ダイエット追憶７

７．生命の危機！？

前述にも少し触れましたが、ふぶきは２００１年の秋から２００３年の秋まで約２年間、体重に大きな増減は見られませんでした。しかし、２２歳の１１月、またも体重は減少し始めました。

この時はダイエットと言う意識は全く無かったのですが(間食もしてました)、ふぶき自身何故体重が落ちたのかは分かっています。

それはストレスです。

このとき働いていた会社がはっきり言って最悪でした。
仕事はまだ耐えられるものの、職場の環境、特に人間関係が酷かったのです(ＴдＴ)
神経をすり減らし精神的にも参ってしまい、頭はちょっとした事でガンガンするわ痛み出すわで、食事がほとんど食べられない状態でした。
この時少しづつ少しづつ体重が減り、1番減った時は４７ｋｇまで落ちました。
こんな目にあいながらも、やったー憧れの４８ｋｇ代になったーなどと少しだけ嬉しかったりもしましたが・・(←大バカ)。
（約２ヶ月で４ｋｇの減少）

５０ｋｇを切った辺りは、特別なにも感じませんでしたが、４８ｋｇを切ると生命の危機を感じました。（←ちょっと大げさ）
減量したときが秋から冬にかけてだったので、寒さに非常に敏感になったのです。
とにかく寒い！寒い！寒い！｛｛（＋＿＋）｝｝
たくさん服を着ても寒くてしょうがないのです。

さらに、眠るときも布団を（毛布合わせて）５枚かけて小さい足用のコタツを入れないとあまりの寒さに眠れませんでした。
（他の人は布団１枚毛布１枚程で十分だった時にです）　
家に居る時はコタツの中に入っていても寒かったのです。

身体も目に見えて痩せてきました。正確にはやつれたと言うのでしょうか。
手・足の甲が以前は骨だけ浮き出てたのが、血管まで動・静脈分かるぐらい浮き出ており、腕も骨と血管が多少ですが浮き出てるのが分かります。
お腹の肋骨も普通に立っているだけはっきりと見え、自分でもかなりぞっとした程です（足は何故か相変わらずぶくぶくでしたが）。

それに力も弱くなったようで、重い物が持てなくなり、何かに触るだけで皮膚に痛みを感じました。

これはダイエット云々ではなく身の危険を感じ、１月の終わりにこの会社を辞めました。

その後は家で養生し、現在新しい（今の）会社で平穏な毎日を過ごしています。


数年ぶりに友人等に会うと皆、「痩せたね～」と羨ましがられますが、実際はやつれてしまったんです。
皮肉なものです。あれほど痩せたいと思っていたのに、いざ痩せると前のように行動できなくなります。

何よりも自分の体温が下がってしまった事には、慣れませんでした。
ダイエット前は36.5度が平熱で、冬などきても全然平気だったのですが、
この時平熱35.5度しかありませんでした。37度が一般に言う微熱ですが、ふぶきにとっては高熱です。
風邪に対する免疫が低下してしまったらしく、体中のあらゆる所が痛みを発し、全く動く事も出来ませんでした.

数ヶ月ほど４８ｋｇ代が続きましたが、現在体重もほぼ標準に増えてきました。


今まで、痩せる事がキレイになるための第１歩だと思っていましたが、痩せすぎは本当に危険です。
標準体重を維持したまま、スポーツなどで身体を引き締める事が大事なのかな、と思いました。
もちろん食事にも気を使いますが、体質が変わりすぎるとそれはそれで大変な目に合います。


ダイエットを始めた事により、結果として成功したのか失敗したのかよく分かりません。減量と言う面では大成功ですが、見た目・体質の変化では失敗だったように思います。
これからダイエットを考えている方はどうか真剣に考え、ご自身の身体を大切にして下さい。

ふぶきの全経過状況
2000/12中旬　　　　67ｋｇ　　　　　　　　　←太りすぎ
2001/1　月末　　　　55ｋｇ　　　-12ｋｇ
2001/3　月末　　　　53ｋｇ　　　-2ｋｇ　　　←標準（ふぶき的に）
2001/9　初旬　　　　51ｋｇ　　　-3ｋｇ
その後しばらく大きな変化無し。
2003/11　　　　　　　50ｋｇ切り始める
2003/12　　　　　　　48ｋｇ代続く　　　　　　←ここまでは何とか身体に異変は感じず
2004/1　　　　　　　　とうとう47ｋｇ代　　　　←危険！寒さに敏感になり、体中の免疫が落ちる


※これはあくまでふぶきが体験し、感じた事です。人によっては痩せても何とも無い人も沢山います。
(友人の一人に164ｃｍ44ｋｇで普通に生活している人もいます)
上手く脂肪を落とし、立派な体型を残せた人も沢山います。

ふぶきの体験記では、こういう奴もいるんだ程度でお考え下さい。

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ここまで長々と読んでくださってありがとうございましたｍ(＿　＿)ｍ