[盛岡]

2006年08月20日 20時48分13秒 | パン・ケーキ
ロシアビスケット[盛岡]

友人Fちゃんから「しみじみ美味しいよ」と、東北土産のロシアンクッキーを頂いた。

しみじみどころか、すんごく美味しいよ~~~!
盛岡生食普及会とかいうところで、30年以上前から変わらぬ味で売られているとか。
乾パンみたく歯ごたえしっかり、でもぼそぼそしてなくて、粉の味とレーズン&くるみの味を噛みしめるカンジがして、食べごたえあります。好みじゃぁ~。
Fちゃん、ありがとね♪

盛岡また行きたくなりました。