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佐渡考察BLOG

黄金の島と朱鷺の住まう島。
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つぶやきを綴る

しばらくぶりに

2013年09月14日 15時38分28秒 | 地域考察

佐渡市議会が開催されていることもあって、様子見していました。

 

図書館問題にしても佐渡汽船問題にしても行政がぱっとしないのが何とも。

友人とも話していたが、図書館問題に触れてやはり市民にも温度差があるという。

けれど一致しているのは両津北埠頭の国際会議場建設に関してはアカンということだ。金の配分というか使い道が間違えている。

両津支所など老朽化でどうしようもなく喫緊の問題の施設を放置しておいて優先度の低い施設を作っている。

ましてや近年発生した東日本大震災の津波のような災害(地震)が新潟地震のように発生した場合に真っ先に破壊されそうな建築物を作る愚策には呆れるとしかいいようがない。

 

佐渡汽船に関してもヘンテコな対応。

県の佐渡汽船に対しての対応の変化には一定の評価をしたい。

佐渡汽船は経営が苦しいといいながらも、黒字である。かつ、株主配当をしている。

黒字でありながらも佐渡市、上越市、新潟県に財政支援をしてもらっている。

県は今後は赤字補填を主とした財政支援としたい。

 

さて、ここで考えて欲しいのは、われわれ市民の血税でもって佐渡汽船に財政支援をしている。

その支援されたお金の一部が利益となっているが、本来は黒字でなければ株主配当されない。(とおかしい)

だが、財政支援されるということは経営赤字であるはず。でも、経営は黒字で株主配当されている。これに正当性はあるのかという点。

財政支援という名で金をプールして株主に利益を与える。税金の泥棒をしているのではないかという疑問がわくのだ。

 

 

佐渡は財政が苦しいのですよ~

 

 

それは聞きます。でもね、市政の施策をみているとそのように見えない不思議さがあるんですよ。

沖縄の人じゃないけれれど、「なんとかなるさ~」な陽気さが佐渡にあるのかな。


情報化社会だからこそ・・・

2013年07月28日 09時32分05秒 | 地域考察

昨日の新潟日報・佐渡版に記事とされた佐渡市図書館問題・・・。

改善というか進展したような感じがするように記述されている。

 

情報の取捨選択が求められる時代であって、新聞の書かれていることを丸呑みにするほど信じることとはしない。

図書館問題に関して活動する人々、議員のブログをみていると、新聞とは異なる情報が手にはいってくる。

 

そもそもヒューマンエラーが発生するのは必然であり、どこかで間違える事はある。

小生もよく勘違いなど、間違えてしまう事もあるので自省するばかりではあるが、その点から見て情報というのは部分、部分で取捨選択し、正しい情報を得なければならないのである。

 

 

1) 図書館員の人員削減 (図書館人員の変更はないように見せるが、担当、役職をへらし、従来 3人/日の労働が 2.5人/日で減少してもピーク時の人員で見せかけて減っていないように騙す)

2) 中央図書館の拡充 (詳細には語られていない。何か隠してる?報道する気が無い)


人それぞれの考えがあるので、小生の中では新聞の記事をみての感想。

 (鉄道でいうならレールがあり、運行された列車(行政計画)がトラブル(市民の反発)で一時停車(意見交換会)しただけ。回復すればそのまま運行し駅(当初の計画)に着く) 

いまはこの流れでいってるのかな?


こういう訳で・・・

2013年07月13日 14時15分40秒 | 地域考察

中川なおみ氏のblogを見ていて、ん~と思った。(否定ではなく、納得なところが多く為になったという点で)

 

佐渡市の財政が厳しい中で、市役所増築やら、北埠頭開発、新たに図書館増築・・・。

どこに金がある?でも、なにか金があるのかなと怪しさで、でも金を掛けるのを減らせよということで、前回に両津市役所総合庁舎案を書いた次第。

 


んん?と思ったこと。

2013年07月11日 11時33分04秒 | 地域考察

冒頭に市役所新築推進派といっておく。

 

今までの行政の動きで

・市役所庁舎は増築で8億円を要する。

・中央図書館の増築で8億円を要する。新築の場合は16億は見込むかも。

・両津北埠頭の展示場開発で12億を要する。

 

これらで28~34億円が掛かることとなる。

 

いま、両津地区でも小中学校の統廃合がまっしぐらだ。

仮に両津小学校が廃校となって他校へ統合となった場合、その跡地に総合庁舎として「市役所・中央図書館・展示場」をまとめて造ってしまったらどうだろうかと思いついてしまった。

上記3つの計画は大好きな統廃合でこれまた統合しましょうよ。

 

両津小学校は建築年数がかなり経過していると聞くし、旧両津市役所もしかり。老朽化してるとか。この際だから再開発したほうがよいのでは。

あと、湊地区が津波に襲われた場合の緊急避難で一時滞留できる高層建築がないといけないと思うのですよ。

 

東京都福生市、約6万人の人口を擁し、基地を持つ市。新市庁舎建設計画

http://www.city.fussa.tokyo.jp/municipal/others/building/m1cpmb000001vyzx.html

事業計画で38億円で建設。

似たような規模ですが佐渡市もできるのではないの~。

 

佐渡汽船・両津港と市役所、展示場が至近にあるということはそれだけでもなにかしらのメリットがありませんか~

新潟市の朱鷺メッセと連動したイベント、JFで1時間で所要合計90分で行ってこれるから、できる可能性もあるのです。

 

旧金井小学校跡地に新市庁舎案(市役所・中央図書館)が最初頭にありましたが、両津小学校案もまんざらではないのではと妄想・・・。


時代に逆行するかもしれないけれど・・・

2013年07月08日 08時31分06秒 | 地域考察

佐渡の人口の減少、高齢時代・少子化にともなって学校も統廃合が進んでいる。

県立の高校に至っても統廃合が進んでいるわけで。

しかし、いまとなって普通科が残り専門科が消滅する今となっては、それが良かったのだろうかと疑問に思えてくる。

需要と供給ではないが、少なくとも残しておくべきではなかったかと思える。

かつて   (カッコ内)は現所在地

 両津高校(現・中等学校) ・・・ 商業科、水産科

 相川高校           ・・・ 電気科

 佐渡農業高校(現・総合高校) ・・・ 農業科

 佐渡女子高校(現・専門学校) ・・・ 被服科

には特色ある学科が存在していた。時代と人口減少に逆らう事ができず、廃校や学科の消滅に至るわけだが。

 

佐渡において地場産業とは?と考えたとき、若者の定着を考えたとき、受け皿となる教育の場がなければ意味がない。

両津高校の水産科、農業高校の農業科が無くなると聞いたとき、小生は愕然とした。

佐渡の産業において観光を除いて、主なものは何ですかと聞かれたら、稲作や漁業ではないのか。その基幹となる若手育成ができなくなってはどうしようもない。

それを放棄するというとは産業を死なしてもいいのだろうと思ったものだ。

行政にせよ、団体にせよ、一次産業の高齢化で若手が来てくれといってPRしても、地場に土台(産業)があっても基礎(学校・知識)となるものがないから家(人)が建てられない。来れないのだ。

新潟県内・本土の高校も幾分、統廃合をおこない専門課程の学科を無くしたことだろう。

もし、佐渡にこれら専門課程の学科を残していたら・・・。減っていく専門課程の中にあって希少価値もでてきたのではないだろうか。

さらには佐渡って自然豊かなんでしょ? 農業や魚場も豊かでいっぱい取れるいいところ とPRができる。

運よければ、島外から学生が来て佐渡に就職して住んでくれる。産業も守ってくれる。

 

でも、それもあとの祭り。

立派な漁港はあるけれど、漁師がいないっちゃ。

区画整理されたきれいな田んぼ。でもあと何年耕せれるかなぁ。

 

そんな、声を耳にする。


病院・・・2。

2013年07月01日 09時15分16秒 | 地域考察

昨日、6月30日付けの書き込みで病院の件を書いた。

 

市立病院の県立病院への移行ではあるが、佐渡は今後人口が減少する。

病院といえども営利団体であるので、一定の利益を求めなければ医療(経営)を続ける事はできない。

人口減が確定している佐渡において病院経営は難しいものとなる。

ということは、市立の病院も同様であり、さらには補助金があって何とか経営している状態でもある。

しかしながら、佐渡市の行革ビジョンを見る限りでは今後の予算(税収入)は減少していく一方であり、平成31年には今より60億円も減少する。となれば医療にまわす予算が大幅に減らされることも必然であろう。

すなわちは、市立病院の閉鎖も考えられる。

仮に市立病院(相川・両津)が閉鎖され、佐渡総合病院のみとなった場合、さらには佐渡総合病院が経営破たんで閉鎖された場合、総合的な医療は誰が見てくれるのか。

そのリスクを考えて欲しい。

 

いまの佐渡市は財政の厳しい市でありながら、佐渡汽船はシロアリの如くに新造船をねだり、両津~新潟間の1艘を手に入れ、さらには小木~直江津間においても佐渡市で購入してくれと強請っている。

こんなことをしているようでは行政サービスにまわすお金がなくなり、財政破綻してしまう。

 

現在、佐渡の一部集落など医療困難者があるときくが、広域に困難者が発生し、小さな離島ではない、佐渡という大きな離島で惨事がやってくる。

そのようにならないためのバックアップ体制も必要でないのかと考えたりするのだが。

 

それも含めての両津病院の県で見てもらおうという意義のひとつでもあるのです。

 


病院・・・。

2013年06月30日 15時44分00秒 | 地域考察

佐渡市議会議長祝氏のブログを見ていて、納得してしまう自分がいた。

 

2月6日付けの書き込みで、

「県が指定する医療圏において県立病院を設置していないのは佐渡医療圏だけ。佐渡の中核病院の機能を果たしているのは、厚生連 佐渡総合病院である。

佐渡総合病院の建替えの際に、佐渡市は土地を含め多額の支援を求められ、市は支援を決めたが、市からの支援を求められた県は、援助を出さなかった。旨。


小生は都会にいたので詳しくは知らなかったが、冷遇された中でのことか。

個人的頭で、大学のように病院も県立は1つしかないと考えていたが、どうやら数箇所あるようだ。

本土には県立病院が下越、中越地域を中心に設置されているが、佐渡地域にはない。これは医療差別であるとかんがえてしまう。県立病院もなければ、佐渡総合病院の立替に支援がなければなおさらひどいとしか言いようがない。

佐渡市は医療の衰退を防ぐために民間の佐渡総合病院を支援しているが、一医療機関のみに総合的に任せると言うのはあまりにも重たすぎるし、リスクが高すぎると考える。

医療の向上を図る、リスクの軽減を図るためにもうひとつ総合病院の設立が必要であるように思える。


小生のビジョンとしては市立両津病院の県立病院化への移行。佐渡市の負担を軽減してもらうとともに医療の向上を図ってもらうべきであると考える。

佐渡市の行政をみていると佐渡総合病院に厚遇にしてほかの医療機関を冷遇してはいないか?

やがては佐渡総合病院は驕るようになる。そのようにならないためにも切磋琢磨できるような同レベルの医療機関が必要であると考えるのだ。

それが地理的に両津病院が候補に入ると思う。救急医療範囲では十分なポテンシャルを秘めている。

 


記事のタイトルを入力してください(必須)

2013年06月17日 13時42分48秒 | 地域考察

佐渡市のホームページで「統計資料:数字で見る佐渡の暮らし」が掲載されている。

http://www.city.sado.niigata.jp/admin/stat/00_life/index.shtml

 

これはなかなか興味深いもので、単純ではあるがこの資料から佐渡の人口や今後はどうなるなるのかと推測してみた。

個人的な物差しからの計算なので真に受けては困るが参考程度とある程度の危機感を感じて欲しい。

佐渡市の行政改革、今ホットな図書館問題もある程度わかってくるんでないだろうか。

 

佐渡の人口の増減は

出生・・・ 1.1人/日  約402人/年

転入・・・ 2.7人/日  約986人/年

死亡・・・ 3.2人/日  約1186人/年

転出・・・ 3.9人/日  約1424人/年

これを (出生+転入) - (死亡+転出) = 人口増減 で計算すると、 年間・約1205人の減少 となる。

大まかに年間1200人の減少を2035年(22年先)まで計算してみた。下の図を参照。

図の欄の下にはちょっとしたコメントを書いているが今後発生するであろう問題を小生の地域、気になる箇所をピックアップして載せてある。

 

人口で考えると、2020年に53,000人となり7,200人の減少。2023年には4万人台に突入、2031年に3万人台になってしまう。

人口が減るということは、行政は税金の収入に悪影響を受け運営が立ち行かなくなる。この表にある予算も「佐渡市将来ビジョン」にある予算額の推移を基に年間減少額を継続させたままとして計算したものだが、来年の予算想定額を基準として2020年で約2割減、2025年で約3割減となる。

この先は更なる減少で見るに耐えない。

 

2025年までがひとつのポイントであり改善を見出していかなければならない。

2025年は団塊世代の後期高齢化のピークを迎える。75歳以上の人口が増える。

団塊Jrの子供たちが就学で佐渡を離れていく若者の減少もこのあたりが多くなるのではないかと考えられる。

 

その間に問題となっている施設の解決、組織の縮小化、民間活用をしていかなければならない。時間があるようで無い、かつてのトキの様に佐渡は苦しい局面を向かえてきている。


図書館戦争 3

2013年06月12日 11時06分14秒 | 地域考察

小生はぽつりぽつりとしか書けないが、図書館問題のことには胸を痛めている。

いい方向に向かわないかと願わんばかりなのだが。

 

以前に特色のある図書館をということで書き綴ったが、東京都内に「こども図書館」というものがある。公益財団法人が運営している。

HPによれば「幼児から中学生までを対象にした図書室です。蔵書は、長い年月をかけて選りすぐった絵本、物語、昔話、詩、ノンフィクションなど約7,700冊。小規模な図書館ならではの親しみやすい雰囲気と、ひとりひとりの子どもへの読み聞かせや本の紹介など、こまやかなサービスを心がけています。」とのこと。

http://www.tcl.or.jp/index2.html

 

佐渡にもこのような施設があればと思う。

育児施設と図書室の併設。統廃合で廃校となった小中学校で有効活用できる箇所はないですかね。


図書館戦争 2

2013年05月25日 10時00分43秒 | 地域考察

図書館問題に関する意見交換会が行われたようだ。

 

佐渡市図書館の未来を考えるブログ

http://sadolibrary.jugem.jp/

 

各地区の意見が載っている。

佐渡の人口減と予算の関連から削減するしかないというのは横暴すぎる。

新潟に「米百俵の精神」という誇るものがあるが佐渡には米どころでもそのような精神がないということなのだろうか。

 

かつて専売公社や営団などの国や公共団体が経営していた企業は民営化されサービスの向上を求められた。

近年は行政もサービスの向上を求められている。

だが、この市政における図書館の行政策はサービスの向上ではなく、低下を求めるものである。

真逆をいっている。嘆かわしいとしかいいようがない。

 

意見交換会では現状維持やサービス向上を求める声がでている。

少なくとも今の予算で何が出来て改善が向上が図れるか、市民にはどのような協力ができて、いい図書館づくりが構築できるか。

現状維持において改善策の市政のビジョンと意見交換会であってほしかった。

 

中央図書館の拡充に文句はない。だが、他地区の図書の蔵書を吸い上げるのは如何なものか。

 

小生の図書館ビジョンは

 1) 地域に根付いた特色のある文化的図書館の構築

    (佐和田・・・佐渡高校、金井・・・専門学校)教材を充実。

    (相川・・・金山、小木・・・鬼太鼓) 文化を充実。

 2) 館外返却ポストの設置

    佐和田BS、金井、夷本町商店街、相川などバス停付近に設置

 3) 市民などから不要となった書籍の図書館への寄贈。(明確化)

 4) 市庁舎を旧金井小学校跡地に新設するとともに、市の機関、中央図書館が入る。

    現市庁舎、現中央図書館の増築をするくらいなら、合併特例債で新築で作ったほうがマシ。

    建て増し部分や旧建物部分でのちのち改修が出たり変な予算がこの先出て行くばかりになる予感。

 

図書館は行政と同じ地域ネットワークのひとつであるので大事にしていただきたいと思う。