時々、風が強く吹いていますが、良く晴れて暑くなりそうな長野です。
我が家の庭のアジサイに花芽が付き始めました。学術的には、花ではなく「萼（がく）が大きく発達した装飾花」なのだそうですが。これからが楽しみです。
昨夜、録画しておいた、男はつらいよシリーズの「寅次郎あじさいの恋」を見ました。
この映画は、シリーズの中でも私が一番好きなものとも言えます。その理由は、アジサイの中に立つ、マドンナ役の「いしだあゆみ」が奇麗だったこと、ロケ地が、私の故郷の大町市、好きな街京都、いろいろな思い出のある鎌倉あじさい寺(成就院)であったこと等です。
物語も、このシリーズにしては珍しく、大人の恋愛の悲しさが一杯の「しっとり感」が漂う作品になっていることや、マドンナ役の「いしだあゆみ」が清楚感や悲しみ、奥ゆかしさを良く表現していることもあります。
見終わって、自分の思い出などを重ねて映画の余韻に浸っていましたら、婆さんからの「くずくずしていないで早くお風呂に入ってよ～」と言う無味乾燥な一言で現実に引き戻されてしまいました。昭和がますます遠くなりました。
これからアジサイの時期になります。そう言えば、この時期は、京都であちこちのアジサイを目的に巡り歩いていました。
去年は６月２日に宇治の恵心院。見頃には、少し早かったのですが。
６月６日に東山の智積院。ここは「おすすめ」です。
２０１６年６月4日には、伏見区にある藤森神社。見頃前でしたが奇麗でした。
２０１５年６月３日は、右京区の梅宮大社。アジサイの種類が豊富です。
２０１４年６月１１日は、三室戸寺（写真がこれしか残っていませんでした）
いろいろなことを考えていましたら、京都に行ってアジサイ巡りをしたい気持ちが強くなりました。真剣に検討しようと思います。
アジサイの中に「いしだあゆみ」が佇んでいることを想像しながら見るのが良いですね。我が家の婆さんが佇んでいる姿は、恐ろしくて想像できませんが。
