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海辺のモラトリアム

フランス(ニース、グラース)留学に伴う諸々の準備や現地での生活について、知人に向けての近況報告

Antibes(アンティーブ)

2008-12-14 05:54:45 | フランス留学生活
12月6日(土)
学校の行事でLucheram(ルスラム)という所に行くはずが、
アクティヴィティ担当者が来なかったので、
Antibes(アンティーブ)に行くことにした。


アンティーブ岬の東にある城壁に囲まれた町。
観光案内書付近で200番のバスを降り、地図をもらう。
とりあえず、ピカソ美術館を目指して、旧市街を海の方向に歩いた。


町はクリスマス仕様のためか、人が多かった。



おしゃれなパン屋・お菓子屋、雑貨屋がいっぱい。

マントンにある商店街も、ニースより足を止めて見てみたくなる感じだと思ったが、
こっちのほうがもっといい。



海に出る直前に、市場を発見。



お菓子やチーズ、野菜や花、ジャム、肉などが売られている。
特に、香辛料の種類が多く、目を楽しませてくれた。

一緒に行った友達のマザーの話では、アンティーブの市場は有名らしい。




海岸線は城壁に囲まれていて風情がある。


公共の砂浜とその上にある高台(駐車場?)。

日向ぼっこをしながらサンドウィッチを食べた。




海に面して聳えるグリマルディ城の中が、ピカソ美術館になっているらしい。
  
生憎、閉館中だった。


昔ながらの建物が残っていて、落ち着いた感じのおしゃれな街だと思った。

カフェでお勉強

2008-12-02 05:33:36 | フランス留学生活
今日はカフェでお勉強。

ニースの中心地、ジャン・メドゥサン通りにある『FNAC(フナック)』の最上階のカフェだ。


ちなみに『FNAC』にはCD、DVD、本などが売っていて、チケットの予約もできる。
CDは特定の曲は日本のように一曲まるまる視聴できる。
それに加えて、すべてのCDが、バーコードをピット機械にかざせば、一部のみだが視聴可能だ。
日本にも導入してほしい。

本屋にはまんがコーナーがあるので、懐かしい限りだ。
椅子があり、座り読みしている子たちが結構いる。
先週見かけたのと同じ少年が今日もいたので、彼は常連さんなんだろう。
昼間っからまんがばっかり読んでいて、大丈夫なんだろうか
…そういう私も、ここの常連になるつもりでいる。
結構生きたフランス語が勉強できそうな気がするのだ。



図書館だと逆に静かなくせに物音だけ響いて、集中できない。
フランス語がペラペラになったら~などと妄想の世界に飛んでしまう。

ここのカフェは、勉強に最適だった。
屋内にあるし、そんなに騒いでしゃべっている若者がいないし。
ある程度話声があって、それが自分の興味や不快感を煽らない程度がいい。
今は話声があってもフランス語わかんないから問題けど~




今週は

2008-11-29 23:52:06 | フランス留学生活
今週は、雨続きで寒い。
山には雪が降っていて、そこから吹いてくる風がすごく冷たい。

週末も雨なので家でのんびりしたり、近くの市民センターにエアロビクスをしに行ったり。

この絵は、マザーの孫娘アガートが描いて、マザーが色塗りした。
キティに胸が…。

チョコレートの祭典

2008-11-27 02:51:32 | フランス留学生活
日曜は、学校の友達のお誘いで「Exposition sucre&chocolat(スィーツとチョコレートの祭典)」
に行ってきた。
今週の土日に開催されているらしい。
場所はAntibe(アンティーブ)という町の西側。
200番のバスに乗り、”Regence”という停車場で降りた。

会場は、観光案内書よりもちょっと東側に歩く。
賭博のカジノの付近にあるpalais des congres(パレ・デ・コングレ)の脇に
特設会場が設けられていた。


外観と内部。
  


これは飴細工作成中。



マカロンを試食でもらった。



剣道をモチーフとしたお菓子。



可愛くないパンダ。




会場では、お菓子のコンクールが行われていた。
3人の男の子たちが、フェニックスを題材として、シューと飴細工を使って作品を競う(おそらく)。

こっちのは16歳の若手の作品。
シューを鳥の胴体に持ってくるアイデアと、どっしりとした安定感はいいと思うが、
全体的にグロテスクなのが残念。
あまり判別つかないけど、写真のおく~のほうのニワトリみないなやつだ。



このお兄さんは一番落ち着いていて、最も早く作品を仕上げた。
凝り過ぎず、効率よく素晴らしいものを作り上げていた。
白い翼はメレンゲ、真ん中と土台に見えるのが飴細工のバラの花。
土台が、シュー。



彼は一番時間がかかって、最後はすごく焦っていた。
たぶん自分の腕を見せようとしすぎて凝り過ぎたためだろう。
これは飴細工の鳥の胴体を、土台に乗せようとしているところ。


彼が作った飴細工の鳥は、すごく綺麗で、翼も大きくて繊細だった。
それだけ見せればよかったのに…と思った。
高く積み上げすぎたシューの土台が、ピサの斜塔のように傾いていた。
最後まで見ていた人の話では、やっと出来上がった直後に、まるごと倒れてしまったらしい
…泣けてくる。

マントンへ

2008-11-26 05:42:14 | フランス留学生活
土曜日は、学校の主催でMenton(マントン)へ。
だが、30分過ぎても先生は現れず。
前日の夜に何かあったらしい。
警察がどうとか言っていた。

で、生徒6人だけでマントンへ。
皆お腹を空かしていたため、食べてちょっと歩いて終わりの観光。
  

マントンは、イタリア国境付近のこじんまりした町。
ニースからバスで1時間くらいだろうか。
ちょっと見た感じでは、旧市街には、おしゃれで見る価値のある可愛いお店が集まっている。


これは、海岸から見えた教会。




モナコよりも東側にあるため、途中でモナコの街もバスの窓から見ることができた。
夜通るときれい。道は狭いなーと思った。

CAP3000(ショッピングセンター)

2008-11-21 03:07:09 | フランス留学生活
CAP3000(カップ・トロワミル)という巨大ショッピングセンターがある。
マセナ広場にもある「ギャラリー・ラファイエット」というデパートが、その他専門店とともに中に入っている。

今日は学校の友達とバスに乗ってそこに行ってきた。
マセナ広場付近から、52番、59番などのバスで行けるし、長距離用の200番などのバスも停車する。

下車したバス停はここ↓
 

私は日本のしょうゆが欲しかった。
豚肉に、しょうゆとショウガをかけたらおいしいから。
近くのスーパーで買ったしょうゆは、中国料理に使うものということで、甘くて少しとろっとしていた。
値段は2ユーロもしなかったけど。

ギャラリー・ラファイエットの食品売り場に、キッコーマンとヤマサのしょうゆが存在した。
他に、NYで生産された「traditional japanese」などと書かれたしょうゆも。
でも、皆高い。
100~200mlくらいで5~7ユーロする。
そこまで欲しくなくなり、購入をやめた。


とても奇麗な夕焼けだったので、写真を一枚。





ニース近代・現代美術館

2008-11-20 03:12:49 | フランス留学生活
今日は、マセナ広場にあるサンドウィッチ屋さんでパンを買い、海岸へ。
4.5ユーロと、前買ったとこよりは少しだけ高めだが、同じ値段で具材やソースを選ぶことができる。
お店の前に、テーブルもあり。
残念ながら、店の名前は確認し忘れた。


*******************************************************
現代美術館へ行ってきた。
また「どこ出身だ?」と聞かれ、「日本」と答えると、無料だといわれた。
もしかしたら今は特別無料期間で、来館者の国籍を確認しているだけかもしれない。

最初に、上へあがれと言われたので、屋上まで上がって、上の階から見ていった。
現代美術は、何がいいのか正直よくわからない。
グロテスクな作品が多い気がする。
未来的なもの、何か思いが込められていそうなものを表現しようとすると、
どうしてもシュールな表現に走ってしまうんだろうか。

あとでガイドブックを確認すると、「インターナショナル・クライン・ブルー」で知られる
イヴ・クラインの作品が有名とのこと。
あの、キャンパス全体がブルーに塗られている作品が多分そうだったんだ…。


↓屋上がすごくアーティスティックできれいだったので、その写真。
  

  

市民センターで英語学習

2008-11-20 02:51:38 | フランス留学生活
ニースには、市民がジムやヨガ、柔道、合気道、英語などを学習できるためのセンターがある。
会員であれば、すべてのレッスンが好きなときに受講できる。
私もマザーに教えてもらって115ユーロ(3か月間)で入会した。


フランス語に加えて、英語も必要に迫られてマスターしたいのだ。
初日だからか、昨日はマザーも一緒に連れて行ってくれた。
夜間に英語の授業がある「サン・オーギュスタン」センターは、家から自転車で15分くらいと、結構遠い。

レベルは2つあって、最初の授業がレベル1のクラスだった。
人数は20近くいただろうか。
女の人がほとんどだ。
先生はフランス語でしゃべり、簡単な文法の説明とエクササイズをするため、
私にとってはフランス語の授業だった。
それも十分意義がある。


レベル2のクラスは、10人くらい。
男性と女性半々で、みなインテリっぽい上品な人たちばかりだった。
結構しゃべれるし、一人一人テキストを朗読していくスピードに合わせて理解できている。
自分にとってはハイレベルだが、それくらいでないとだめだろうと思う。
一週間に1回しかないのが残念なところだ。

↓これがセンター。
うちの周辺に3つある。

学校初日

2008-11-18 05:03:49 | フランス留学生活
9時集合。
今週から授業開始するのは、私を含め3人。
まずは筆記と面接のテストを受ける。
他は日本人が一人、ギリシャ人が一人。

結果、レベル1のクラスに配属された。
8人中5人が日本人。
最初、何人か日本人がいたほうが安心する。
あとは、英国人2人とロシア人1人。
英国人二人は男の子と女の子。
女の子が男の子の発言に怒って消しゴム投げたりと、二人の掛け合いが面白い。


午後は、サンドウィッチを買って、海岸でみんなと食べた。


その後、現代美術館へ。
マセナ広場を、trumの線路に沿って西へ進み、バスターミナルの西側にある。
下の赤い壁に囲まれた階段を上っていくと、広場に出る。


これは、劇場。


劇場の向かい側が、現代美術館。

あいにく、今日は月曜日のため、閉館だった。


太陽の噴水。
空高く吹き上げる。
周りに水が飛び散るのもお構いなしの設計が、外国らしい。(偏見)



これは、Trum(トルム)。日本で言うと市電だ。



今日は念願のカフェデビューを果たした。
カプチーノを頼んだが、特においしいわけでも見栄えがいいわけでもない。
3.8ユーロだった。
お店にもよるが、日本の奇麗なカフェのほうが私は好き。

それにしても、店外に設けられたテーブルのほうが人気で、
夕方になると寒いのに、それでも皆が外を好む様子が面白いと思う。

サイクリングの一日

2008-11-18 04:38:22 | フランス留学生活
日曜はサイクリングで、ニース美術館めぐり。



一番近所のフェニックス公園。


丹下健三なる人が設計した、アジア美術館がある。
「どこから来たの?」
「日本」
って答えると、フリーだと言われた。
本に6ユーロと書いてあったのに、季節限定だろうか?
所蔵品はあまりないが、きれい。
館内のお土産売り場付近に、カップの自販機発見
日本色が濃くて落ち着く。


フェニックス公園も良いらしいが、まだ中に入っていない。


自転車でカンヌ方向に行けるところまで行くつもりだった。
途中、「プロムナード・デ・フロー・ブルー(=青い流れの散歩道)」という
規模の大きい公共の砂浜と、カフェが軒を連ねる穴場を発見。
  


走り続けていると前方に、巨大遺跡のような白い建造物が見えた。
目標を定める。


ホテルだった。。
<


午後は、マティス美術館へ。
シミエ地区のローマ時代の闘技場を中心とした公園の中にあるらしい。
行けども行けども坂道。
めちゃくちゃ遠かった。
ちなみにバスなら20番もしくは17番で簡単に行ける。
  
ここは行く価値があると思った。

季節のせい?か入場は無料。
下絵などがほとんどで味気ないが、中はおしゃれ。
何点か油絵もある。
「キリストの死」は、力強くて迫力があった。
「フネートル・ア・タヒチ(=タヒチの窓)」は、自分が抱いているマティスの絵の印象そのままだ。
子供みたいな絵で、子供の時は好きじゃなかったが、今みると、力強くて明るくて癒される。

マティス美術館に隣接するアーケオロジー(?)美術館も無料。
プロヴァンスの古代遺跡が展示されている。
中庭は、おそらくローマ時代の闘技場の遺跡。
この中を歩ける。




天井にフレスコ画が施された教会。
マティス美術館がある公園の広場を、駐車場方向に出るとすぐ。
美術館として無料開放中?
かなり芸術的だった。
  


これ、ペタンクっていう競技?
おじいちゃんたちが白熱していた。



夕闇に染まるマセナ広場。
太陽の噴水や、ギャラリー・ラファイエットっというデパートがあるところ。
(ジャン・メディサン通り)