goo blog サービス終了のお知らせ 

佐渡考察BLOG

黄金の島と朱鷺の住まう島。
佐渡生まれ、佐渡育ち
都会を旅した小生の
田舎ライフのサド的、辛口な
つぶやきを綴る

すんません、いろいろ忙しくて・・・

2013年12月04日 21時39分09秒 | 図書館問題

かな~り放置気味になっている当ブログ。

あかんなぁ。

 

もんもんと。図書館問題を。

ときおり佐渡市議員の中川氏のブログを見て図書館問題の動向を見ていたり。

市長と教育委員会で図書館に関しての対応が違うようですね。

 

教育委員会は図書館をコンビニのように考えているのかな。行政サービスセンターに集約していろいろ職員をやらせる。司書はいないから貸し本の受付くらい。

案内?なにそれ?自分で探せや。端末もあるでよ。

大きい本屋があるよね。行って、自分で本を見て、端末で弄って、本探す。店員には本の場所や検索はしないぜ。購入に寄るだけ。

店員もレジ係がいるだけです。

教育委員会が作りたい図書館(室)は冷たい感じのものなのかなぁ。 ん~うまくかけない。

 

 


図書館問題 山林で例えてみる。

2013年10月15日 12時42分43秒 | 図書館問題

しばらく関東のほうへ出ていたので、blogはしばらくお休みの状態でしたが、戻ってきたので久しぶりの書き込み。

議員の書き込みや、図書館問題を取り組む団体のblogを見ていると希望する方向には中々行かないようですねぇ。

まあ、それだけ政治の難しさがあるのでしょうけど。

 

「佐渡市図書館の未来を考える」の9月18日付けblogで読者からの意見の記事に関心を持った。

意見者は司書をや勤めていたようですが佐渡の図書館の蔵書の問題に憂ている。

蔵書の経年劣化、開架、閉架がきちんと管理できていないことにどうするのだと。

 

市議会で図書館問題が挙げられたときに、佐渡市には蔵書が膨大にあるという発言があったが、この記事を見たときに「まやかし」ではないかと感じてしまった。きちんとした蔵書の整理がなされずにずっと放置された蔵書が図書館内に開架されていれば多く見えるだろう。

 

これらをみたとき、図書館運営とは、山林に似ているのではないかなぁと思った。

山林は手つかずだと荒れる。木も適宜に間伐しないと他の木は育たない。木を手入れしなければ育たない。植林しなければ山は育たない。

山に木があって、その養分が蓄えられ、下流へとやがて海へと豊かにしていく。

 

図書館も、司書さんが居なければ図書館が荒れる(人が来なくなる)。

蔵書も適宜整理しないと新しい本は入れられない。本を手入れしなければ駄目になる。本を入れなければ図書館は廃れる。

図書館に司書がいて、本があって、人が集まり、文化を醸す。 その文化は全体へと広がっていく。

 

今の市政の図書館問題は上流から下流へと文化の流れを枯らす愚策のような気がする。

まあ、お金がないのはわかりますよ。佐渡の山を見てくださいよ。自然豊かですよね。でも、一歩はずせば山林が荒れているところもある。

山の姿と図書館の姿を照らし合わせると、図書館の今後が見えてきませんか?

 


図書館戦争

2013年08月22日 08時59分55秒 | 図書館問題

Googleで「佐渡市 図書館 問題」と検索していたら面白いページというか書き込みに行き着いた。

南魚沼の図書館問題について爆サイ.comという匿名掲示板ではあるが、面白い書き込みがあった。

 図書館に行った事が無い人・・・豪華な箱物を求める

 図書館を利用する人・・・・内容を求める

 

そういえば、教育委員会の方は図書館に行った(利用した)ことが無いといっていたような・・・。

それで中央図書館を増設やら、もしかしら移転新設を考えている。

これを見たときに納得した。

 

 


図書館戦争

2013年08月19日 17時47分34秒 | 図書館問題

盆の時期と何かと忙しくてBlogを書く暇がなかったのだが・・・ようやく落ち着いてきた。

市長とのタウンミーティング(意見交換会)が一時期中止になるかと思いきや、なんとか行われているようだが・・・・

 

タウンミーティングでは佐渡市の現状の意見交換会ということで図書館関連の意見はあまり言えないのかもしれないが、それでも声を出してくれている市民がいるという事はありがたい。

ただ、残念なのは教育委員会にせよ、それに関する諮問委員会が図書館問題において市民の声が反映されてこないという現状。

さらに追い討ちを掛けるのか佐渡市のHPで以下のように書かれている点。

タウンミーティングのさなかに、金井地区の地域審議会の内容。

図書館問題で1館9室の施策改善を求めているところを、「今後について」と報告している。これは規定路線(金井図書館)の拡張と捉えるべきか、新設?移転?される図書館で金井図書館は現状維持か、この文面から意味を汲み取る事は出来ないが、行政が目標としている中央図書館の充実化のみを語るだけとして、金井地区には甘い事を言い、佐渡市他地区(旧市町村民)を欺くようなことならば問題になりそうだ。

これは注視しないといけないかもしれぬ。

 

下記の内容で金井地区の地域審議会を開催します。

審議会は傍聴できます。お申し込みは不要ですが、受付順で先着15名様に限らせていただきます。詳しくは地域審議会会議傍聴規程(PDF・約20キロバイト)をご覧ください。

日時
平成25年8月22日(木曜日)午後2時~4時30分
会場
市役所本庁舎 3階 大会議室
内容
  1. 報告事項
    • 佐渡病院バスロータリー整備の現状等について
    • 金井吉井小学校の跡地利用の現状等について
    • 市立図書館再編事業における中央図書館の今後について
    • 金井小学校通学路安全対策について

それぞれの考えがあるわけで。

2013年07月24日 09時17分46秒 | 図書館問題

昨日の点と線と面でのものごとを考える。

 

小生なりの考えであると、上記の様な構図になる。

それぞれのそれぞれのお思いを点として、関連するものを線で結ぶ。

三角錐の構図が出来、立体となる部分に段階をつけて、問題を解決する道のりをつけるのだ。

 

佐渡の図書館とは如何あるべきかというビジョン(土台)を、まずたたき台を再構築せねばならない。

行政が市民を軽視したことをすれば右の様な構図のつぶれたものになる。

そのようにならないよう願うばかりだ。


矛盾?

2013年07月19日 18時49分04秒 | 図書館問題

図書館経費を削減します。

(中央)図書館を増床します。

 

よく解りません。

かつて、行政は箱物(施設)ばかり作っている。と叩かれた時期があったが、佐渡市行政は抜け切れていないらしい。

行革だと叫んで、予算を削る。でも、箱物は作るよ。

 

各図書館(室)の施設・設備環境が悪くなるなかで、中央図書館のヘンテコな拡充では利用者の反発を招いて当然。

阿呆すぎる。

 

中央図書館で新規書籍を購入、各図書館へ順次定期的に回すという地区貧困化施策は納得できない。

書籍購入予算が若干減ったとしても、各図書館で書籍を購入する予算を組ませ、それら書籍を各図書館へ順次定期的に回すという施策を考えないのか。

利用者もすぐにでも新しい書籍を読みたい、また、地域(地区)の特色に合った本を読みたいと思うのだが。

ただ、中央にあわせるだけ、飾りだけの図書館は要らない。

町に根付く図書館が欲しい。

 

 

 


図書館の思い出・・・。

2013年07月07日 16時37分19秒 | 図書館問題

幼少期、県都のマンモス小学校に通っていたころ、図書室には司書が居て、それがあたりまえだと思っていた。

現実には違っていて、大人の事情もあるんだなとあとあと知る事になるのだけれど。

 

自分は最初は本には興味がなかった。

友人に誘われるがままに、図書室に行ってみないか。というのがきっかけだった。

図書室には色んな本があって、児童もたくさん居て、人に溢れたにぎやかな場所だった。自分が好きだった本は宇宙関連の本で、貸出(持出)禁止の図書館内のみ閲覧可の本であった。そこに行かなければ読めないから通う、昼休みや放課後に足しげく通う、くだなくとも楽しい、そんな日々であった。

やがては友人と自分と司書さんがなかよくなり、話し合うようになっていく。

小学生の高学年になれば委員会活動で図書室の手伝いもあろうが、当時の自分は低学年で委員会活動が出来る学年ではなかった。それでも本に興味があった自分は、友人とともにお手伝いが出来る事がないかと申し出たものだった。

最初は、司書さんは遠慮しがちではあったが、すこしぐらいはと、返却本の棚への戻しをやらせてくれた。

 

本のラベルにあるコードを見て、本棚のコードを照らし合わせて該当する棚、場所に戻していく。まるでジグソーパズルのピースを埋めていくかのような大変だけれど面白い経験であった。

この返却本作業のときに本のタイトルを見るのだが、借りてくれた本は面白かったのだろうか?自分も読んでみたいという興味がわいてきたものだ。

そのうちの何点かは実際に借りて読んでいった。

 

小学校の蔵書にも限界があるので、放課後に市立図書館にも友人と通ったりした。

やはりここにも司書が居て、色んな本があって面白かった。学校にはないサービス(絵本の読み会)など楽しい場所だった。

 

そんな楽しい場所とも、さよならする時期が来る。転居だ。

佐渡に来た自分に再び図書室で楽しい出会いをさせてくれるのだろうかと期待したが、残念な事に打ち砕かれてしまった・・・。

司書のいない無人の図書室・・・。ひっそりとした空間はあまりにもさみしすぎて、自分が読みたい本がなくて、悲しくなった。

最初はそれでも足しげく図書室に行ってはいたが、無人の図書室・・・。あまりにも寂しくて徐々に足が遠のいていった。

悲しくも、小学校を卒業する頃には図書室に興味を持たない自分が居た・・・。

 

 

これを思うと、図書館の行政改革における、図書分館無人化は、本への興味の衰退、文教の弱体化を進めるものではないのかなと思う。

 

 


自省・・・。

2013年07月03日 08時47分11秒 | 図書館問題

昨日の予算についての書き込みはキツく、酷いものではないかと、後になって反省。

個人的にはよくなって欲しいからこそ、敢えてブラックな一面を見せたというところ。

 

右翼、左翼、中立派と政治がらみになるとレッテルを貼って区分したくなるのが人の常でありますが、自分はどちらかというと中立的な立場でいたいという考えてある。

だが、中立派はどっちつかずにもなるので嫌われる存在にもなる。まあ、あやうい立場なんでしょうけどね。

 

個人的スタンスでは

 ・市政の財政の行革は賛成である

 ・図書館のサービスの低下は極力さける

 ・1地区に1図書館の存続

 

富山県のモデル(学校図書室と公共図書館の併設)

  http://www4.plala.or.jp/ptosyo/sibazono.pdf

 ひとつの施設(図書館)に学校の蔵書と公共図書の蔵書が一緒に並べられて、複合化と共有化がなされている。

 佐渡の人口減と小中学校の統廃合、図書館の統廃合を考えるに、一部は小中学校との併設・共有化もひとつの道ではないかと考える。

施設維持費の軽減、生徒の図書活動の参画で親しみやすい図書館作りができないですかね。もちろん、司書をつけてくださいですよ~。

無人化では意味ないですもん。


図書館の予算について考える

2013年07月02日 09時59分29秒 | 図書館問題

前回の書き込みで図書費(資料費)が、

 

 845万円 (1人あたり・・・ 134円)

 

と、書いたわけだが・・・。以下の資料を見ると・・・。残念ながら22,23年は見つけられなかったのですが。

新潟県公立図書館予算状況(平成20年度)

http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/riyo-tokei/yosan_20.pdf

新潟県公立図書館予算状況(平成21年度)

http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/riyo-tokei/yosan_21.pdf

 

平成20年度 図書費 1279万円 (1人あたり・・・ 198円)

平成21年度 図書費 1114万円 (1人あたり・・・ 160円)

平成24年度 図書費 845万円 (1人あたり・・・ 134円)

平成25年度 図書費 710万円 (1人あたり・・・ 114円)

 

年々減少を辿っていってる。図書費削減も分からなくはないといえなくも無いが、一人当たりの単価まで下げているようではお粗末ではないかと。

5年で4割の削減とは御見事で、行革の推進で半分以下にまで減らす考えなのだろうか。

こうみれば、予算が大幅に削られて、中央図書館にしか新しい書籍が置けなくなるわな。納得。

さらに予算を削って本がないから、近隣の図書館から本を奪って充実させているように見せかける。

近隣の図書館は蔵書が奪われ、衰退・・・。閉館へ。こんなビジョンを描いているのかな。

 

伝統と文化の島といいつつ、真逆にいく行政・・・。

衰退していくのだから、これでいいのだろう。という思考?

 

追記)

図書館運営というのは収益をもたらす事業ではないので、コスト削減の対象にされ易い分野なのでしょうね。

小生の推測の域からの予算配分の内訳で考えるに、

予 算) 3787万円 - 資料費) 845万 = 2492万円 これが運営費

運営費から 約100万円 × 10館 = 1000万円 が施設運営費用 (電気水道代など。おおまかなどんぶり勘定です)

臨時職員給与 約153.6万 × 10名 = 1536万円 (全員フルタイムで働いた場合で換算)

     153,6万=128000円(月額)×12ヶ月

2つ合わすと運営費と比べてオーバーしてしまいますが、図書室における人員配置と労働時間を加味すれば、一致するのではないでしょうか。

 

5月に各地区で図書館問題における教育委員会が人員削減と施設削減で予算を減らせれるよ~という報告会がありましたが。

人件費300万は、臨時職員を2名減らした、図書館を3つ減らせれればさらに300万も減るんだよ~ということ。

 

 


図書館戦争

2013年07月01日 21時26分52秒 | 図書館問題

「佐渡市図書館の未来を考える」さんのところのblogを改めて見させていただいた。

佐渡市議員の中川なおみ氏のblogもあわせてみて佐渡の図書館問題について考えてみた。

 

小生の頭の中(プラン)に図書館の業務委託(アウトソーシング)による経費削減案も浮かんだが、どうもそれはNGのようだ。

民間の手によって、サービスの向上が図れる、特色のある図書館が構築ができるとメリット面を考えていた。

しかし、デメリット面もあり、図書館利用カードなど個人情報の取り扱い、トラブル時の責任の所在と対処、図書サービスの品質と維持の確証。これらがクリアーできなければ業務委託をする意味がない。

ましてや人件費の安い佐渡において業務委託でさらに安い賃金のもとに運営を任せるのは過酷だと感じた。

なのでボツ。

 

ちょっと視点を変えて・・・

 

佐渡市の図書館の予算であまりにも他の市町村と比べて低予算過ぎて嘆いているとどのblogでも見かけるので・・・。

「佐渡市図書館の未来を考える」さんのところを参考に予算をみると

 予 算 額 ・・・ 約3787万円

 図 書 費 ・・・ 約845万円

図書費というのが書籍購入費用のことだと小生は思うんですが、予算額に含まれていて、おおよそ3000万円(8割を占める)諸経費であり、施設維持費、人件費等でしょうか。

佐渡市一人あたりの図書予算費は約600円と試算しているわけですが、図書費だけで試算すると「 約134円 」になる。これが高いか安いか。ジュース1本分の予算なんですよ。

小説1冊買うにしても安いもので450円はしますか。本1冊買うのに4人分をかき集めなくてはならない。

絵本だとだいたい840円くらいですか。7人集めないといけない。

 

しんどい。せめて倍額は欲しいねぇ。図書費1700万円。全然足りないと実感する。