昨夜は土曜日。
趣味の囲碁関係の飲み会がありました。
最近、余震や誘発(?)地震などで「地震恐怖症」気味の私。
意外に気が小さい私は、
恐怖感を和らげ、気分を高揚させてくれる「飲み会」は大好き。
日本史で出題される「飲み会」に、
「鹿ヶ谷の陰謀(事件)」がある。
これは1177(安元3)年に行われた後白河法皇の近臣たちの平氏打倒計画。
『平家物語』でも出てくる
このとき、お酒を入れた口がすぼまった壺が倒れた。
この壺を「瓶子(へいし)」と呼ぶので、
その瓶子を“平氏”とみたてて、
「へいしが倒れたー」って大喜びする(はっきり言っておばかな)場面が有名である。
飲み会での謀議はだいたいうまくいかない。
密告者が出やすい。
この謀議も多田行綱という者の密告によって露見した。
入試に出るのは露見後の処罰者、特に藤原成親とその処罰の種類。
●西光(さいこう)→死罪
●藤原成親→備前国配流後死罪
●俊寛ら→鬼界ヶ島流罪
教養的には「俊寛」の後日談(「足摺」)の方が知られているが…。
さて、冒頭に飲み会の良さを書いているが、
飲み会というのはえてしてハメを外しやすいし、酔えばどうしても感覚が鈍くなる。
地震に限って言えば、
その不安を紛らわして九はくれるが、
一方でお酒に酔っているとき大地震が来れば………、
助かる者も助かるまい。
不安っていうものは消したいけれど、
不安があるということは、それだけ慎重になっていることでもある。
お酒は控えたい。
(昨夜、飲み過ぎて電車を乗り越してしまったし)
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