イラスト講義日本史

旧「歴史のじょーせき」。日本史が好きになってほしいという気持ちから、イラストつきで講義するよ!

歴史に残る飲み会

2011年03月27日 10時53分45秒 | 古代・中世と現代


昨夜は土曜日。
趣味の囲碁関係の飲み会がありました。

最近、余震や誘発(?)地震などで「地震恐怖症」気味の私。
意外に気が小さい私は、
恐怖感を和らげ、気分を高揚させてくれる「飲み会」は大好き。

日本史で出題される「飲み会」に、
鹿ヶ谷の陰謀(事件)」がある。

これは1177(安元3)年に行われた後白河法皇の近臣たちの平氏打倒計画。

平家物語』でも出てくる
このとき、お酒を入れた口がすぼまった壺が倒れた。

この壺を「瓶子(へいし)」と呼ぶので、
その瓶子を“平氏”とみたてて、
「へいしが倒れたー」って大喜びする(はっきり言っておばかな)場面が有名である。

飲み会での謀議はだいたいうまくいかない。
密告者が出やすい。

この謀議も多田行綱という者の密告によって露見した。

入試に出るのは露見後の処罰者、特に藤原成親とその処罰の種類。

 ●西光(さいこう)→死罪
 ●藤原成親→備前国配流後死罪
 ●俊寛ら→鬼界ヶ島流罪

教養的には「俊寛」の後日談(「足摺」)の方が知られているが…。


さて、冒頭に飲み会の良さを書いているが、
飲み会というのはえてしてハメを外しやすいし、酔えばどうしても感覚が鈍くなる。

地震に限って言えば、
その不安を紛らわして九はくれるが、
一方でお酒に酔っているとき大地震が来れば………、

助かる者も助かるまい

不安っていうものは消したいけれど、
不安があるということは、それだけ慎重になっていることでもある。

お酒は控えたい。
(昨夜、飲み過ぎて電車を乗り越してしまったし

人気ブログランキング参加しました。
お帰りはクリックお願いします
 ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ







最新の画像もっと見る