佐渡市議会が開催されていることもあって、様子見していました。
図書館問題にしても佐渡汽船問題にしても行政がぱっとしないのが何とも。
友人とも話していたが、図書館問題に触れてやはり市民にも温度差があるという。
けれど一致しているのは両津北埠頭の国際会議場建設に関してはアカンということだ。金の配分というか使い道が間違えている。
両津支所など老朽化でどうしようもなく喫緊の問題の施設を放置しておいて優先度の低い施設を作っている。
ましてや近年発生した東日本大震災の津波のような災害(地震)が新潟地震のように発生した場合に真っ先に破壊されそうな建築物を作る愚策には呆れるとしかいいようがない。
佐渡汽船に関してもヘンテコな対応。
県の佐渡汽船に対しての対応の変化には一定の評価をしたい。
佐渡汽船は経営が苦しいといいながらも、黒字である。かつ、株主配当をしている。
黒字でありながらも佐渡市、上越市、新潟県に財政支援をしてもらっている。
県は今後は赤字補填を主とした財政支援としたい。
さて、ここで考えて欲しいのは、われわれ市民の血税でもって佐渡汽船に財政支援をしている。
その支援されたお金の一部が利益となっているが、本来は黒字でなければ株主配当されない。(とおかしい)
だが、財政支援されるということは経営赤字であるはず。でも、経営は黒字で株主配当されている。これに正当性はあるのかという点。
財政支援という名で金をプールして株主に利益を与える。税金の泥棒をしているのではないかという疑問がわくのだ。
佐渡は財政が苦しいのですよ~
それは聞きます。でもね、市政の施策をみているとそのように見えない不思議さがあるんですよ。
沖縄の人じゃないけれれど、「なんとかなるさ~」な陽気さが佐渡にあるのかな。