代打 「ばろ」 

2009年 子宮頸癌腺扁平上皮癌を宣告されてからのへこたれ記録と愛猫の事

保護した猫にエイズ発覚 その③

2009年12月14日 | 猫の事

ボランティア団体さんの所で、エイズ陽性が陰性に変わるようにインターフェロンの投与をしているとブログに書いてあった。
何度か試みたが残念ながら変わることはなかったらしい。

私が入院していた病院の一階にはフリーアクセスできるPCがある。(2台)
手術も終わり動けるようになると毎日、一階に行き決まったかどうか見ていた。

10月下旬にそのボランティア団体が主催する里親募集の会が開かれた
らしい。
その時に無事里親が決まったことが書いてあった。

嬉しかった。またまた、泣いてしまった。良かった。
(すぐに、だんなと、娘達にメールをした。)

引き受けてくれた人は、エイズでも言いといってくれた、優しい人。本当に良かった。


声は届かないけど、ボランティアさんと里親さんに「ありがとう」 
きっと、もう忘れているだろうけど、ほんの少しだけ保護した子猫ちゃんにも、「幸せになれるね、良かったね。」と心で言う。

退院(11/6)して家のメールを開くと、ちゃんと決まったことがメールに入っていた。連絡をくれていた。
入院中だったこと返事が遅くなってすまなかった旨返信した。


多くの事があった。 
チクチクと嫌味を書かれていた事もあった。
「もう、エイズだから飼えないなんていわれないよ。」・・・とか

そういえば、ボランティア団体が引き取りに来たとき、ゲージを忘れてしまったので、貸した。
後で宅急便で送りますからといってた。
まだ、送られて・・・ない。
家の者は、それとこれは話が別。
すぐ連絡しろというが出来ないでいる。  
だから、後で送りますの、後が長引いているだけと思っている。

多くを考えさせられた。
本当に幸せになったから良かったが、そうでない運命だって沢山ある。
今の世の中、人間の方だって大変なのに。

誰が言ったか、何に書いてあったか忘れたが、
「人生に偶然はなく、全て必然である」と。起きるべくして起きた出来事ということか・・・

また、神様が私を試しているのかと思った。

 

 


 

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保護した猫にエイズ発覚 その②

2009年12月14日 | 猫の事

7/28(火)
動物病院にいつまでも入れておけない。お金だってかかってる。
娘2号の友人からゲージを借りて、とりあえず我が家で引き取ることに決め翌日病院を出る。

その夜、だんなに引き受け先が見つかるまでと説明するが、 「大体、普通の人は拾ってこないの!」
「見つからなかったらどうするんだ」 とプチプチ言われる。


「ばろ家では幸せにして上げられないから、いい人が見つかりますように。」
とにかく、調べて自分が出来ることは片っ端からやった。
ネットの募集掲載依頼
複数のボランティア団体にも直接TEL・メールなどをしてお願いした。
動物愛護センターにもお願いした。
地元のラジオ局にもお願いし何度も放送してもらった。
写真つきのポスターを作り友人宅、ペットショップ、獣医、近所に貼ってもらった。
内容には正直に「猫エイズ」に感染してる旨を載せた。
(ちゃんと、一匹だけで室内で飼えば問題ないとも記した。)

子猫はとても可愛い顔をしていて、人なつっこくてとてもいい猫だった。
すぐ決まってくれればいいなと思ってた。
所が、何日経っても、どこからも音沙汰がない。

我が家で引き取り、出来るだけばろんと近づけないようにしても、ばろんが近づいてしまう。
ゲージ越しから「クンクン、カプカプ」し出す。
たまに、子猫も出して遊ばせるときは、ばろんは他に隔離する。
何度かご対面してしまい、ばろんが子猫に圧し掛かり「がぶっ」とやろうとしたりでひやひや

その内、ばろんの元気がなんでか、なくなっていった。
子猫もゲージから出たい出たいと激しく泣く、ばろんも具合が悪くなり、私の入院もある。
だんだん、だんなも「どうすんだよー!」といらだってきた。
そして、とうとう最初の入院(8月)が来てしまった。これは短かったが、次回はそうはいかない。

8月下旬

某センターに相談した。
センター  「元にいた場所に返してください。親がいないと生きていけないほどの小ささなら保護するが、自力で餌を取れたり出来る大きさなら保護しない。」
私    「餌をとれるかわからないし、エイズに感染してる。このまま返すと他の猫に感染する危険があるから相談してる。」
センター  「そもそも、貴方だってエイズだから飼えないんでしょ、それなのに他の人に飼ってほしいなんて、むしが良すぎると思いませんか? 野良には野良の運命だから仕方ないんです。」
たっぷり、叱られて電話を切った。 センターの人の言うことはごもっともだ。何も言い返せずただただ、自分を責めた。 だけど最初の状態で飼えないからって見捨てることは出来なかった。

これが、最後と決めていた。
もう一度ボランティア団体に聞いてみて、どこもだめだったら、「元の所に返そう」と

いくつの団体に連絡しただろうか、どうしてもの理由を聞かれるので、時には自分の病気の事まで正直に話した。でも、どこもだめだった。 ただただ、エイズであるがために。

これまで色々助言をくれ、お世話になっていたボランティア団体さんにどうにもならなくなり元の場所に返すことに決めたとメールで伝えた。

すぐに、担当の人から連絡が入った。 「折角助かった命、逃がしてはだめ。こちらで引き受けられるか調整するから少し待ってほしい。」と
明るい光だった。 

ホンと言うと充分、子猫には情が移っていたから本当に返して(逃がして)来れるのか?
どうやって、いつ、朝?夜?本当にそんなことが出来るのか不安だった。

ボランティア団体さんが引き受けると連絡があった。
8月末、ボランティア団体に引き取られる日、安堵と幸せにしてあげられなかった申し訳なさとで涙が止まらなかった。

その③に続く


 

 

 

 

 

 

 

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保護した猫にエイズ発覚 その①

2009年12月14日 | 猫の事

今年の夏に起きたもう一つの忘れられない(辛い)出来事。
7/24 (金)


朝早くから猫の泣き声がする。もう2時間も泣いていたので何事かと様子を見に行く事にした。
近所の家の駐車場、 車の後ろに猫よけ侵入禁止シートと一緒にネズミ捕りに使う粘着とりもちがおいてあった。 そのシートに、子猫が張り付いている。
最初、ゴミかと思った。
でも、必死に泣いている。顔、体、しっぽ、全身くっついて身動き出来ない。虫やほこり、葉っぱ、色んなものと一緒にくっついている。
どうしてこんな所にこういうのがあるの? どうして?
一瞬考えたが、それよりも、「どうしよう・・・・何をどうすればいいのか? 助かるのか?」
あまりに悲惨な状態、ちょっと躊躇したが、このまま見放したら間違いなくこのまま死ぬ、と思ったら「え~い、なるようにしかならない。」 とにかく助けよう。それしか思えなかった。
そのまま抱えて家に急いだ。 7/24の金曜日 am8:00。

いつもの自分なら仕事があるし朝は忙しいから泣いてるな~位で気にしてもきっとすぐ忘れる。
でも、この数日前から病気治療の為
、会社も休職中だった。 娘達も夏休み中。
叩き起して、とりもちの取り方をネットで調べ、きれいに取り除いてくれる獣医を探した。(かかりつけの獣医は取れないからやらないと断られた。)
小麦粉とサラダ油をつけて洗剤で洗う。 ちょっとは取れるけど、全身についていて限界。

あちこちTELをしてやっと受け入れてくれる獣医も見つかった。 
とりもちを取ってもらい簡単に診察もすると状態は思ったより悪くなかった。
一安心 でも・・・ 
獣医が「で、どうします。子猫?生後2ヶ月位のメス。このまま引き取りますか?」  
正直、そこまで考えてなかった。助けたその先は・・・・・先住猫もいるし飼うつもりで助けたわけではない。 いきなり病気の検査もしないで連れて帰るわけにもいかず、すぐには結論がでないと伝えると、野良猫の場合は一泊1500円で預かれるというので、仕方ないのでとりあえずお願いして病気の検査もしてもらうことにした。 (3泊分と処置料は前払い)

一緒に行った娘2号は「飼えるよ、このまま飼おうよ」と、飼う気満々。
ばろんはずっと一匹だったから不安もあったけど、大丈夫なら飼えるかなと思った。

でも子猫に病気が見つかり、自分も病気でこの先 入院も手術も控えてる身。
どこまで面倒見れるのか自分の状態もわからない。

7/27(月)

結果を聞きに行くと「猫エイズの陽性反応が出た。 まだ小さいから感染源は母猫でしょう。ただ、小さい時は親猫の免疫が残っているから陽性反応が出てしまう事があり、もう一度検査をすると陰性に変わることもあるという。生後6ヶ月位を過ぎないと判定が当てにならないらしい。

猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)・・・聞いたことがあるくらいで病気の知識はゼロ。
獣医の説明によると、感染理由はエイズウイルスをもっている猫とのケンカ、接触(唾液感染が主)母子感染 。
感染すると有効な治療方法がないが、感染しても発症するとは限らない。
免疫力が落ちないように、猫にストレスを感じさせない環境をできるだけ整えれば、発症する確率を下げることができる。
エイズが発症すると、免疫力が低下して貧血が激しくなり、体重が落ち、リンパ浮腫
などのがん(悪性腫瘍)にかかりやすくなります。その結果、ほかの病気を併発して死に至ることもある。

つまり、完全室内外で、穏やかな環境で猫にストレスを与えずに飼育できれば、発症しないで寿命を全うすることもある。
初めて猫を飼って、なおかつ一匹だけの生活でならそれも可能かと思う。
すでに先住猫がいて、こちらに感染しないという保障はない。
また、部屋を別々にするとか、子猫はゲージで飼うなどし、餌、トイレは別々にするなどしてはどうかというが、そんなに大きな家に住んでいるわけでなし、ただでさえ、外に出れないのにこの上、ゲージに入れっぱなしなんて、可哀想で出来ない。
かと言って、もしばろんに感染したら間違いなく、私のせいだ。 ばろんは外には出ない、他からは感染するわけがない。

さらに、獣医は続けて、去年エイズ予防ワクチンがでたが、まだ安全性が保障できない。かりに、ばろんにワクチンを接種すると、ばろんに悪性腫瘍が出来てしまう可能性もある。
今の所予防は、感染猫に近づけないようにするほかないらしい。

とにかくこのまま、すぐに連れてはいけないので、もうしばらく病院にお願いした。

<エイズに感染していても他の動物、人にはうつることはなく、猫だけに感染する猫特有の病気>

 その②に続く

 

 

 

 

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12/14 ヒモパンはいてみました

2009年12月14日 | 日々の事

12/14 

先日、ヒモパン買ったんで折角なんで、あれなんで、はいて見ました。

買ったとき、店員さんが「これはなんちゃらかんちゃらのブランド、でもすごい安くなってるからお買い得なの 普段4000円(高っ)くらいするのよ~
って、値段見たら1500円。う~ん上代もブランドもどうでもいいし・・・ 
4000円ってそんなにするのか「ひもぱん」って。 1500円が安いのかわからない。


しかし、だいぶ疲れていた。

私の嫌いなことの一つが「買い物」 所謂ショッピングーってやつ。

他に行くのも探すのももうイヤ。 
仕方がないから、「じゃ、それで。」 こういうことは多い。
サイズがなかったから、ボクサーパンツも一緒に購入

ひもぱんちゃんのはき心地はなかなかです。
用途が用途だし・・・付け根を締め付けないためなんで、その辺はばっちりでした。 お尻のくい込み気になるかと思いきや全然気になりませんで。

まっ、こんなことがなければ絶対こういう、おパンツははかない。
私を知ってる人は想像だけで笑えると思う。
今度温泉にでも行って、はいて見せてあげよう

 

 



 

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